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『ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム』準備セミナー第一回

本校生徒10名が『ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム』準備セミナー第一回に参加しました。(2013年6月9日)
これは2014年秋岡山市で開催される『ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム』の開催に向けた勉強会で、大阪府立大学・岡山市の委託事業として今年度は全9回のセミナーが展開されています。

参考:岡山市『ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム』

活動の主体となる高校生6名と顧問の小寺先生。

活動の主体となる高校生6名と顧問の小寺先生。

大阪や岡山の参加高校の前で本校をプレゼンテーションしました。

大阪や岡山の参加高校の前で本校をプレゼンテーションしました。

中学生・高校生で参加する学校は本校だけ。中学生4名はオブザーバーとして参加させて貰いました。

中学生・高校生で参加する学校は本校だけ。中学生4名はオブザーバーとして参加させて貰いました。

参加した生徒の感想(1)

ASPnet 7カ国高校生国際会議宣言2008年度
  • 笑顔であいさつすること。
  • こころから「ありがとう」を言うこと。
  • 学んだことを伝え広げること。
「日中韓高校生フォーラム」共同宣言2012年度
  • 電気をこまめに消すなどの方法でエネルギー資源を大切に使うこと。
  • 私たちの考えを伝え広げるために、自分たち自身が伝えること、情報メディアを上手に使うこと。
  • 伝えるべきことを学び、外国語を含めて多くのことを学ぶ学習に力を入れることで、私たちのコミュニケーション能力を高めること。
  • つながりを強めるような仲間同士や、いろいろな人が集うサークル活動をすること。
  • 自分とは違う意見に耳を傾け、相手の意見を尊重する気持ちを持つこと。
  • 自分が思いやりを持ち、それを相手や社会に示すこと。
  • これら6つの態度や実践が損なわれているときに、そのことに気づく力をに身につけること。
ESDとは持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)
  1. いのち・・・すべての命・自然がつながり続ける社会
  2. 文化・・・人を育む文化が深まりつづける社会
  3. くらし・・・健康で豊か、そして安心できる生活を支えあい続ける社会
  4. こころ・・・人の心をお互いに豊かにし続ける社会
今日学んだこと
  • 何事も笑顔で感謝し、相手を思いやる。
  • たった一つの場でも、さまざまな人が支え合って創られている。
  • 他人を受け入れると自分の視野が広がり、問題解決できる。
  • 言葉が通じなくても、感謝の気持ちを伝える。
  • 心の改革、自分の行動に自信が持てるように(行動できるように)
  • フォーラムを準備するための正しい心構えとは。ESD劇団を見て学んだ。
  • 自分がされて嬉しいことを相手にも。
  • ESDは難しいものではない。
  • 周囲への理解と受け入れがESDにつながる。
  • 勝負じゃんけん - あいこじゃんけん(共存する喜び)
  • 人の気持ちで考え方が変わる。
今日、学んだこと、感じたこと

今日のセミナーでは、「ありがとう」という言葉を感度も聞きました。「感謝50連発」、一日の中で、何回人に感謝すべき場面があるのかと改めて思うと、たくさんありましたが、「ありがとう」と言葉に出していないと気がつきました。それを言葉にする大切さを改めて思いました。また、個人個人ではなく、みんなで協力し合い、一つの大きなものを完成することの意味があると思いました。相手に感心を持ち、相手を尊重し、親切な心を持つことが大事だと思いました。

今日初めて会った人たちなのに、バスが着いたときからあたたかく迎えてくれて、すごく嬉しかったです。あたたかく迎えてくれて、私は嬉しかったです。また、大阪の学生が岡山に来たとき、同じように迎え入れたいと思いました。

ESDは難しいと思っていましたが、結構自分に身近なものなんだと思いました。積極的に話してみる、主体的に発信してみるなど、簡単そうで思うより難しいこともあるかもしれません。

今回のセミナーでは何度も自分の意見を言う場面はあったが、それができなかったのは自分に積極性がなかったのだと思います。次回は積極的に手をあげて、自分の意見を少しでも言ってみようと思いました。

もっともっと親睦を深めて、お互いを知って仲良くなり、一緒に世界大会を成功させていきたいと思いました。じゃんけんをしたときもなかなか積極的にできなくて、自らが親睦を深めれるチャンスを逃しているんだと痛感しました。

今回よりも次回、スキルアップできるように頑張りたいです。

参加した生徒の感想(2)

「どうなるのかな」と不安でしたが、外でのお出迎え、施設内での歓迎など、心温まることが多くて、不安もすぐに吹き飛びました。7月の岡山でのセミナーは今回の私のように不安がすぐに吹き飛ぶような歓迎をしたいと思いました。

UNESCO ESDの考え方でただ話を聞いて理解しようとするのではなく、みんなで協力した机の移動、競争じゃんけんとあいこじゃんけんを実践にやってみての違い、朝起きてから夜寝るまでの相手への感謝を探すことなどの自分がやってみて、感じることがそのままUNESCO ESDの考え方になると感じました。実際に自分がやってみる方がわかりやすかったです。

何気ないじゃんけんのなかにも、競争じゃんけんでは勝負、序列などがありますが、国際フォーラムのあり方はあいこじゃんけんのように、協力、強調、協働というあり方をしっかり心にとめておきたいです。「協力」の「協」のようにみんなで力を合わせて国際フォーラムに向けて頑張っていきたいです。

一番心に残ったことは、持続可能なものは開発だけではなく、こころ、人、自然などがあるといくことです。私は、今日まで「持続可能な社会、開発」がセットでこれしかないと思っていました。そうしたら、他にも持続可能なものがあると聞いて驚きました。今日あった項目の他にもあるのではないかと感じました。

次回の目標は、
(1)笑顔で元気に挨拶する。
(2)自分の行動に自信を持って行動できるようにする。
です。自分は今回学んで次回はそれを踏まえて何をどうするのかを考えることができてよかったです。

参加した生徒の感想(3)

私は今日、このESD準備セミナーに参加し、初めてESDの考え方を知りました。人に感謝すること、相手を尊重すること、思いやること、人として大切なことばかりだと感じました。その中でも私がこのESDを通して学びたいのは、「人を思いやる気持ち」です。社会ではいろいろな考え方の人が同じ社会で生きています。その中で衝突が起こったりするのは当然です。でもその時に自分が相手を思いやる気持ちを持っていたらどうでしょうか。今までと少し違った結果となるのではないでしょうか。これかのESDでは、自分と土地も文化も違う中で生きている人とたくさん関わり、素敵な関係を作っていきたいと思います。自分がされて嬉しいことが自分からできる人になるためにも、ESDに全力で取り組もうと思います。そして、周囲を他者を理解できる人になりたいと思います。

参加した生徒の感想(4)

ESDでは、貧困の克服、ジェンダー(男女格差)、健康の増進、環境保護、地方(農村)開発、人権、異文化理解と平和、持続可能な社会(生産と消費)などを学ぶ。つまり、人と人、人と社会、人と自然における関連について、持続可能性をもたらすもののあり方と、それを阻害する要因を学ぶ。

今日学んだこと
  • 心の改革。
  • 自分がされて嬉しいことを他人にする。
  • ESDは難しくなく、周囲への理解と受け入れがESDにつながる。
  • 人の気持ちで考え方が変わる。
  • コミュニケーションは言葉だけではない。
  • 他人を受け入れると、自分の視野が広がり問題解決につながる。
  • たった一つの場でも、さまざまな人が支え合っている。
  • 何事も笑顔で感謝し、相手を思いやる。
感想

ESDで議論される内容と私たちがゲストに対して示すべき思いやり、気配りの心、態度は共通していると思います。バスが着いた時の大阪の生徒さんたちがしてくださった歓迎、「人迎える」とはこういうことなんだ、とその時から学習が始まっていました。今度私たちが迎える立場の時は、もっと喜んでいただけるようにしようと考えることができました。そして、セミナーが始まり、最初に見せていただいた。2008年と2012年のフォーラムのビデオでは、私たちが作り上げていくものが、どれだけ大きなものか、どれだけの努力が必要か、改めて考えさせられました。そのビデオを見ながら、「本当に私でだいじょうぶかな」、とか「最後までやりとげられるかな」と思いすごく不安になりました。しかし、その後の井伊先生のお話などを聞き、せっかく先生方の信頼と期待をいただいたのだから、覚悟を決めて最後まで全力を尽くそうと心に決めました。他校の生徒さんもすごく気さくな方ばかりでした。私は、人見知りがなく、初対面の方とお話するのは得意なので、すごく楽しくて「これならみんなと協力して頑張れそう」と感じました。

特に心に残ったのは、「小さなことにもありがとう」と「~しっぱなしにしない」ということでした。この2つは基本的ですが、根本的に大切なことだと思います。早速、明日から学校でも実践して、さらにユネスコの学校代表にふさわしい生徒になります。今回の一回のセミナーだけでも学ぶことがたくさんあって、自分を成長させるヒントもいただきました。世界大会のフォーラムまでに、私は自分を変えられるか楽しみです。先生方、こんな素晴らしい機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。

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