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先輩からのメッセージ

充実したスクールライフをおくる、素敵なセンパイたちからあなたへ。

高校なでしこ生徒会会長 中山和音さん

高校なでしこ生徒会会長 中山和音さん

こんにちは。第71期高校なでしこ生徒会です。今年度は私たち生徒会を中心として部活動や委員会を活性化することを目標に活動をしていく予定です。
私たちの主な活動内容は、生徒の代表として文化祭やその他の行事について企画や運営にあたり、生徒の皆さんの思い出作りをサポートすることや、あいさつ運動やSSH、SGHAの活動を通して学校や学校の雰囲気をよりよいものにしていくことです。
また今年度からは、持続可能な開発に向けて自分たちに何ができるのかを考え、学校全体で取り組んでいきます。
1年間という短い期間ではありますが、私たち6人で協力し、生徒の皆さんが充実した学校生活を送ることができるよう尽力したいと思っています。どうぞ、宜しくお願い致します。

中学なでしこ生徒会会長 木口佳南さん

中学なでしこ生徒会会長 木口佳南さん

こんにちは。10月から中学なでしこ生徒会会長を務めさせていただく中学2年生の木口佳南です。私たち生徒会は、みなさんと一緒に作る学校を目指し『together』を目標にしています。また、今まで生徒会の先輩方が築いてきてくださった大切なこの生徒会の伝統を引き継ぎながら、みなさんが思わず楽しくなるような行事や校内展示などをがんばっていこうと思っています。そのために日頃の生徒会活動を4人で協力しながらしっかりと頑張ります。今までの先輩方が行っていたあいさつ運動、ブログの更新などにも力を入れていこうと思っていますので、よろしくお願いします。
清心生としてこの学校で過ごせる幸せ、先輩や友達、後輩と共に学んだり活動に励むことのできるこの大切な環境を守り、みなさんと一緒によい学校づくりができるよう一生懸命がんばります。よろしくお願いします。

長い歴史を誇る本校には素敵な卒業生がいっぱい。

迷いながらも、信じた道をひたすら歩く。

卒業生 上廣尚子さん

上海外語学院文教専科 財団法人中華工商研究所研究員
上廣尚子さん

私は去年、岡山大学大学院文化科学研究科を卒業し、経済学博士の学位を取得しました。学位論文のタイトルは、「明治期輸出向け花莚生産の展開」です。今は外国製品に押されている藺草製品ですが、岡山県産の花筵には輸出産業として華々しい発展を遂げた時期がありました。
この研究内容について、これまでに3回、清心高校で授業をさせていただきました。母校での授業。私の心境は複雑でした。私のようなものでいいのか、高校時代の私を知っておられる先生方の前で、恥ずかしくない授業ができるまでに成長しただろうか。
正直に言うと、そのような自信はまだありません。私はただがむしゃらに、できることとできないことを分ける余裕も自身に与えず、前を向いて進んできました。私が博士号を取ったということが、どれだけの人に勇気を与えることになるか。
そんな少し大それたことを夢想しながら、次の仕事、中国の大学での授業の準備に追われています。まだしばらく振り返る気はありません。ただ常に、お世話になった人たちへの感謝だけは忘れないようにしたいと思っています。自分の信じた道を真っ直ぐに生きてください。

自分自身をまっすぐにに見つめた、二子の丘での時間。

卒業生 平松洋子さん

エッセイスト、フードコラムニスト
平松洋子さん

朝、バスから降りて時間を気にしながら息を切らして坂を上がっていくと、いつも一番に迎えてくれるのがお御堂の十字架だった。早く教室に入らなくちゃ、と気は焦るのだが、しかし一方で、なにかがほっと癒された。
なだらかな稜線を背景に紺碧と白のコントラストを見せるお御堂の凛としたたたずまいは、卒業後二十年を経った今でも、鮮やかに心の中にある。
大学卒業後、まずアジア各国に足を繁く通い始め、その食文化のありようを考察しながら文章を発表し続けてきた。
異文化の食と暮らしの関係を探求することはつまり自分のありようを深く見つめることから出発しなければならないと知ったのは、書き始めてしばらくたってのことだった。
高校時代、何度となくお御堂の椅子に座ってひとり、思索の時間を過ごした。それは、自分自身を静かに見つめることを学んだ最初の経験だったかもしれない。あの丘の上に流れる清々しい朝の、明るい昼下がりの、そして夕暮れ時のおだやかな空気を、私はときおり宝もののように大切に思い出す。

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