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講座名:物質科学課題研究

担当者:山田 直史
週時間数:2
コース:文理

目標

テーマごとに身近にある物質の測定分析を通して、類似点・相違点から新たな課題を発見する。また、科学実験や課題研究のおもしろさを、地域に発信する手段を課題研究として取り組む。生徒自身がこの講座を通して研究における主体者としての能力の育成を目指す。

課題研究テーマ

第7の栄養素といわれる「フィトケミカル」を題材として扱う。特に酸化を防ぐ『抗酸化物質』に注目してテーマを設定し研究を進める。

主なテーマ
  • 野菜同士の相互作用による抗酸化活性や物質の変化
  • マスカットオブアレキサンドリア種子のもつ可能性

身につける測定技術

  • DPPHラジカル捕捉活性法(抗酸化活性の測定)
  • インドフェノール法・ヒドラジン法(ビタミンC量の測定)
  • フォーリンチオカルト法(ポリフェノール量の測定)
  • チオバルビツール酸法(油脂の酸化量の測定)
  • チロシナーゼ活性阻害測定(メラニン生成阻害による美白効果の測定)
  • がん細胞を用いた測定(がん細胞の増殖抑制効果への検証)
  • 抗糖化活性測定 など

評価の方法

課題に対する興味、発表内容の理解、実験などの協調性や積極性

講座内容の計画

講義・実験・実習

  • 課題研究に向けての事前講演
  • 手作り化粧品の作成
  • 試薬調製の計算演習
  • 抗酸化物質の測定と検証

テーマごとの研究

  • 報告・発表
  • 中間報告・年間報告
  • セミナー発表
  • 研究論文報告の作成
  • 学会等での発表

大学・公共機関との連携

  • 岡山大学農学部
  • 岡山県立大学保健福祉学部
  • 就実大学薬学部

授業の様子 授業の様子

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