2014年10月04日

台風18号の影響も心配されましたが8時15分予定通り、岡山空港に帰ることができました。

JTA那覇7:25発_岡山8:15着の便で、生命科学コースの18名の生徒を引率した沖縄研修旅行から帰ってきました。台風18号の影響で飛行機が飛ばないことも想定しましたが、ほぼ予定変えることができました。10月2,3日と座間味島で2泊する予定でしたが、海がが荒れて、欠航が予想される状況があり、滞在が1泊になってしまったのが、唯一の変更点で、その他は大体予定通りに研修内容を実施することができました。琉球大学、風樹館、沖縄こどもの国の先生方には、講義や実習で協力していただき本当に感謝しています。

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:04| | コメント (0)

沖縄こどもの国で、爬虫類の話と動物観察

琉球大学の卒業生で、沖縄こどもの国も飼育員をされている方に、爬虫類のヘビやカメの話をしていただきました。その後で、ワニの餌やりを体験させていただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 15:39| | コメント (0)

沖縄自然環境コースの情報

沖縄現地NHKのテレビのテロップでは、明日の交通機関について、海の便は欠航が多く出ていますが、飛行機については「空の便はほとんどの便で通常どおりの運航を見込む」との情報を流しています。
今回の修学旅行については、4日の朝に座間味から那覇泊港へ移動する予定でしたが、台風18号の影響を考え、2日のうちに座間味から那覇泊港に3日の便に予約を変更していたので、本日無事に那覇泊港に帰ることができました。その次の便から欠航になっていますので、変更してよかったと考えています。岡山行きの飛行機は一日1便しかありませんが、無事に乗れることを祈っています。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 06:30| | コメント (0)

2014年10月03日

琉球大学風樹館で沖縄の生物についての講義

台風の影響で座間味島を一日早く離れてしまったので、座間味での夜の生物観察などができなくなってしまったが、琉球大学風樹館の佐々木健志先生が沖縄の生物についての講義を引き受けてくださり、生徒たちは貴重な話きく機会を与えていただいた。ハブ、ヒメハブやセマルハコガメも見せていただいた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:33| | コメント (0)

座間味島でシーカヤック体験

台風18号の接近を感じながら、なんとかシーカヤックとシュノーケルを体験しました。サンゴ礁の外側は波が高くなってきているので、湾内でシーカヤックをこぐことになりました。雨は降りませんでしたが、天気が少し悪かったので、エメラルドグリーンの海と真っ青な空を見せることができなかったのが残念でした。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 10:30| | コメント (0)

2014年10月01日

瀬底島の海岸でコドラートによる調査

午後は海岸に出て、海の生物の調査方法(コドラート)を学んだ。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 18:53| | コメント (0)

2014年09月30日

夜は、オオコウモリについての講義

宿泊所での夕食後、琉球大学の中本敦先生に、オオコウモリの生態や動物の観察の仕方についての話を聞かせていただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:03| | コメント (0)

瀬底島に到着後、施設見学

瀬底島の研究施設に到着後、オリエンテーションで設備説明を聞いた後施設内を見学させていただいた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:18| | コメント (0)

慶佐次湾のマングローブを観察

慶佐次湾にマングローブがあるので、研修場所である瀬底島に向かう前に立ち寄った。約1時間散策した。マングローブとは、「熱帯 亜熱帯地域の河口汽水域の塩性湿地に成立する森林」のことで、沖縄では、オヒルギ、メヒルギ、ハエヤマヒルギなどが代表的な樹種である。今回は花を見ることができた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 14:10| | コメント (0)

生命科学コース2年生の「自然探究Ⅱ」で、岡山空港を出発

学校設定科目「自然探究Ⅱ」(1単位)は、慶佐次でのマングローブ林の観察、瀬底島での講義とサンゴについての実習、座間味島での海の生物観察、沖縄子どもの国の飼育員の方からの講義で構成されています。今朝は、岡山空港で校長先生のお話を聞かせていただいた後、午前8:30の那覇行で出発しました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 11:21| | コメント (0)

2014年09月10日

アジアサイエンスキャンプ(ASC)で学んだこと

8月にASCに派遣された生徒(K.Kさん)が報告文を書いてくれました。

シンガポールで過ごした一週間は、私にとって忘れられない経験になりました。特にノーベル科学賞やフィールドメダリストによる講演は記憶に残るものばかりでした。私は9つの講義をきいたのですが、英語力や知識不足で内容を十分に理解できなかったものもありました。しかし、どの講師の方々にも共通していたことは「好きなこと、やりたいことをやっている」ということです。どの先生も自分の研究の話になると目を輝かせながら熱心にお話しして下さったことをよく覚えています。さらに、女性科学者の講義もあって、科学の世界で女性が活躍していることを知って嬉しかったです。特にAda Yonath氏の”Females can be good scientists and mothers” という言葉は心に残りました。女性でも科学が好きなら家族を持ちながらでも科学者として活躍できると力強くおっしゃっていたことは忘れられません。これからはこの言葉を信じて頑張っていこうと思います。

また、グループ活動でのポスター発表も大変良い経験になりました。私のグループでは、台湾、韓国、シンガポール、マレーシアからの学生と一緒にポスター作成をしました。グループのメンバー全員が生物学に興味があったこともあり、メンバーとすぐに打ち解けることができました。しかし、アイデアを出し合ったり議論をしたりする際、私の科学の知識不足のせいで積極的に発言できず、他のメンバーが話しているのを聞いているだけということが何度かありました。生物分野のことについて話すといっても、化学や物理など他の分野の知識も必要だということを痛感しました。しかし他のメンバーは私が分からないと言うと、理解できるまで丁寧に教えてくれてとても嬉しかったです。やはり英語は世界の人々と繋がることができる大事なコミュニケーションツールだと感じました。

私は同じ高校の先輩の「ASCに参加してとても良い経験をしたよ。色んな人とコミュニケーションが取れてすごく視野が広がった。」という言葉がきっかけで参加したいと思ったのですが、先輩から聞いていた以上に貴重な経験をさせていただいたと思います。そしてアジアのトップクラスの生徒と交流し、ノーベル賞受賞者の講演をきき、科学について熱く議論を交わすことで、大きく視野が広がったと感じています。これまで自分がどれだけ狭い世界に住み、狭い視野で物事を考えていたかがよく分かりました。ASCで経験したことは絶対に忘れません。これからは学んだことを活かして研究や勉強に取り組んでいきたいと思います。お世話になった方々、本当にありがとうございました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 06:23| | コメント (0)

2014年09月01日

アジア・サイエンスキャンプに生命科学コースの生徒が参加

アジアサイエンスキャンプは、ノーベル賞学者などの研究者の講演、ディスカッションセッションを通して、アジアから参加した学生が科学の面白さを体験し、また交流を深める場を提供しようとするものです。小柴昌俊博士(2002年ノーベル物理学賞受賞者)とYuan T. Lee 博士(1986年ノーベル化学賞受賞者)の「アジアの若者とトップレベルの学者と交流プログラムをはじめたい」という思いから2005年に出発したものです。これまでに、①台湾・台北(2007年)、②インドネシア・バリ(2008年)、③日本・つくば(2009年)、④インド・ムンバイ(2010年)、⑤韓国・テジョン(2011年)、⑥イスラエル・エルサレム(2012年)、⑦日本・つくば(2013年)で開催されてきました。今年度は、シンガポールで8月24日(日)から8月29日(金)の日程で開催されました。本校の生命科学コースの生徒は、これまでにイスラエルの大会に参加したことがあるので、今回で2回目です。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 13:07| | コメント (0)

2014年08月07日

調査データの解析と火入れ跡地の観察

午前中は、前日の森林調査の結果のを整理、午後は、調査地近くの火入れ跡地を観察した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 17:42| | コメント (0)

年輪を数え、樹木の調査データを整理

昨日の調査地で採取したコア(樹木の幹をくり貫いたチップ)から年輪数を読み取り、樹齢を数える作業を行った、その後、樹高や直径のデータをパソコンに打ち込んだ。

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:57| | コメント (0)

2014年08月06日

「自然探究Ⅰ」 研究紹介

蒜山研修では、生命科学コース1年生に大学生に研究の紹介してもらっている。今回は、広島大学理学部4年生(本校の卒業生)に、「カエルを使った再生」について、鳥取大学農学部4年生に「ナラ枯れ」について、本校生命科学コース2年生に「森林の二酸化炭素吸収量の推定」について話してもらった。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:59| | コメント (0)

「自然探究Ⅰ」 蒜山で森林調査

学校設定科目「自然探究Ⅰ」では、毎年8月に森林実習を実施している。今年は、鳥取大学教育研究林「蒜山の森」で、ブナの人工林を調査した。人工林というと、木材生産のためのヒノキ林などを思い浮かべてしまうが、今回の調査地として極相林を形成するブナを植林した実験的森林を選んだ。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 17:34| | コメント (0)

2014年08月05日

クラゲの展示で有名な鶴岡市立加茂水族館を訪問

山形県鶴岡市で開催されたバイオサミット後のツアーで、水族館を訪問しました。クラゲについての45分の講話をしていただいた後で、館内を散策しました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:28| | コメント (0)

2014年08月04日

慶應義塾大学先端生命科学研究所ラボツアー

バイオサミットのポスター発表(決勝)のあとで、慶應義塾大学の学生や研究者によるプレゼンを聞かせていただいたり、慶應義塾大学先端生命科学研究所を見学しさせていただいたりしました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 21:40| | コメント (0)

2014年05月22日

貴州省「黄果樹の滝」に行ってきました

「黄果樹の滝」は中国にて最大な滝で、貴陽市の市街地から一時間半くらいで辿り着ける。镇寧県城関镇の滝景観区にある。地表にある滝だけで18ヵ所もあり、「黄果樹の滝」は最も大きくて、滝は高さが74メートル、広さが81メートルで、周りには樹木や草が密生して美しい景色だった。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 17:13| | コメント (0)

2014年05月21日

貴州 少数民族舞踊を鑑賞

中国政府日本教職員招へいプログラムの学校視察後後、民族舞踊を見させていただいた。特に、女性の舞は美しく、宝塚歌劇団などの舞台を一度も見たことがない自分にとっては驚きでした。中国を訪問させて、小学校で見せていただいた完成度の高い児童の踊りや演奏を思い出しながら、飛行機で3時間で訪問できる近隣の国ですが、日本と文化の異なる不思議な国という印象を受けました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:41| | コメント (0)

貴州の市街地は、大規模な地方都市に発展中

空港に降り立ったときは、遠景に山が見えて地方に到着したという印象をもったが、市街地が近づくにつれて、様相が一変した。空港も増築中であったが、市街地でも建築中のビルが目立った。まさに、急速に経済が発展している最中であると感じた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 20:00| | コメント (0)

青岩の伝統的な街並みを視察

中国国家AAAA級旅游景区 「青岩古鎮」

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観光地として復元された古い街並みのような場所でした。まだ、工事中の部分もありましたが、肉や煙草など売っているものも興味深かったです。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 17:22| | コメント (0)

貴陽市花渓青岩小学校を訪問

市街地から離れた場所で、学校の周辺は大規模な道路工事が行われていたり、老朽化した住居が壊された状況の中に忽然と小学校があった。小学校の施設とは考えにくい本格的なグランドが整備され、児童の舞踊を見せていただいた。その後で、授業を参観させていただいた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 16:50| | コメント (0)

貴陽市第一実験小学校を訪問

生徒数4412名、教員数341名、63クラスで、管理職はすべて女性であった。講堂での大規模な歓迎セレモニーが開かれ、児童の演奏や踊りを見させていただいた後で、施設を見学させていただいた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 12:20| | コメント (0)

2014年05月20日

北京から貴州へ

北京から貴州へは、空路で約3時間。南方空港で移動しました。ホテルから空港までの道で、バスが渋滞に巻き込まれて、時間ぎりぎりで乗り込みました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 20:17| | コメント (0)

2014年05月19日

北京市内の趙登禹学校を訪問

小中一貫校を訪問した。日本には珍しい形だが、義務教育が一貫になっているのは自然なことかもしれないと思った。日本では中高一貫校の形が多いが、受験や進学を考えて設定されてるイメージが強いので、意外なことのように感じてしまった。踊りや芸術面での取り組みは真摯であり、見習う点が多々あると感じた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:51| | コメント (0)

中国教育部表敬訪問

プログラムの最初の訪問先は、中国教育部であった。宿舎としたホテルから歩いていける場所だった。中国の学校教育の取り組みについて概略を説明していただき、その後、質疑応答で理解を深めることができた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:40| | コメント (0)

2014年05月18日

夜、天安門へ

第一回情報共有会、夕食後、9:45から天安門に向かいました。ホテルから徒歩で35分。帰りは、地下鉄で帰りました。ホテルへの到着は11時になっていました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:28| | コメント (0)

ホテル前の広場で

夜、9時過ぎても待ちの広場で踊っている人達がいました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 21:46| | コメント (0)

北京へ到着

国連大学・国際教育交流事業「中国政府日本教職員招へいプログラム」が始まった。10時半頃羽田空港を出発。飛行機が遅れたこととバスが渋滞に巻き込まれたことで、約3時間遅れて北京のホテルに到着した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 18:09| | コメント (0)

2014年05月17日

中華人民共和国大使館主催夕食会

東京都江東区の大使館で、日中の交流を深める目的で夕食会が開催された。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 21:58| | コメント (0)

「中国政府日本教職員招へいプログラム」オリエンテーション

国連大学で出発前のオリエンテーションがありました。「中国の教育事情について」文部科学省新井聡先生の講演、2013年度プログラム参加者の発表がありました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 17:39| | コメント (0)

2014年05月15日

中国政府日本教職員招へいプログラム

ACCU中国政府日本教職員招へいプログラムで、5月18日から25日まで中国に派遣させていただきます。
http://www.unesco-school.jp/?action=common_download_main&upload_id=7538

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:57| | コメント (0)

2014年04月02日

関空からJR特急はるかの車窓から

関空に早朝6:25に到着。今まで赤道直下の熱帯多雨林の気候、気温30℃以上の場所から帰ってきたら、日本の春は肌寒かった。新大阪に向かう電車の車窓から満開の桜が見えた。そして、二子の丘の満開になっている桜を思い浮かべた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 08:00| | コメント (0)

2014年04月01日

クアラルンプール空港に到着

マレーシアl航空MH0052便で、こちらを23:45に出発する予定です。全員元気で、ブライアン先生の引率で23:10までの約1時間の自由時間を空港内で過ごしています。

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:41| | コメント (0)

クアラルンプールでスコールを体験

プトラジャからクアランプールに移動してる途中で、大雨にあいました。台風のような豪雨でしたが、スコールで比較的短時間で止みました。ツインタワーも訪問しました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:17| | コメント (0)

プトラジャヤのモスクを見学

プトラジャヤのモスクに入りました。キナバルの地元のモスクでは、許可を得て礼拝の場所まで入れましたが、このモスクは観光客への対応として、衣装の貸し出しなどは準備されていますが、イスラム教の信者でないと張られたロープの内側には入らせていたさけませんでした。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 14:12| | コメント (0)

コタキナバル空港を出発

コタキナバル空港をマレーシア航空MH2005国内便で、10:15に出発しました。コタキナバル国際空港は、建てられて10年も経っていないので、綺麗な外観の空港です。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 13:57| | コメント (0)

ボルネオ研修のHPの更新

3月24日から4月2日までのHPの更新は、空港やホテルでインターネットに接続して行っています。接続できるのは夜と早朝ですが、夜は回線のスピード遅くてなかなか更新できず、早朝の時間帯で更新しています。研修に参加している生徒の保護者の方が、このHPを見られることが多いので、なるべく早く更新するように心がけてきましたが、現段階でまだ紹介できていないイベントもあります。今日は帰路につきますので、更新できる機会は少ないと思いますが、ご理解ください。

投稿者: 秋山繁治 日時: 07:21| | コメント (0)

2014年03月31日

イスラム教のモスクを訪問

イスラム教の祈りの場所であるモスクに入らせていただきました。入場するには、女性は腕や首まわりなど肌を露出してはいけないし、頭を布で隠さなければいけません。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 15:09| | コメント (0)

コタキナバルの水上村を見学

海上に作られた住居が多い地域(水上村)を見学しました。9年前、最初にコタキナバルを訪れた時には、河川にも水上村が見られましたが、現在は随分少なくなってきています。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 14:54| | コメント (0)

Wildlife Park で動物を見学

キナバル山やガラマ川流域で、野外の動物観察を行ったが、今日は動物園で、マレーシアの代表的な動物であるオランウータンやテングザルを観察しました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 11:42| | コメント (0)

コタキナバルの市場を散策

朝、市場を散策した。果物、野菜、魚、肉などが扱われていたが、日本では見慣れない風景もあった。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 09:26| | コメント (0)

2014年03月30日

サピ島でシュノーケリングを体験

マヌカン島で研修した後、再度船に乗ってサピ島に移動した。ここでは、シュノーケルで実際に魚などの生物を観察した。真っ青な海のところどころに黒い部分が見えるが、そこがサンゴ礁で多くの生き物を観察することができた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 17:08| | コメント (0)

マヌカン島で海の生物の多様性について学ぶ

マヌカン島の施設で、サバ国立公園の海に棲む多様な生物についてビデオを見させていただいたり、展示室で説明を受けた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 10:30| | コメント (0)

2014年03月29日

ラフレシアを見ることができました

ポリン温泉での研修を終えた後、コタキナバルに帰る途中でラフレシアを見せていただきました。今回は、「つぼみ」、「開花途中」、「開花」の三段階を見ることができました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 17:25| | コメント (0)

Poring Hot Spring で樹冠を観察

ポリン温泉は、キャノピーウォークで、森林を高い位置から観察できる。生徒は、高いところで樹間を渡るということでハラハラし、ドキドキした気持ちしか感じていないかもしれないが、理科を教える立場では、1学期に学習した熱帯樹林の話を思い出してほしかった。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 16:32| | コメント (0)

Poring Hot Spring で樹冠を観察

ポリン温泉は、キャノピーウォークで、森林を高い位置から観察できる。生徒は、高いところで樹間を渡るということでハラハラし、ドキドキした気持ちしか感じていないかもしれないが、理科を教える立場では、1学期に学習した熱帯樹林の話を思い出してほしかった。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 16:32| | コメント (0)

果物の王様ドリアンを食べました。

噂のドリアンを購入して、生徒と試食した。ドリアンの東南アジアのマレー半島。 果実は強い甘味を持ち、ビタミンB1が多く栄養豊富なため、国王が精力増強に食していた。今日では「果物の王様」と呼ばれている。食べる部分は甘い香りがあるが、それ以上に、玉ねぎの腐敗臭のような強烈な匂いがある。噂には聞いていたが、臭いで気分が悪くなった生徒もいたので、苦手な人は大変だと再認識した。食べるられるのは、種子の周りのクリーム状の部分だけで、果実全体に占める可食部分の割合は少ない。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 14:25| | コメント (0)

キナバル公園を訪問

キナバル公園は、ボルネオ島のマレーシア領内、北端部のサバ州にあるキナバル山を含む、3つの山を中心とした地域の自然保護を目的とした自然公園で、国立公園である。2000年に、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。ビジターセンターを訪問した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 12:37| | コメント (0)

2014年03月28日

Klias Peat SWamp Forest Field Centerを訪問

Klias Peat SWamp Forest Field Centerは、山火事後の復旧活動の拠点として誕生したセンターで、自然保護の啓蒙活動も行っています。講義、植樹、ジャングルウォークをしました。植樹は生徒一人に一本でしたが、いい記念になったと思います。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 15:31| | コメント (0)

KK Wetland Centerでマングローブを観察

午前中は、コタキナバル市内の環境教育のための施設でマングローブ観察した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 12:18| | コメント (0)

2014年03月27日

サバ大学で生物多様性についての講義を受ける 全部英語です

大学での講義が5コマ受講した。すべて英語で行われたが、生命科学コースの担任(英会話担当)のブライアン先生が適宜補足を入れて指導してくださったので、生徒も楽しく受講できたと思う。アジアの国でも英語が公用語として使われている現実に直面して、英語の運用力を身につけることの必要性を肌で感じたのではないだろうか。題目は以下の通り。講義が終わった後、日本科学技術チャレンジの最終審査に進んだ研究の成果を本校の木村さんが、サバ大学の学生や先生方の前で発表した。

1.Traditional Knowledge
2.Tropical Rainforest Canopy
3.Animal Diversity
4.Sustainable Manegement of Naural Resources
5.Wildlife Tourism in Sabah

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:16| | コメント (0)

サバ大学の学内にある水族館を訪問

サバ大学のキャンパスの中に水族館がある。昨日は休館だったので、本日の講義の合間に1時間だけ見学させていただいた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:03| | コメント (0)

2014年03月26日

サバ大学の2年生と交流

午後2時から4時30分まては、大学で生物学を学んでいる大学生と自己紹介しあったり、プレゼンテーションをみせてもらったり、ゲームをして交流しました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:35| | コメント (0)

マレーシア国立サバ大学での研修

午前中は、Universitymalasia Saba(UMS)大学の研究所(ITBC)の紹介。昆虫(蝶や甲虫)やカエル、鳥などの標本室、UMS博物館、大学の歴史などを紹介のためのUMSギャラリー、生物多様性の講義を聞いた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:17| | コメント (0)

マレーシア国立サバ大学での研修

午前中は、Universitymalasia Saba(UMS)大学の研究所(ITBC)の紹介。昆虫(蝶や甲虫)やカエル、鳥などの標本室、UMS博物館、大学の歴史などを紹介のためのUMSギャラリー、生物多様性の講義を聞いた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:17| | コメント (0)

2014年03月25日

ジョホールでの研修を終えてコタキナバル空港へ

バスでジョホールを出発して、クアラルンプール空港に到着。生徒は全員元気です。搭乗口で19:00発のコタキナバル行きの 便を待っています。

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マレーシア航空のコタキナバル空港行

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:43| | コメント (0)

ユーラシア大陸最南端にあるTanjung piaiを訪問

マングローブの観察するためにTanjung piaiを訪問した。自然観察指導員とUniversity Tunn Hussein Onn Malaysia の大学生に、植物を中心にした生態系の話をしていただいた。実際に苗作り(マングローブの胎生種子を土に差し込む作業)を体験した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:03| | コメント (0)

2014年03月24日

午後10時にジョホールバルに到着

 早朝に岡山を出発したが、クアラルンプールで飛行機を乗り換えて、ジョホールバル空港に到着したのは、午後10時だった。こんな遅い時間なのに、大学の教授、学生などが出迎えてくれ、遅い夕食をご一緒していただいた。9年前にボルネオ島の国立サバ大学で本校の環境学習の研修をつくっていただいた先生方がジョホール州の国立ツン・フセイン・オン大学に移られて疎遠になっていたが、昨年久しぶりに連絡させていただいて連携が復活した。丁寧な出迎えに本当に感謝の気持ちで一杯だ。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:04| | コメント (0)

クアラルンプール空港に到着

クアラルンプール空港に、現地時間でちょうど午後5時に到着しました。午後7時45分出発のジョホール・バルに乗り換えます。40分の自由時間でA4の搭乗口6時半集合の指示を出しています。その時間を利用して、このページを書いています。今日はジョホールに宿泊します。ユーラシア大陸の南端に近い場所です。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:29| | コメント (0)

2013年12月25日

第1回高校生による島嶼科学交流会が開催

茨城県鹿嶋市で第1回高校生による島嶼科学交流会が開催されました。本校からは生徒2名がて参加し、2006年度から研修旅行で訪問した西表島、座間味島、瀬底島、ボルネオ島ので研修について発表させていただきました。参加校は、横浜サイエンスフロンティア高校、早稲田本庄高校、市川学園市川高校、文京学院大学女子高校、清真学園高校でした。

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東邦大学理学部 長谷川雅美先生の講演

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生命科学コースの大内田さんと秋山さんが発表

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横浜サイエンスフロンティア高校の発表

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早稲田本庄高校の発表

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文教学院大学女子高校の発表

投稿者: 秋山繁治 日時: 13:59| | コメント (0)

2013年10月06日

沖縄研修旅行 自然環境コース(自然探究Ⅱ) 6日目

台風23号の影響で飛行機が欠航し、那覇に1泊しましたが、今日のJTA01411:50那覇発、13:45岡山到着予定の便で帰ります。保護者の皆さんには、ご心配をおかけしましたが、今年度は2年E組は欠席者もなく全員元気にしています。旅の思い出をご家庭で共有していただけることを祈っています。
 台風の影響で計画を変更したにもかかわらず、多くの先生方の協力で、今回参加したから体験できたという貴重な内容も多かったと思います。やんばるの森、琉球大学教育学部、やんばる自然塾、琉球大学熱帯生態圏研究センター(瀬底島)、鳥取大学農学部の先生方に感謝しています。
 そして、日常の岡山の生活では感じ取れない遠く離れた沖縄の地を、この研修で身近に感じ、動植物の勉強だけでなく、離島の不便さ(風や波の影響ですぐに交通手段を失う)や頻繁に上陸する台風の生活への影響についても感じ取っていただけたら嬉しいです。

※ 今、空港にいますが岡山便に遅れがでています。出発時刻が11:50から12:40に変更されました。そして、再び変更され、最終的には13:25に出発、岡山に15:10到着しました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:20| | コメント (0)

2013年10月05日

沖縄研修旅行 自然環境コース(自然探究Ⅱ) 5日目

台風23号の影響で、飛行機が欠航して、もう一泊那覇に宿泊することになりました。午前の沖縄子どもの国での動物についての講義は予定通り実施できました。12時までで、沖縄子どもの国も台風の影響で閉演するということで、その直前の10:00~11:30時間で、コウモリとヘビの話を中心に、帰化種などの環境問題にも踏み込んだ話を聞くことができした。午後はホテルへ向かう途中で、沖縄そばを食べて、強風警報が発令されてましたが、無事にホテルで到着しました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 14:31| | コメント (0)

2013年10月03日

沖縄研修旅行 自然環境コース(自然探究Ⅱ) 3日目

朝食を6:30にして、やんばるの森を7:40に出発しました。沖縄科学技術大学院大学で10:10から女性研究者の2つの講演を聞かせていただき、その後で大学院の研究施設の案内をしていただきいました。午後から座間味島に渡航する予定でしたが、台風の影響で内容を変更し、ちゅら海水族館、慶佐次湾でシカヤックの実習を行うことになっています。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:20| | コメント (0)

OISTで女性研究者の講演、施設見学

沖縄科学技術大学院大学で、女性研究者の講義を受けた後、施設見学もしていただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 14:09| | コメント (0)

OIST沖縄科学技術大学院大学を訪問

OISTは、科学研究の新たな拠点として、沖縄に開学された大学院大学です。昨年9月に開校したばかりです。OISTの説明、女性研究者の講演、施設案内をしていただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 12:54| | コメント (0)

OIST沖縄科学技術大学院大学を訪問

OISTは、科学研究の新たな拠点として、沖縄に開学された大学院大学です。昨年9月に開校したばかりです。OISTの説明、女性研究者の講演、施設案内をしていただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 12:54| | コメント (0)

2013年10月02日

「自然探究Ⅱ」沖縄自然環境コースの実施内容の変更

10月1日(火)の朝、岡山空港を出発しました。同じ日に台風23号が発生し、北上してきていますが、今日の沖縄は快晴で風もなく、2日目の自然観察の実習はすべて予定通り終えることができました。明日10月3日は、午前中、沖縄科学技術大学院大学で講義を受け、午後から座間味島に移動する予定になっていますが、明日は影響がないものの座間味航路が4日から6日まで欠航する可能性が高い(座間味島に行けても台風の影響でしばらく帰ることができなくなる可能性が大きい)ということで、昨日から検討し、研修内容を一部変更しました。10月3日は、座間味島には渡らないで、沖縄本島での研修に変更しました。内容は、午前はそのままですが、午後は慶佐次でカヤック実習、10月4日は、午前午後、琉球大学熱帯生態圏研究センター瀬底実験所で講義と実習、10月5日は沖縄こどもの国で飼育員の講話と動物見学(当初の予定通り)にしました。生徒の安全を第一に考えながら、充実した研究になるよう運営していますので、変更についてご理解いただきたいと思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:57| | コメント (0)

沖縄研修旅行 自然環境コース(自然探究Ⅱ) 2日目

やんばるの森で自然観察をしました。午前中は、朝6時から希望対象で野鳥を観察しました。幸運だった人は、ヤンバルクイナやノグチゲラに出会うことができました。9時頃からは、蝶(チョウ)の観察をして、食草との関係などを学びました。昼からは、夜中の動物観察を想定した下見を兼ねた散策をしました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 17:13| | コメント (0)

2013年10月01日

沖縄研修旅行 自然環境コース(自然探究Ⅱ) 1日目

8:20発JTA那覇便で沖縄に向かいました。那覇空港上空に10:00頃到着したので、1時間40分しかかからないことにびっくりしましたが、空港が混雑していたので、結局着陸したのは10:20でした。バスで慶佐次に移動し、マングルーブ林の観察をしました。マングローブを、構成するヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギなどの植物やシオマネキ、アナジャコなど動物のことを学びました。今日の朝、熱帯性低気圧が台風23号になりました。座間味には行けても、帰れなくなる可能性があるので、実施内容を変える必要がでてきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 15:02| | コメント (0)

2013年07月30日

鳥取大学「蒜山の森」研修 2日目

2日目は、森林の調査の基礎知識として、主な樹種について学んだ。午前中は、宿舎近くに生えている樹種を学んだ。夕食後、樹種21種を完全に覚えるまでテストが繰り返される予定になっている。


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野外に出る前の説明

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最初の野外実習

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樹種の解説

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トチノキの実

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野外の危険な植物 ツタウルシ

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ブナについて詳細に説明

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森林を散策


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:25| | コメント (0)

2013年07月29日

鳥取大学「蒜山の森」研修 1日目

「蒜山の森」は、岡山県真庭市にある鳥取大学の施設です。この施設での研修は8年目で、毎年生命科学コースの1年生全員が参加する恒例の行事になっています。単に森林を理解するための基礎知識を学ぶためだけでなく、生命科学コースに入学した生徒たちが協力し合って、野外調査などでグループとして行動することで、協調性と一体感を養成するために実施しています。

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地元でエコツアーに釣り組む山田信光先生の話

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いろいろな野外生物に詳しい山田勝先生の話

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鳥取大学佐野敦之教授の環境問題についての話

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女子大学院生のブナの研究の話

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女子大学院生のタケの研究の話


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:07| | コメント (0)

2013年06月05日

マレー半島・ボルネオ島 環境学習の紹介

2013年度で8回目になります。

【連携大学】

マレーシア国立サバ大学マレーシア国立ツン・ フセイン・オン大学

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Universiti Malaysia Sabah (UMS)

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Universiti Tun Hussien Onn Malaysia (UTHM)

【実施内容】
・大学での講義、観察
・マレーシアのボルネオ島(サバ州)マレー半島(ジョホール州)での動植物観察
・課題研究の成果や学校を英語で紹介

【目的】
・熱帯の自然環境の理解
環境問題の理解
・国外のの大学での学習体験
・国外の大学生・大学院生との交流

 これまでの海外研修は、語学研修が中心で、行き先の多くがアメリカ・カナダ・オーストラリアであったが、この研修では、日本が属しているアジアに目を向け、国際理解と環境学習をメインテーマに設定した。
 マレーシアは、民族構成は多民族(マレー系65%・中国系26%・インド系7.5%・その他)で、英語も広く使われている。“国際理解”という面でも魅力がある。また、自然を学ぶ教材の面では、世界遺産に指定されているボルネオ島北部にそびえる標高4,095mのキナバル山を中心にした山麓一帯が“国立自然公園:キナバル公園”である。自然公園は多く、象を保護しているところがいくつもある。象は密猟されたり、開発によってジャングルを追われたりしている状況があり、野生動物保護のあり方を学ぶこともできる。その他に、森林伐採など開発の影響が大きい地域もあり、環境教育の素材は多い。
 サバ州のサバ大学やジョホール州のツン・フセイン・オン大学の先生方の協力によって、充実した研修内容になっている。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 08:57| | コメント (0)

2013年04月04日

マレーシア国立2大学と連携した海外研修(環境学習)

マレーシアのサバ大学Universiti Malaysia Sabah (UMS)のITBC(熱帯生物保全研究所)とフセインオン大学Universiti Tun Hussein Onn Malaysia (UTHM)と連携した環境学習を目的にした海外研修を行いました。この海外海外研修は、9泊10日で、大学での講義と野外活動(自然観察)を内容とした学校設定科目「自然探究A(1単位)」として実施しています。
2006年度から2011年度はサバ大学のみとの連携でボルネオ島で実施していましたが、今年度(2013)からマレー半島のフセインオン大学とも連携して、さらに充実した研修にすることができました。2013年度で環境学習の海外研修は8回目になります。

投稿者: 秋山繁治 日時: 16:25| | コメント (0)

ちょうど帰国した3日に「マレーシア下院解散」

現地のマレージアのインド系の人からこの4月20日までに国会が必ず解散すると聞きました。今回の総選挙はこれからのマレージアにとって最も大きな意味を持つ選挙で、日本で与党自民党を破って民主党が政権を取った時と似た状況にあると説明してくれました。
2006年から毎年1回マレージアを訪問していますが、当時から国立大学への進学はマレー人が優遇されていて、中国系やインド系の人は進学するのが大変難しいという話は聞いていました。実際故、僕が会った中国系の人は、マレーシアでは大学への進学ができなかったので、借金をして日本の学校に留学したので、今は友人と部屋をシェアして節約しながらにしながら仕事をして、借金をかえしているということでした。仕事も、中国系は商売、インド系は運転手が多いなど職種も人種と相関がありました。このようなマレー系を優遇ウする「ブミプトラ(土地の子)政策」に対する他民族の反発が増している状況で今回の選挙がおこなわれるのです。
バスでの移動中、各地で道路脇に旗が立てられていました。与党連合・国民戦線(BN)の天秤をデザインした(ような)旗、野党連合・人民同盟(PR)のいろいろな旗・・・どの政党を支持しているかを示すための旗です。政府は、2008年の選挙でBNの獲得議席が、安定議席となる全体の3分の2を39年ぶりに割り込みました。そのため、支持を取り戻すために巨額な公共事業をしたのだと聞きました。研修旅行の行先にしているサバ州も近年都市化に向けて大きく変化しています。特に市街地の新築や改装が目立ちます。コタキナバル国際空港もモダンなデザインの空港になったのはたった4年前です。

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今回の研修旅行で、最後に野生動物の観察のために訪問するはすであったスカウは、サバ州の東部でのテロの影響で訪れることはできませんでした。日本では、この事件は、イスラム過激派の侵入によるテロに対して、マレーシア軍が鎮圧化して正常化したと報道されていますが、これはマレーシア政府側からの見方で、今回の総選挙に際して、マレーシア政府の力を示すためのものどという意見もあります。したがって、総選挙の期限である4月20日までには必ずこの事件は終わると聞きました。そして、イスラム過激派と言われている人は、フィリピン諸島のボルネオ島に近い島に住むズール族で、以前のマレーシア政府はその部族を優遇してマレーシア国籍まで与えており、平穏な関係にあったと聞いています。約250人が潜入し多と報道されましたが(現在はほとんどが捕えられ、10名が残っている程度)、そんなに多くの人数が減収な検問を掻い潜って入ってこれるわけがなく、彼らはマレーシア国籍をもっているからだという話も聞きました。

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マレーシアについて多民族からなっていても平和に暮らしていると印象しかありませんでした(実際に治安がいい)が、今回改めていろいろな社会的問題について勉強することができました。日本の国民は、東南アジアの国に対して、「労働力が安く利用できる」、「物価が安く、退職後老後を過ごす」、「安く行ける観光地」という理解しかしていないかもしれません。しかしながら、その国には私たちと同じ人間が同じように幸せを求めて生きていることを忘れないで欲しいと思います。

生徒が、マレーシアの市街地でポスターなどに掲げてあった「ワン マレーシア」という標語の「ワン」の意味を質問しました。その「ワン」は「一つになる」という意味です。多くの日本人は、「日本人」であることを肯定し、日本人であることを認めています。しかしながら、マレーシアは他民族で構成され、信ずる宗教も多様です。そこで、現政府が出した方針で、日本のように帰属意識をもった国民「一つ」にしたいというメッセージを謳ったのです。マレーシアは、東南アジア諸国連合(ASEAN)で経済の大きさは3番目、日本から1409社(JETROの2012年末調査)が進出している国です。

投稿者: 秋山繁治 日時: 10:56| | コメント (0)

2013年04月02日

クアラルンプール空港に到着

クアラルンプール空港で食事を終え、搭乗手続きも完了しました。今は、搭乗口前で解散し、自由時間で生徒はブライアン先生と一緒に最後のショッピングに行きました。現地時間23:45(日本時間0:45)で関西国際空港に帰ります。出発時間まで、空港のfreeWiFiの環境でHP更新に取り組もうと考えています。生徒は全員元気ですので、ご安心ください。

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クアラルンプール国際空港

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:36| | コメント (0)

プトラジャヤPutrajayaを訪問

政府の機関を集中している新都市Putrajayaに行きました。クアランプールの市街地と空港の中間地点にあります。政府の政策で、クアラルンプールにあった政府機関を意図的に移動させてつくった場所です。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:06| | コメント (0)

ユーラシア大陸の最南端に到達

ユーラシア大陸の最南端に到着しました。シンガポールから38.4kmで、実際に対岸のシンガポールを見ることができました。また、マングローブの生物を観察できるような場所で、カブトガニを見つけることができました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 12:22| | コメント (0)

UNIVERSITI TUN HUSSEIN ONN MALAYSIA で朝食

朝、6時半ホテルをチェックアウトして、ジョホールの大学(UTHM)で午前7時から朝食をとった。大学院生の案内で研修をスタートした。大学を出発する前に記念撮影をした。今日1日で約350kmの移動(岡山から九州)する。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 08:54| | コメント (0)

2013年04月01日

ジョホールのUTHM大学で歓迎会

スカウの研修を変更して、マレー半島で研修することになり、8年前にボルネオ研修の企画・運営でお世話になったALONA博士(当時サバ大学)に相談したところ、快く引く受けてくださいました。現在、半島南部のジョホールのUNIVERSITI TUN HUSSEIN ONN MALAYSIA(UTHM)に勤務しており、UTHM大学で全面的にサポートしていただけることになりました。夕方8時ごろから「清心女子高等学校歓迎会」を、大学の先生方、大学生、大学院生で盛大に開催していただき、交流の記念品までいただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:06| | コメント (0)

日が暮れて、UTHMに到着

ディナーと歓迎会に招かれて、午後8時にUTHMに到着した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 20:41| | コメント (0)

UTHMの大学院生の自宅に招待

UNIVERSITI TUN HUSSEIN ONN MALAYSIA(HTHM)のALONA博士の大学院生の自宅に招待していただき、大学生・大学院生と、お茶と果物、お菓子を囲んで交流会しました。家の裏庭がとても広く、果物のマンゴスチン、ランブータン、アブラヤシの木などを観察させていただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:17| | コメント (0)

2013年03月31日

社会学習 イスラム教のモスクを訪問

キリスト教の教会、仏教の寺院に相当する建物は、イスラム教では「モスク」です。イスラム教以外の入場者を断るモスクが多いそうですが、州のモスクの責任者の許可を得て入場することができました。それでもも、それなりのルールに従うことが必要した。服装や肌の露出は制限があります。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:45| | コメント (0)

社会学習 コタキナバル市内の水上村を訪問

 水上村の生活を身近に感じるために現地を訪問しました。偶然、同じように日本から孫を連れて観光に来られている方に「日本はアジアのことも知るべきで、本当に必要な教育をされていますね」と言われて嬉しかったです。生徒たちも保護者の皆さんにも、この研修を通してアジアの人たちにも目を目を向けることによって、「国際化とは何か」、「国際社会で交流するツールとしてが本当に必要である」等を感じていただければ企画したものとしては嬉しいです。

 中学生の研修旅行と違い、大人として自立するためには、どのような体験を、どの時期に与えるかが重要です。高校生という感受性が強い時期に、体験することは一生の宝になると思います。保護者の皆さんには、この研修旅行は観光(接待)旅行ではなく、授業として行っていることを理解していただくとともに、本当の意味で充実した教育をつくりあげるには、学校としう器(組織)や教師だけでなく、今まで親としてお子さんを見守ってきてくださった保護者の方の協力が必要であることも理解していただきたいと思います。

 今日でボルネオ島での研修を終え、明日はマレー半島に移動して別の大学にお世話になります。新しい大学との連携で、緊張もしますが新しい出会いがあると考えています。

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このHPは、研修旅行についてのHPは、現地の状況をできるだけ早く更新する方針で運営しておりますが、明日からはマレー半島に移動しますので、ネット環境によっては更新できないかもしれません。ご理解ください。

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:37| | コメント (0)

LOKKAWI WILD PARK を訪問

コタキナバル市内の動物園を訪問しました。野外で見ることのできなかったマレーシアの動物たちを見ることができます。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:07| | コメント (0)

コタキナバルの日曜朝市

コタキナバルでは、毎週日曜日に朝市が開かれます。野菜や果物、衣類、アクセサリー、時計、イヌ、ネコ、ウサギ、グッピーなどいろいろなものが売られていました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 18:17| | コメント (0)

2013年03月30日

マレーシア サピ島で生徒が撮影した魚たち

生徒たちがスキューバダイビングをして、防水カメラで魚たちを撮影しました。なかなかうまくいきませんでしたが、魚たちと仲良しになっていました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:49| | コメント (0)

マヌカン島からサピ島へ移動

マヌカン島で環境学習の講義を受けた後で、スキューバダイビングをするために、サピ島に移動した。サピ島は、水も透明で、魚も多かった。オオトカゲも見ることができた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:20| | コメント (0)

マヌカン島に向かう

船でマヌカン島に向かった。ここで国立自然公園のレンジャーに話をしていただき、質疑にも答えていただいた。環境教育のためのギャラリーも用意されていた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:02| | コメント (0)

2013年03月29日

今年もラフレシアを見た

寄生植物であるラフレシアを見ることができました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 16:35| | コメント (0)

環境学習 ポリン温泉

日本軍が最初に見つけたて開発したといわれるポリノ温泉に行った。周囲に豊かな自然が残されており、自然観察をする絶好のスポットになっている。蝶の標本展示館もある。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 16:12| | コメント (0)

環境学習 キナバル公園

午前中は、キナバル山の麓、標高1500mにあるキナバル公園に行きました。最初は、レンジャーの方にキナバル講演の概説をギャラリーで聞かせていただいた後で、公園内の植物を観察しました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 12:03| | コメント (0)

キナバルに向かう途中で

キナバルに向かうと途中、商店が立ち並ぶ集落に立ち寄った。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 09:49| | コメント (0)

2013年03月28日

環境学習 Klias Peat Swanp Forest Centre

森林火災の跡地に植林して、自然環境を取り戻す取り組みをしている拠点を訪問した。1時間半木道を歩いての野外観察、植林作業を体験した。毎年訪問しているので、本校が植林している場所の樹木が成長していることを確認できるのが、楽しみの一つになっている。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 14:30| | コメント (0)

環境学習 KK Wetland Center

コタキナバル市内にマングローブの自然を保持した地域があり、環境教育のための拠点となっている。「マングローブにはどのような生物がすむのか」、「マングローブの環境を保全することがいかに重要か」といった内容を学ぶことができる。

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KK Wetland Center

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ガイドによる説明

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ビデオによる学習

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野外実習

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マングローブの樹種を解説

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90分の散策

2013-R0017055.jpg ヘビを確認

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胎生種子

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種子からの芽生え

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バードウォッチング

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高所から眺望

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マングローブ保全のための苗

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研修に参加している生徒たち


投稿者: 秋山繁治 日時: 12:04| | コメント (0)

2013年03月27日

大学でのTea Breakの時間

サバ大学の研修では、昼食以外に午前に一回午後に一回TEA BREAKが設定されていた。一日5回の食事でさらに太る原因になりそうです。日本の学校では期待できないことですが、マレーシアでは日常的な出来事のようです。

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講義の合間にTEA BREAK

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:01| | コメント (1)

2日目はサバ大学で6人の先生方の6つの講義

 1時間目は、「生物的な資源を伝統的に利用する知識」についてMr. Julius Kulip。サバ州は35を超える多くの原住民族が住んでいる地域。866種の蘭がキナバル山付近に分布。田舎ではハーブ1300種を薬用。野菜としてシダ類を利用。発酵して利用。ドリアン等いろいろな果物の説明。
 2時間目は「動物の多様性」についてDr. Henry Bernard。哺乳類を中心。いろいろな特徴のある動物の紹介、野生動物への開発などの影響について言及。
 3時間目は、「昆虫の多様性」についてDr. Bakhtiar Effendy Yahya。昆虫の分類上の位置。地史的な変化。昆虫の登場(恐竜や人間よりずっと前に出現)。多様な姿をみせる昆虫たちを紹介。社会性昆虫のアリの生活。
 4時間目は、「植物の多様性」についてMs.Luiza Majuakim。
 5時間目は、「自然資源の持続可能なマネージメント」につてProf.Dr.Charies S.Vairappan。
 6時間目は、 「サバ州での野生生物ツーリズム」についてDr.MAhadimenakbar DAwood。
 最後に、生命科学コースの森下さんが、サバ大学の先生と本校の1年生に向けて、今年度の高校生科学技術チャレンジで最終選考会(科学未来館)で発表し、入賞した「サンショウウオの飼育下の繁殖」についての研究」を発表した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:39| | コメント (0)

2013年03月26日

ITBCで生物学を学ぶ大学生と交流

サバ大学ITBCで学んでいる大学4年生徒交流しました。前向き、優しい学生であることに感心しました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:54| | コメント (0)

サバ大学の構内に水族館

サバ大学のキャンパス内に水族館があるので、訪問させていただきました。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:31| | コメント (0)

コタキナバルKKFMに出演

サバ大学に環境学習の研修に参加している記念に、FM放送のスタジオを訪問させていただいた。生徒はFM放送でメッセージを流すことになり、ブライアン先生の指導でみんな元気に発声していました。

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FM放送のスタジオに到着

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局員の説明

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見学と質問

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ブライアン先生の指示で発声


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:55| | コメント (0)

サバ大学(UMS)ギャラリーを見学

サバ大学の歴史などその詳細について説明するためにつくられたギャラリーを訪問しました。

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サバ大学本館からの眺め

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ギャラリーの中

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歴史的な物品を展示

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大学の全景模型ジオラマ

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左端が本館、中央付近がITBC

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大学のメインストリート


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:14| | コメント (0)

サバ大学の標本室を訪問

講義の後で、サバ大学の動物標本の保管している部屋を案内していただいた。種の多様性でもっとも魅力ある場所の一つであるボルネオに生息する生物(標本)に出会うことができた。

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女性研究者が標本について説明

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標本を覗き込む生徒たち

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蝶の標本

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蛾の標本

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ジオラマのラフレシア

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建物の中央の吹き抜けに巨木


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:42| | コメント (0)

2013年03月25日

直行便でコタキナバルへ

午後3時過ぎに関西国際空港を飛び立ち、現地時刻午後8時前にコタキナバルに到着した。約6時間(1時間の時差がある)で、気温30℃の熱帯のボルネオ島についた。機内食が午後4時だったので、夕食(軽く焼き飯or焼きそば)を9時に摂ってから国立サバ大学近くのホテルに到着した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:12| | コメント (0)

2013年03月06日

離島にて

「離島の人口といってもピンと来ないかもしれませんが、たとえば新潟県の佐渡島や鹿児島県の奄美大島の人口はおよそ7万人、世界遺産に指定された屋久島の人口はおよそ1万3千人。こういう大きな島には「市」がありますが、たいていの日本の離島では「町」や「村」が行政単位になっています。(Dr.コトー診療所①p26)」。
ここ座間味島の人口は600人。沖縄本島からフェリーで2時間、高速艇で1時間なのでそんなに遠い離島でない。海を楽しむ観光客で成り立っている島という印象で、この3月はクジラ見学に来られる方も多い。しかしながら、いったん海が荒れると高速艇は結構になりやすく、一日一往復のフェリーが生命線になる。フェーリーさえ運航できないときは物資が入らない。
今年度は、学術振興会科研費で生物調査目的でこの島を10回(5月・6月・7月・9月・10月・11月・12月・1月・2月・3月)訪問した。今回は最後になる。修学旅行でこの島をきている高校も20校くらいあると聞いているが、生徒を引率してきたのでは感じることのできないことを、この一年の一人旅で感じることができた。一番の収穫はカメ好きの知りり合いができたことで、一緒に山野を散策させていただいたことは一生忘れることができない思い出になった。

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:15| | コメント (0)

2012年11月04日

阿嘉島と座間味島を結ぶ村内航路

マリリンは逢いに、シロが阿嘉島から座間味島に泳いで渡ったが、その阿嘉島と座間味島は村内航路で結ばれている。所要時間は約15分。料金は300円。その他に高速艇やフェリーも利用できる。

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村内航路で使われている船

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阿嘉島を離れて、船尾からの眺め

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高速艇「クイーン座間味」


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:00| | コメント (0)

2012年09月08日

朝一番で、座間味島から泊港へ

座間味の調査が終わって、朝一番早い船で泊港に向かいました。座間味港では、ヨットを楽しんでいる人たちがいました。のんびりしていて羨ましかったです。

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座間味港からヨットが出発

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ヨットを楽しむ人たち


投稿者: 秋山繁治 日時: 10:06| | コメント (0)

2012年08月13日

自転車を積極的に利用できるように配慮した街、バンクーバー

ダウンタウンでもUBCでも、自転車に自動車道と平等な立場で走る場所が確保されています。カナダライン(電車)でも自転車が乗れるように場所が確保されていたり、市内を循環するトローリーバスの車体の前部に自転車が二台取り付けることができるようになっています。バスに乗る前に、自分でバスの前に自転車を取り付けている大学生を見ました。

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大きな道路でも自転車通行帯を設定

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自転車の通行を保証する標識

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電車(カナダライン)の設置設備

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電車の中の自転車

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電車のチケットを購入中

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トローリーバスの前方にも自転車積載

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バスの運転席から自転車が見える


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:19| | コメント (0)

2012年08月12日

ブリティッシュ コロンビア大学(UBC)の風景

カナダのブリティッシュ・コロンビア大学のキャンパスを学会の合間をぬって散策した。

About Vancouver Campus
The largest campus is 30 minutes from the heart of downtown Vancouver, a spectacular campus that is a 'must-see' - where snow-capped mountains meet ocean, and breathtaking vistas greet you around every corner.

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投稿者: 秋山繁治 日時: 09:39| | コメント (0)

2012年08月03日

蒜山実習 4日目 火入れ地を登る

今年3月末に火入れをして焼いた後の山に登った。遠目には、芝生を敷きつめたように見えるが、実際に歩くとカヤをかき分ければならないような状況になっていた。今年4月も火入れをした場所、火入れをやめた場所などの植生を観察した。

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宿舎を出発

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草をかき分けて進行

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今年の火入れ地を歩く

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頂上に到着

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火入れがされなくなった場所


投稿者: 秋山繁治 日時: 14:31| | コメント (0)

2012年08月02日

蒜山実習 3日目 4つのプロットの調査を実施

午前中は、昨日決めたプロットの調査を継続しておこなった。4グループに分かれて調査した。成長錐をつかって年輪を数えるためのコアを採取するのが大変だった。今回のプロットではコナラ(広葉樹)が多く、表皮付近が固く、コアを抜くの苦労した。

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:51| | コメント (0)

2012年08月01日

ブナの巨木に出会う

蒜山の森の中にある樹齢200年を超えるブナの巨木を観察するために山に入った。

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チシマザサをかき分けて、進む

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巨木に近づく

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巨木に到達


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:30| | コメント (0)

蒜山実習 2日目 ヒノキの枝打ち作業を体験

ヒノキの枝打ち作業を体験した。材木として利用する場合、樹木の枝を落として、節などが大きくならないように手入れする必要がある。

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全員で枝打ち作業

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鋸を使うのが初めての生徒も多い


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:08| | コメント (0)

蒜山実習 2日目 ジャングルジムから森林を観察

20mを超えるジャングルジムに登って、林冠部から森林を観察した。

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チマキザサをかき分けて進む

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鳥取大学農学部のジャングルジム

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ジャングルジムを上る

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院生の使っている温暖化実験装置

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ジャングルジムの頂上部

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遠くに大山が見える


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:31| | コメント (0)

蒜山実習 2日目 植物(樹木)の名前を覚える

「自然探究Ⅰ」の授業(1単位)は、植物についての知識、調査技術を身につけることと、具体的な課題研究のテーマ(マクロレベルの継続的な研究)を行っている。最初は、植物の名前を覚えることから始める。樹木20種類を覚えることが調査するための最低条件として生徒たちに課せられる。

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樹木の基礎知識を学ぶ講義

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野外で植物の特徴を観察


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コナラの年輪を数える 40年以上

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クヌギとクリは区別できるかな

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宿舎の裏山に入る


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:53| | コメント (0)

2012年07月14日

午前6時の座間味島

6時過ぎから島をレンタルバイクでまわってみました。

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夏らしい入道雲

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朝日


投稿者: 秋山繁治 日時: 06:29| | コメント (0)

午前6時の座間味島

6時過ぎから島をレンタルバイクでまわってみました。

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夏らしい入道雲

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朝日


投稿者: 秋山繁治 日時: 06:29| | コメント (0)

2012年07月13日

座間味で出会ったヤギ。

小学生のころ、近所でヤギの乳をもらって、砂糖を入れて温めてもらって飲んだのを思い出しました。夕方、散歩をしていたら、ヤギに出会いました。座間味では、道沿いで長めの紐をつけられたヤギが草を食べているのをよく見かけます。今日は、完全に道をふさがれていたので、通るのをあきらめて引っ返してしまいました。

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道にヤギが出現

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メスかな


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:52| | コメント (0)

真夏を迎える海の色

真夏を迎え、海のレジャーが本格化してくる時期になりました。レンタルバイクで調査の途中で、海があまりに綺麗なので写真を撮ってしまいました。今日も天気は晴れ。海はエメラルド色に輝いて見えます。10月に、授業として生徒と約20名とこの島に来ますが、この綺麗な海の色をみせてくれることを期待しています。

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海の遠景

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海の色は何色でしょうか?

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透明度は?


投稿者: 秋山繁治 日時: 12:45| | コメント (0)

離島に出発

朝一番、午前9時発の高速船で出発した。本格的な夏を迎え、乗客は観光客が明らかに増えている。「海に遊びに来た」という雰囲気の若者も多かった。

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那覇・泊港

投稿者: 秋山繁治 日時: 12:25| | コメント (0)

2012年05月19日

チシ展望台へ

島の北側に位置する展望台。展望台から少し降りたところから見下ろすとリーフの形をはっきりとみることができます。今日は僕以外誰もいませんでした。波と風の音、鳥の声だけが聞こえていました。

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展望台があります。

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海を見渡せる絶好のスポット

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眼下は崖

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砂浜も見えます。


投稿者: 秋山繁治 日時: 14:40| | コメント (0)

ユヒナの海岸

宿で自転車を借りて、ユヒナの海岸に出かけた。ここの砂浜には6月になるとウミガメが産卵するそうだ。海産物が豊富らしく、漁協が密猟者に対して警告する看板を設置していた。途中の溜りでカエルのオタマジャクシを観察することができた。

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部屋から阿佐港が見える

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湿地があった

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カエルのオタマジャクシ

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ユヒナの砂浜

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ウミガメが産卵する浜

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動き回っている一枚貝

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アダン

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漁協の立て看板


投稿者: 秋山繁治 日時: 12:08| | コメント (0)

2012年05月18日

座間味島内を自転車で散策

座間味島は結構広いので、自動車かオートバイがないと十分に回ることができない。そんな当たり前のことを考えてなかった。運転免許証を持ってきいなかったので、レンタカーを借りることができず、座間港の近くで自転車を借りて、島を散策した。いくつかの湿地を見つけて、何とかカエルのオタマジャクシやイモリの生息を確認することができた。座間味地区から阿真地区を通って、神の浜展望台を少し超えたところまで散策して引き返した。

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座間味港付近

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海水の透明度は高い

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神の浜

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オオゴマダラ

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自転車で見渡す海


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:27| | コメント (0)

座間味島へ向かう

今年から生命科学コースの研修旅行の研修先になる座間味島に向かった。第一の目的は両生類の研究をすすめるためで、二番目の目的は10月に初めて実施する生命科学コース2年生対象の研修旅行を充実させる素材を探すことだ。沖縄泊港をフェリーで出発した。この時期は高速艇はメンテナンスのために毎年運休になっている。座間味には、泊港を午前10時に出て、座間味に12時に到着する便と座間味を午後3時に出て泊港に向かう二便しかない。

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沖縄本島・泊港

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時々、島と遭遇

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阿嘉島に立ち寄って

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12時に座間味島に到着


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:05| | コメント (0)

2012年04月10日

ボルネオ研修に参加した生徒の保護者からのメッセージ

参加した生徒さんの保護者にボルネオ研修についてのアンケートをさせていただきましたが、同時に多くのメッセージもいただきました。その中には、引率者の状況まで想像し、苦労をねぎらっていただくようなものもあり、恐縮するとともに、また次の生徒の成長のステップに役立ててるように頑張ろうという気力をいただいています。今、社会的な変化が大きく、新しい時代に対応する教育プログラムが必要になっているのにかかわらず、教育現場には、変化を避け、クレームを避けることを優先する一般的傾向もあり、新しい一歩を踏み出せない状況があります。文科省SSHは、将来科学技術者や研究者として活躍する生徒を育てるための新しい教育プログラムを試行するための事業です。SSH事業に取り組んでいる私たちは、生徒がSSH事業の恩恵を受け、将来に向けて大きく成長し、夢をもって生きることができる社会人になっていかれることに貢献したいと考えています。以下に、メッセージをを一つ紹介させていただきます。

 ボルネオ研密はお疲れ様でございました。娘はホームステイの経験もなく、初めての海外研修をきちんと、無事にこなせるのかと、かなり、不安を感じながら送り出しました。帰国後、第一声が「楽しかったよ」だったのには、少々驚きました。秋山先生のホームページを拝見し、かなり充実した研修の日々で、大変なこともあっただろうと思っておりました。「みんながんばっているのに、自分だけ脱落するのはくやしいから、しんどくてもがんばったんよj と。今までは考えられない強さを感じました。トラブルがあっても、自分たちで考えて、なれない英語を一生懸命使ったそうです。困難を乗り越えたことが自信になったのか、帰国して、たくましくなったと思います。サバ大学で、大学生たちと交流して、楽しかったそうです。彼らも、母国語ではないけど、英語がよくできるので、自分は英語が苦手とコンプレックスを感じていたけど、もっと、もっとがんばらないといけないと感じたようです。
 高校入学生めため、学校に慣れることに時間がかかってしまいました。帰国して、「今は清心に行ってよかったと思えるよ。こんな経験、他では絶対できないと思うから・・・」本人がここまで乗り越え、前向きになれたことができたことが、うれしく思います。この経験を生かして、2年生の課題研究には、積極的にとりくんで充実した一年を過ごしてもらいたいと思います。
 秋山先生、ブライアン先生には、引率していただき本当にお世話様になりましてありがとうございました。毎日、ホームページを拝見させて項き、様子がわかって大変ありがたかったです。連日のハードなスケジュールの中、お疲れのところ、毎日の更新はさぞ、大変だったことと思います。また、一日の終わりにはテストをしてノートチェックをされていたとの由、本人たちが見たり、聞いたりしたことを振り返る時間があって、はじめて蓄積されていくものと思います。かけがいのない経験をさせていただきましたことを感謝申し上げます。秋山先生、ブライアン先生、そして、清心女子高等学校の諸先生方ありがとうございました。最後になりましたが、SSH事業の益々のご発展を祈念致します。

投稿者: 秋山繁治 日時: 13:25| | コメント (0)

2012年03月29日

サンダカンへ移動

スカウの宿舎を後にして、帰路についた。スカウからサンダカンまでは約2時間。飛行機に乗る前に市街を見学し、昼食をとった。

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サンダカンまでバスで約2時間

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アブラヤシのプランテーションが続く

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サンダカンの水上村

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かなり広い

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ゴミが散乱

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水上村に隣接した小学校

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手を振って挨拶してくれた小学生たち

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サンダカンの市場

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食材が並んでいる

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肉は量り売り

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ジャックフルーツは2RM(60円)

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カボチャは1RM(30円)

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魚は3RM(90円)

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スイカは4RM(120円)


投稿者: 秋山繁治 日時: 13:11| | コメント (0)

2012年03月28日

スカウ近くのロッジに宿泊して野生生物を観察

サンダカンからスカウへ向かいました。宿泊するロッシからリバークルーズをする船が出してくれるので、2隻に分乗して約2時間、野生生物を観察しました。

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ロッジへ向かうのも船

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川の水はいつも濁っている

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ロッジへ到着

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リバークルーズに出発

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オオトカゲを発見

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夕方、動物の活動が活発に

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テングザルに遭遇

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近くのロッジ


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:36| | コメント (0)

SEPILOK オランウータン・リハビリテーション・センター

人に飼われていたオランウータンを野生に返すための訓練をしているセンターを訪問した。センター内で1日に2回餌やりの時間があり、一般客に公開している。入園料30RM(約900円)、写真撮影料20RM(約600円)はセンターの運営費用に充てられている。

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観察について注意事項の説明

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センターの活動を説明するビデオを鑑賞

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歩きやすいように木道がある

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森から出てきたオランウータンに遭遇

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親子のオランウータンに出会った

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餌やりを開始

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多くの外国人。当たり前?

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餌場

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本校の生徒たちも観察


投稿者: 秋山繁治 日時: 12:07| | コメント (0)

午前5時にホテルを出発、コタキナバルからサンダカンへ

早朝にホテルを出発します。コタキナバル空港を午前7時の便でサンダカン空港に向けて飛び立ちます。

投稿者: 秋山繁治 日時: 04:27| | コメント (0)

2012年03月27日

LOK KAWI 動物園

サンダカン、スカウに移動する前に、動物園でテングザルやサイチョウ、オタンウータンを観察した。

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動物園の入り口

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まず、鳥の仲間を観察

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すぐ近くでサイチョウを観察

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水道の水を飲もうとするサイチョウ

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ピグミーゾウ

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トラ

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オランウーラン

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テングザルを観察

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テングザル

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ニシキヘビを体感


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:24| | コメント (0)

イスラム教の「モスク」を見学

モスク(イスラム教の祈りの場)を見学させていただきました。

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モスクの外観

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入場前に準備

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モスクの中

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モスクの天井


投稿者: 秋山繁治 日時: 15:20| | コメント (0)

水上村を見学

サバ州の海岸部に水上村がある。最近、整備されつつある状況にある。

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コタキナバル市内のある水上村の入り口

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生徒と一緒に見学

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かなり広い

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水上村の家屋


投稿者: 秋山繁治 日時: 13:29| | コメント (0)

コタキナバル港近くの市場を見学

午前中最初に、市場を見学、野菜、果物、魚など日本より圧倒的に安く、売られていた。物価が違うのを感じた。バナナなどは種類が多かった。見慣れない海産物も見つけることができた。

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市内バスの利用は50セント(15円)

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バナナの葉

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卵豆腐

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いろいろな果物

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パパイヤ

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バナナの芽は野菜

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ランブータンもありました

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魚市場

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カニ

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変なエビ


投稿者: 秋山繁治 日時: 11:04| | コメント (0)

2012年03月26日

Sapi Island へ移動

サピ島に移動して、シュノーケルで魚を観察して過ごしました。ブライアン先生が海に入って指導しました。ほとんど快晴で楽しく過ごせたのですが、午後3時ごろから天候が急にくずれ、波が荒くなりましたが、帰りの激しく揺れる船の中でも歌を歌って楽しく過ごしている生徒もいました。私は海に入っていないのに、ずぶ濡れになってしまいました。

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サピ島へ向かう

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エメラルド色の海

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シュノーケルを体験

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昼食はバイキング形式

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オオトカゲが出現

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餌を求めて人間の近くに

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午後に波が荒くなって


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:50| | コメント (0)

Tunku Abdul Rahman Park

自然公園の説明、サバ州の海の生物を紹介したビデオ上映、展示館での説明があった。少しだけ浜辺で海水に触れた程度で、サピ島に移動した。

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コタキナバルを出港

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一隻の小型船で島へ移動

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まず、マヌカン島へ上陸

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自然公園の説明

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サバ州の海の生物のビデオ上映

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展示室へ移動

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海の生物の説明

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シャコみたい

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海水に触れる


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:27| | コメント (0)

2012年03月25日

日本軍が見つけたポリン温泉

午後はポリン温泉に行った。ここは日本軍が見つけた温泉で、休日には地域の人が温泉を楽しんでいる。温泉といっても日本とは異なり、プールで遊んでいるという感じだ。日常の生活は、シャワーを利用している(ホテルもシャワーのみ)。ポリン温泉の奥に、森林を観察するキャノピーがある。植物や動物の観察ができる。ラフレシアや野生のシカに出会うことができた。

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温泉の源泉

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キャノピー・ウォーク

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ラフレシアを観察

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ラフレシアの花

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ラフレシアの蕾

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シカに遭遇


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:35| | コメント (0)

キナバル公園

今日は世界遺産のキナバル山に行きました。山に登る時間はありませんが、麓にあるビジターセンターで研修しました。天候もよく、朝夕キナバル山を見ることができました。

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行く途中、キナバル山の前で記念撮影

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ビジターセンターで講義

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ビジターセンタからの眺望

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公園内を散策

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大型シダ

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スリッパーオーキッド

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ウツボカズラ

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自然史ギャラリー

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キナバル山についての説明


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:21| | コメント (0)

ウェットランド・センターの猫

コタキナバル市内にある環境教育施設ウェットランドセンターで研修受けている生徒たちの中で黒猫がのんびり過ごしていました。

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のんびり過ごしている黒猫

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二匹いたんだ


投稿者: 秋山繁治 日時: 07:15| | コメント (0)

KK Wetland Center Activity

3月24日の午前中は、コタキナバルにあるマングローブ林の環境教育に利用している施設を訪問した。新しくできた展示室で概説をしていただいた後で、マングローブ林の植物や動物、生態系について実際に観察しながら学習することができた。

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午前8時にセンターを訪問

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新しい展示室

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オリエンテーション

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マングローブ林について説明

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どんな生物がいるのかな

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サギの仲間たち

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胎生種子

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展望台に登ります

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展望台からの眺め

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左が日本大使館

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マングローブの苗木の育成場所

昨晩は、ホテルへ帰るのが遅く、疲れてHP作成作業ができませんでした。生徒のテストも中止して早めに休んでもらいました。早朝5時から起きて作成していますが、午後の内容について作成する時間と体力はなさそうです。今日は(3月25日)はキナバル公園とポリン温泉に行きます。ラフレシアを今年も見れるといいのですが・・・。

投稿者: 秋山繁治 日時: 06:33| | コメント (0)

2012年03月24日

夕食後はテストの時間(評価について)

ボルネオ研修の第1回から第4回までは、毎日宿舎に帰ってから感想を書いてもらっていました。それは、学んだことの振り返って欲しかったからです。引率する僕は、遅い時間にノートを持参されると、全員に朝までにコメントを書いて返却するので、本当に大変で、ついに第5回は、ノートを提出してもらうということをしませんでした。今までは、この研修が希望者が参加する海外研修として実施していましたが、今回から「自然探究A」(1単位)という選択授業になった関係で、評価をする必要ができていました。そこでいくつかの観点を設定してみています。参加する姿勢、質問の回数、規律、ノートの記入、そして、一日の最後に英語によるテストです。その日に学んだ内容から質問約5問出され、ノートに答えを記入して、その日に筆記した記録と一緒に提出します。翌朝、ノートを返却します。このことは、生徒の皆さんを試すというのではなく、本当の意味でこの研修を成長に役立てて欲しいからです。この2日間、実施していますが生徒は頑張ってくれています。

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質問するブライアン先生

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生徒の質問に英語で対応


投稿者: 秋山繁治 日時: 06:46| | コメント (0)

2012年03月23日

サバ大学での今日の講義

生物の多様性の大切さを学ぶために基礎知識を得ることができるように6時間の講義が行われた。2時間目は「Animal Diversity」。3時間目は「Insect Diversity」。4時間目は「Traditional Knowledge」。5時間目は「Sustainable Management of Natural Resou」、最後に「Wildlife Tourism in Sabah」をテーマにした内容であった。本校からは、英会話のブライアン先生が「清心女子高校のSSH事業」について大学の先生方や学生に英語でプレゼンをさせていただいた。最後に生徒は修了式で記念品をいただいた。

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Animal Diversity

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Insect Diversity

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Traditional Knowledge

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Sustainable Management of Natural Resources

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Wildlife Tourism in Sabah

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ブライアン先生の清心女子高SSH説明

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サバ大学での研修の修了式


投稿者: 秋山繁治 日時: 14:45| | コメント (0)

サバ大学での最初の講義 Plant Diversity

今日はサバ大学で6時間の講義があります。生徒は、一日中英語の講義を聞くことになっています。今、最初のDr.KartiniSaibeh先生の「Plant Diversity」の講義中です。

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本校のブライアン先生の講義に聞き方についての指導

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「Plant Diversity」の講義が開始

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ボルネオの気候は?


投稿者: 秋山繁治 日時: 09:37| | コメント (0)

2012年03月22日

午後はサバ大学の学生と交流

午後は、サバ大学の学生と大学キャンパス内にある山に登ったり、交流会に参加したりしました。夕食後は、ホテルのロビーで、学んだ内容のテスト(英語での6つの質問)を実施しました。出題者はブライアン先生です。毎日、なんらかの形で行うことにしました。なぜなら、今回のボルネオ研修から、選択の「自然探究A」の授業として生徒たちの活動や学習について評価しなければならないからです。生徒にとっては大変な部分もありますが、新しい形の体験的な授業を楽しんで学習して欲しいと思います。

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大学生と山を散策

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山頂からの眺め

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大学生と交流

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ゲームで交流

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:56| | コメント (0)

サバ大学の博物館、水族館の見学

オープニングの講義の後は、ITBCの標本室、博物館、水族館を見学しました。生徒たちは、日本の大学にはないような展示物にびっくりしていました。

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熱帯雨林を模したジオラマ

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ITBCの標本室を見学

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途中でティ・ブレイク

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カブトガニの成分を医薬品に利用

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大学の歴史の説明

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水族館の入口

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巨大な水槽


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:36| | コメント (0)

サバ大学熱帯生物保全研究所ITBCでの講義が開始

ホテルを午前7時に出発して、マレーシア・サバ州にあるサバ大学を訪問しています。ここでは、2日間、生物の保全、生物多様性の大切さを学びます。生徒は全員元気です。

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ITBCについての説明

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:54| | コメント (1)

2012年03月21日

クアラルンプール空港に到着

クアラルンプール空港に予定通り到着して、コタキナバル空港への便に乗り換える前です。生徒は全員元気にしています。

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クアラルンプール空港内で待つ生徒たち

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:10| | コメント (0)

2011年11月02日

沖縄研修旅行の内容をビデオで紹介

西表島を中心に研修している本校の「沖縄研修旅行」をビデオで紹介しています。2011年度で9年目になります。

http://www.nd-seishin.ac.jp/movie/2010okinawa.html

投稿者: 秋山繁治 日時: 10:57| | コメント (0)

2011年11月01日

ボルネオ海外研修の内容をビデオで紹介

マレーシア・サバ州(ボルネオ島)で実施している環境学習を目的にした海外研修の内容を紹介したビデオを公開しています。2011年度で、6回目になります。

http://www.nd-seishin.ac.jp/movie/boruneo2010.html

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:03| | コメント (0)

2011年10月07日

うえはら館の近くでヤシガニを捕獲

早朝、生命科学コース2年E組担任の田中先生が、5時頃散歩をしてヤシガニを捕獲した。実際に触るのは初めて。今日の食卓に登場するのかな?

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投稿者: 秋山繁治 日時: 07:23| | コメント (0)

2011年10月06日

イリオモテヤマネコへの注意を呼びかける看板

西表じかに生息する天然記念物のイリオモテヤマネコが自動車事故で事故死するケースが増えているので、イリオモテヤマネコのお目撃情報が多い地点には注意を喚起する看板が立てられている。

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安全運転を喚起する看板


投稿者: 秋山繁治 日時: 16:52| | コメント (0)

アセロラを食べました

アセロラのペットボトルのジュースは飲んだことはあるがアセロラがどんな植物か知らなかった。西表の民家の庭に植えられたアセロラに熟した果実がなっていたので、いただいて食べてみた。あっさりした少しだけ酸味のある甘味を感じた。

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アセロラの熟した果実

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未熟な果実

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アセロラの花


投稿者: 秋山繁治 日時: 11:01| | コメント (0)

2011年10月05日

午後6時10分、うえはら館に到着

僕自身は11回目の西表島。清心女子高校の研修旅行(2003年度から西表島)としては9回目になる。生徒たちは、毎年、「うえはら館」のお世話になっている。今日も、やさしく出迎えていただき、夕食はいつもの美味しい沖縄料理だった。充実した研修ができるのは、うえはら館のスタッフの方々のおかげだ。

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うえはら館の方々の出迎え

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今日の夕食


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:06| | コメント (0)

沖縄研修旅行 1日目 石垣島の川平湾で

今日は、昼前に那覇空港に到着、それから石垣島に移動した。川平湾が唯一の訪問地で、グラスボートで、サンゴ礁を観察した。

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グラスボートに乗り込んだ生徒たち

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シャコガイが点在

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魚の群れを確認

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ザガイモサンゴを確認

投稿者: 秋山繁治 日時: 17:52| | コメント (0)

2011年10月04日

カヤックで安慶名敷島(無人島)へ

座間味では、カヤックで安慶名敷島へ行った。オカヤドカリと山羊に出会った。所要時間は往復で1時間半くらいだった。

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阿真地区の浜辺から安慶名敷島を望む

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安慶名敷島に到着

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山羊を生息を確認

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多くのオカヤドカリが生息

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打ち寄せる波


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:03| | コメント (0)

座間味島に向かう

今日は、生徒たちの新しい実習を計画するために、座間味島と阿嘉島を訪問した。座間味島は、すでに全国の多くの高校が修学旅行として利用おり、近くの阿嘉島にある民間の臨界実験所の方も高校生に講演をしてくださるという話を聞いた。沖縄本島での講義や実習と関連させれば、面白い研修旅行ができる可能性のある場所だと思った。

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座間味島に向かう高速艇。所要時間50分。

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那覇市の泊埠頭

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座間味島に到着

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座間味港


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:03| | コメント (0)

2011年10月03日

久しぶりに瀬底を訪問

1999年、2000年の沖縄研修で、講義や実習でお世話になった瀬底島の研究所を訪問した。9.11のテロ以来、本校の研修は、臨時的に一年東京、北海道で実施した後、今年度まで西表島で行っている。

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朝10時に到着

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研究所の建物

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いろいろな海の生物を飼育

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海岸の風景

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研究所に住み着いている野良猫

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ハブへの注意を喚起する看板


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:36| | コメント (0)

2011年08月07日

高校生カメ・サミット in 名古屋 3日目

地域の生き物を中心に親しみやすい展示内容であった。特設展示はカメであったが、僕の興味はやはり有尾類なので、出会えて嬉しかった。カメの解説は、淡水カメでは日本一詳しい愛知学泉大学矢部隆教授にしていただきました。

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岐阜高校のサンショウウオの保護活動の紹介

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クロサンショウウオ

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オオサンショウウオのコーナー

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オオサンショウウオ

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熱帯の河川流域を再現したパノラマ

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カメを紹介するコーナー


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:50| | コメント (0)

高校生カメ・サミット in 名古屋 3日目

今日は、岐阜に研修会場を移しました。アクア・トト岐阜という水族館です。

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アクア・トト岐阜の外観

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カメの特設展示の紹介

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バック・ヤード・ツアー開始

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飼育水槽

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飼育水槽

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アルビノのヘビ

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巨大水槽を上から眺めると・・・

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:41| | コメント (0)

2011年08月04日

韓国スタディツアー4日目 ソウル市内見学

朝、釜山から高速鉄道KTXでソウルに向かい、市内観光をした後で、岡山に向かった。

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鉄道の駅構内

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韓国の高速鉄道

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ソウルのマーケット

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やはりキムチは商品が多い

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韓国のスイカ

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日本製はほとんどない


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:29| | コメント (0)

2011年08月03日

晋州城を見学

観光地である晋州城を訪問した。

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晋州城の城門

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:10| | コメント (0)

韓国スタディツアー3日目 晋州教育大学を訪問

韓国の晋州教育大学で生徒は、科学の講演を受け、教員団は学長と面談した。

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晋州教育大学

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大学教授の講義

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いろいろな教材を紹介

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大学学長と面談


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:01| | コメント (0)

2011年08月02日

韓国スタディツアー2日目 慶南科学高校を訪問

慶南科学高校を訪問しました。午前中は、岡山一宮高校と慶南科学高校の校長の挨拶、学校紹介(慶南科学高校・岡山一宮高校・ノートルダム清心学園清心女子高校・倉敷天城高校)、生徒の交流、学校内見学という内容でした。

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到着

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岡山一宮高校から「だるま」を贈呈

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慶南科学高校の学校紹介

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ノートルダム清心学園清心女子高校の学校紹介

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日本の高校生全員で合唱

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記念撮影


投稿者: 秋山繁治 日時: 13:07| | コメント (0)

2011年08月01日

韓国スタディツアー1日目 Samsung d'light見学

岡山一宮高校コアSSHの「韓国スタディツアー」に、生徒5名と一緒に参加させていただいている。岡山空港9.45の仁川空港行きの便で韓国に向かった。今日は、「Samsung d'light」と「でぢたるパぴリオン」を見学した。

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Samsung d'light

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説明を聞く

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デジタル機器の展示

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デジタル機器の体験

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デジタル機器の体験


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:58| | コメント (0)

2011年07月30日

2011年度 生命科学コース蒜山研修(第5日目)

蒜山研修の最終日。午前9時から佐野淳之先生に、樹木の成長のしかた、年輪のできかたについて説明していただいた。その後、前夜の卒業発表の質疑で未解決だった問題について4年生に説明していただいた。

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樹木についての説明

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質問に答える大学生

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質問に答える大学生


投稿者: 秋山繁治 日時: 09:36| | コメント (0)

2011年07月29日

ザトウムシを解剖して精巣を摘出

ザトウムシの染色体を見るためのプレパラートを作成した。まず、雌雄の区別、精巣の摘出、固定処理、。プレパラート作成を行った。

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ザトウムシの分類

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からだの構造

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染色体数が異なる個体が存在

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顕微鏡下での処理について説明

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解剖に取り組む生徒

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:13| | コメント (0)

2011年度 生命科学コース蒜山研修(第4日目)

午前中は、ザトウムシの採取にでかけた。まずは、三平山と犬挟峠で森林の林床を散策した。

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三平山のスギ林でザトウムシを探す

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樹木の幹の近くを探す

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採取した山

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シダを捲るとその下に発見

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ザトウムシ


投稿者: 秋山繁治 日時: 17:40| | コメント (0)

2011年07月28日

2011年度 生命科学コース蒜山研修(第3日目)

実際に森林に入って調査を行った。今回は、ブナの巨木がある場所を選んだ。

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鳥取大学農学部佐野教授の説明

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女子大学生がコナラにつて説明

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ブナ林に向かう

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照度を測定

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ブナの稚樹の調査

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胸高直径を測定

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樹齢を測定


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:07| | コメント (0)

2011年07月27日

2011年度 生命科学コース蒜山研修(第2日目)

夜は、午後野外で樹木の観察したが、総復習として、夜、復習とテストを行った。1回目のテストは、23種類の標本を提示して、それに答える形式で班別(4班)にテストしたが、全問正解で合格したのは1班で、他の班は補習後、2回目のテストで10種類の標本を全問正解して、就寝ことがやっとできた。終了時間は午後11時であった。

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23種類の樹木を解説

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実物を観察して確認

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樹木の班別テスト

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樹木の種類を班で答える


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:30| | コメント (0)

2011年07月26日

夜は、地球温暖化の講義、大学生の卒論発表

鳥取大学農学部教授佐野淳之に、「地球温暖化」のテーマで講義をしていただきました。その後で、農学部森林生態系研究室の4年生に卒業研究の発表をしていただきました。

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佐野教授の講義

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地球温暖化の原因は人間の活動

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竹林についての研究

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活発に質疑応答


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コナラについての研究


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:26| | コメント (0)

2011年04月10日

ボルネオ海外研修の生徒の感想

 このボルネオ海外研修は今までの研修旅行のなかで、最も楽しく充実したものだった。参加するまでは、文系の生徒である私も参加して、意味があるのかと思っていたが今ではもう一度行きたいと思うほどである。サバ大学での授業はとても興味深かった。すべて英語での授業ということもあり、理解できるか不安だったが、先生方は熱心に授業をして下さり、また私のつたない英語での質問にも真剣に答えてくださり、とても勉強になった。英語でプレゼンテーションをする機会も与えて頂き、緊張してしまい思うようにプレゼンテーション出来なかったが、貴重な体験でありとてもいい経験ができた。大学生との交流は、本当に楽しかった。人によって英語の発音が違うので初めのころは何を言っているのか理解できず、思うように会話が出来なかったが、徐々に慣れてくると、英語で会話することの楽しさを感じるようになった。また、大学生の中にはマレー語、英語、中国語の3ヶ国語を話せる人がいて、さらに日本語の勉強も始めたと言っていたのには驚いた。私も負けてはいられないと思った。日本に帰った今もFacebookを通して交流を続けている。
 3日目に行ったクルージングは研修の中で一番思い出に残っている。ボートから見た夕焼けは、今まで見た景色の中で一番綺麗だった。ボルネオの壮大な自然に感動して思わず涙が出そうになった。来て良かったと思った。テングザルを近くで観察し、声も聞くことができたのは貴重な体験である。夜にみた蛍も幻想的で美しかった。ボートの運転手の方が、蛍を捕まえて渡してくれたが、想像していたよりもはるかに小さい虫だったことに驚いた。いままで、生で蛍を見たことも、ましてや触ったこともなかったので新鮮だった。木が蛍の光でクリスマスツリーのようになっていて綺麗だった。
 4日目に訪れた世界遺産にも登録されているキナバル公園や植物園では、ボルネオの豊富な自然を存分に味わうことができた。キャノピーウォークでは、高い位置から植物を観察することができ、普段地上からしか見ることのできない森林とは少し違った景色を観察することができた。この日、印象に残っている出来事がある。キャノピーウォークをしながら、植物園のガイドさんに質問していたら、色々と教えてくださり、気がつくと30分くらいお話していた。はじめは英語で会話をすることに少し抵抗があったのだが、そんなことはすっかり忘れて植物や日本について英語でお話することができ、とても楽しくいい経験ができた。また、見ることが出来ないと思っていたラフレシアも間近で観察でき、貴重な1日だった。
 5日目に訪れたマヌカン島の海は今まで見た中で一番綺麗だった。人生初のシュノーケリングも体験することができた。自分の周りを魚たちが泳いでおり、海の底には、長い針をもつウニやヒトデもおり、まるで海の楽園に来たような気がした。また、この日はホステルの横のスタジアムにサッカー観戦をしに行った。スタジアムから帰る際、救急車を見かけたのだが、日本のある団体が寄付したものだと書いてあった。日本は色々なところでマレーシアに協力しているのだと思うと、嬉しかった。夜には、ホステルの警備員さんとお話する機会がありお互いの国について話し、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。
 6日目にサンダカンに飛行機で移動した。オランウータン・リハビリセンターで見たオランウータンが餌を食べている様子は、まるで人間のようだった。またコウモリの洞窟は、フンが山になっていることや、手すりにいるゴキブリの多さにと、驚くことばかりだった。ロッジに泊まった夜に行ったナイトクルーズでは、色鮮やかな鳥を間近で観察できた。ワニに出会えなかったのが残念だった。しかし、何に出会えるか分からない楽しみを味わうことができた。朝のクルーズで猿が木から飛び降りる姿には驚いた。ガイドさんも滅多に見られない光景を見ることができて、とても貴重な体験をすることができた。また、ロッジでは、研修旅行史上もっとも豪華なランチを食べることもできた!
 サンダカンの街で自由時間があったが、コタキナバルよりはるかに治安が悪そうだった。お店には、偽ブランド品が大量に売られていたり、男の人に煙草を売られそうになったりと少し怖かったが、人々が生活している様子を肌で感じることができた。水上村は政府が管理しているところを訪れたので、普通の家にしか見えなかった。家の中をのぞいてみると、液晶テレビがあったのには驚いた。普通の観光旅行で、マレーシアの人々の実生活はなかなかのぞくことはできないと思う。とても勉強になった。
 ボルネオ海外研修で、最も楽しかったことは、色々な人とお話出来たことである。共通語である、英語を使って会話することは、とてもいい経験となった。マレーシアの英語は聞き取りづらかったり、反対に聞き取ってもらえなかったり、思うようにコミュニケーションが取れないと感じることもあったが、親切に優しく話しかけてもらえることがとても嬉しかった。マレーシアの人たちの温かさに包まれた研修旅行だったと思う。
 今回の研修では亜熱帯の自然についても色々と学ぶことが出来たが、マレーシアの生活様式や、宗教などについても知ることができた。マレーシアという国を体感できたという気持になった。参加する前までは、ただ自然について勉強するだけの研修旅行だと思っていたが、学んだことは数多く、国際理解を深めることが出来たので、もっと多くの文系の生徒も参加すればいいのにもったいないなと感じた。また、この旅行で、自分で考えて行動したり、積極性も少しは身についたと思う。トイレや食べ物、洗濯など、困ることがあったからこそ学ぶこともあった。ただの観光旅行からは学べないことをたくさん学ぶことができ、とても充実した研修旅行だった。是非もう一度参加したい。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:36| | コメント (0)

2011年04月03日

Borneo Report by Brian Timms

 The Seishin Girls’ High School 2011 visit to Borneo was yet another great success. During the week-long visit, this year’s eleven participants were given a unique opportunity to experience the biological and cultural diversity of Sabah, one of the two Malaysian states on the island of Borneo. They returned to Japan with a host of great memories and a fresh motivation to pursue their studies.
 The trip opened at the Institute of Tropical Biology and Conservation at the University of Malaysia Sabah (UMS) located in Kota Kinabalu. Students received an orientation and tour of the Institute, which is dedicated to promoting sustainability in Sabah. The following day Institute lecturers gave talks on plant diversity, insects, sustainability and eco-tourism, and first year biology students organized recreational activities.
 During the next phase of the trip, students went on a number of excursions in and around Kota Kinabalu to places of ecological importance. These places included Mangrove forests, wetlands, Mount Kinabalu, and climaxed with a river cruise, where students viewed numerous flora, fauna and wildlife including the long-nosed proboscis monkeys.
 The group then moved east to the city of Sandakan for the final two days of the trip. After a two hour drive from Sandakan airport, students arrived at the Proboscis Lodge located on the Kinabatangan River. There they enjoyed a night and morning river cruise during which they spotted birds, wild cats, and were even able to see a group of monkeys diving into the river in order to cross it. A rare sight indeed !

投稿者: 秋山繁治 日時: 10:11| | コメント (0)

2011年03月31日

2010年度 清心女子高ボルネオ研修 最終日

コタ・キナバルからクアラルンプールに移動して、現地時間で、11時45分の関西空港の便で出国します。全員健康です。

投稿者: 秋山繁治 日時: 00:05| | コメント (0)

2011年03月29日

2010年度 清心女子高ボルネオ研修 6日目

早朝5時に宿舎を出発。コタキナバル空港からサンダカン空港へ飛び、バスでセピログ・オランウータン・リハビリテーション・センターを訪問した。人に飼われていたり、怪我をして保護されたオラヌータンを野生に返すための活動に取り組んでいるという。その後、スカウに向かった。ロッジに着く直前にスコールに遭遇した。昼間の動物観察はできなくなり、かわりに夜8時から動物観察を行った。鳥は全く動かないので観察しやすかった。

投稿者: 秋山繁治 日時: 00:15| | コメント (0)

2011年03月28日

2010年度 清心女子高ボルネオ研修 5日目

宿舎は午前77時に出発。コタキナバル港からラーマン島にボートで渡った。サバ州の海の生物についての解説とビデオを見た後で、シュノーケルをしました。今日がコタキナバル最後の日、明日の早朝からサンダカンに向かいます。生徒は全員、元気に過ごしてます。

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コタキナバル港

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ボートでラーマン島に向かう

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ラーマン島近い・・!

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戦争の傷跡

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展示物を見学

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海でシュノーケル

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海浜の全景

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この海岸に棲む動物たち


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:00| | コメント (0)

2011年03月27日

ラフレシアを見ました。

ポーリン温泉の帰りにラフレシアの花が咲いている情報があったので、訪問しました。付近の住民が花の管理し、見学料を徴収しています。

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ラフレシア開花中の標識

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林の中を進んでいく

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急な斜面を下る

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ラフレシアの花が咲く場所に到着

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ラフレシアの花


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:06| | コメント (0)

2010年度 清心女子高ボルネオ研修 4日目

午前中、キナバル公園での植物観察をした。途中から雨が降ったが、雨具をつけて観察を続けた。午後からは、ポーリン温泉でキャノピーウォークをして、樹木の上部から森林を観察した。

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曇っていたので、キナバル山は見えなかった

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キナバル公園のスタッフによるプレゼン

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JICAの坂口さんの植物解説

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雨の中、公園内を散策

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ポーリン温泉に向かう

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ポーリン温泉

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蝶の観察

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キャノピーウォーク


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:06| | コメント (0)

2011年03月26日

2010年度 清心女子高ボルネオ研修 3日目

午前中は、宿舎近くのマングローブ林で自然観察した。マングローブを構成する樹木の説明を聞くことができた。午後は、森林火災跡地を訪問して、植林作業を行った。夕方から、河川をクルージングして、自然観察した。多くのテングザルを観察することができた。また、夜は、蛍がクリスマスツリーの電球のように光っているのを見ることができた。ここの蛍は、フラッシュのように、早い間隔で青白く光っていた。ゆったりと光る日本の蛍のイメージとは異なるものであった。

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コタキナバルのウェットランドセンターへ

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植物の解説を聞く

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マングローブ林

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胎生種子

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マングローブの苗

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Peat Swamp フィールドセンターを訪問

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森林火災跡地で植林作業

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Beringgis River で動物観察

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テングザル

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蛍は小さかった


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:10| | コメント (0)

2011年03月25日

2010年度 清心女子高ボルネオ研修 2日目

6:30から食事。7:00に宿舎を出発。今日は1日中、大学で8:00から講義を受ける。

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本校の英会話ブライアン先生の指導

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「植物の生物多様性」の講義

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「動物の生物多様性」の講義

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「昆虫の生物多様性」の講義

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「伝統的なもの」の講義

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「ネーチャーツーリズム」の講義

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本校生徒がカメについての課題研究の成果を発表

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大学の講義の修了証、記念品を受け取る


投稿者: 秋山繁治 日時: 09:27| | コメント (0)

2011年03月24日

2010年度 清心女子高ボルネオ研修 1日目

昨日、深夜に到着し、宿舎では寝ただけで、第一日目の研究が始まった。朝食を取らずに7時に宿舎を出発した。飛行機の夕食が9時を過ぎていたとはいえ、腹ペコだった生徒もいたかもしれない。大学で10時にティーブレーク(ビーフンと飲み物)がでたので助かった。
 午前中は、国立サバ大学の紹介が中心で、講義を受けた後で、充実した標本室、ギャラリー、大学の歴史や施設を紹介するためのミュージアム、水族館に行った。充実した設備を見学して、生徒たちは驚嘆していた。
 午後は、サバ大学の大学生と交流した。学生が作成したビデオ作品を見せていただいたり、一緒にChance Gameで楽しんだ。

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マレーシア国立サバ大学での講義

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標本室を訪問

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動物の標本を見学

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サバ大学のミュージアムを訪問

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サバ大学水族館を訪問

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サバ大学の学生と交流


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:07| | コメント (0)

2011年03月23日

クアラルンプール空港に到着

 関西国際空港を9:00に出発して、18:00少し前にクアラルンプールに無事に到着しました。19:55発の便でコタキナバルに向かいます。宿舎に到着するのは、22:00を過ぎると思います。明日は、マレーシア国立サバ大学で環境学習が始まります。最初の2日間は、大学の先生方から生物多様性についての講義を受けます。
 今日のクアラルプール便の到着前のアナウンスで、「人身売買や臓器売買は、もっとも重い犯罪になります」というメッセージが流れていました。日本からマレーシアの便で放送されるということは、日本人に向けて言われているのだなと思いました。一昨年、映画館で見た『闇の子供たち』を思い出しました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:27| | コメント (1)

2010年10月09日

西表島から石垣港へ

この季節、上原港を利用できることは少ないのですが、今日も波が穏やかなので、上原港から石垣港に向かうことができます。出発は、7;50.もちろん全員無事です。石垣港から石垣空港、そして那覇空港。今日は、子どもの国で動物たちに会うことになっています。琉球大学理学部出身の方を講師をしていただき、沖縄の動物について学びます。最後の訪問地です。

投稿者: 秋山繁治 日時: 07:14| | コメント (0)

2010年10月08日

星砂の浜、バラス島へ行く 沖縄研修旅行 3日目

午前中は、パイン畑、星砂の浜、浦内川のマングローブ林を見学した。あいにくの雨で、景色が見難く、寒かった。午後からのバラス島のシュノーケルでのサンゴ礁の自然観察ができるかどうかが心配であったが、昼過ぎから晴れ間が覗くほど、天気は好転したので、無事に海に入ることができた。

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:26| | コメント (0)

2010年10月07日

夜は熱帯生物圏研究センターへ

夜は熱帯生物圏研究センタ-・西表実験所を訪問し(徒歩で40分)、、琉球大学亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構の成瀬貫(とおる)特命助教の講義・・・内容は、研究手法、研究成果、そして、成瀬先生の研究者としての今の生活に至るまでの人生について話を聞かせていただきました。

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夜の散歩はカニの観察のための時間?

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講義室が完備されていた

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これまでの研究を概説

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マスコミが扱った研究の紹介

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社会的活動、国際的な研究協力でも活動


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:50| | コメント (0)

ピナイサーらの滝に行く 沖縄研修旅行2日目

朝からカヤックでヒナイ川を上りながら、マングローブの植物や動物の観察をしました。下流に多いヤエヤマヒルイギ、上流の多いオヒルイギなどの見分け方や特徴を学びました。滝つぼで付近で昼食。その後、午後4時前まで活動しました。

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カヤックの練習

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川近くの湿地

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サガリバナを見つけました

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ピナイサーラの滝を目指す

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捕まえたキノボリトカゲ

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ピナイサーラの滝に到着

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サキシマスオウの板根

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河口付近の砂浜・マングローブ林

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ミナミコメツキガニ

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花に群れているチョウ達


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:14| | コメント (0)

2010年10月06日

西表島に無事に到着 沖縄研修旅行 1日目

岡山空港、那覇空港を経由して、石垣空港。川平湾でグラスボートでサンゴ礁を観察して、石垣港から西表島へ。この季節は風の影響で海が荒れるので、上原港便は使えないのですが、今回は上原港に到着。徒歩数分で宿に。到着17:30。

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岡山空港で出発式

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川平湾に向かう

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グラスボートでサンゴ礁を観察

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サンゴや魚が見える

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海辺近くの木陰に猫を発見

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:55| | コメント (0)

2010年07月31日

2010年度 生命科学コース蒜山研修(第5日目)

昨晩に続き、データの整理を行った。昨日から補習授業を終えた3年生が、8月3日・4日のSSH生徒生徒研究発表会のポスター作成をするために来ている。徹夜で仕上げているが、今回のブナ林の調査結果が追加できるかどうかは微妙。タイムリミットは、この研修を終えてバスに乗車する今日の午後3時半。

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SSH生徒研究発表会用のポスター作成中の3年生

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調査結果を一覧表に記入

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データを整理中の生徒たち


投稿者: 秋山繁治 日時: 09:28| | コメント (0)

2010年07月30日

2010年度 生命科学コース蒜山研修(第4日目)

 ブナ林での調査を行った。午前中は、15m×30mのプロット内の直径5cm以上の樹木の胸高直径と樹高を測定した。樹高は、側高竿と超音波測定器(バーテックス)を用いた。午後は、地表から50cmの高さの部分に成長錐を入れて年輪を採取し、樹齢を測定した。夜は成長錐で抜いたコアの年輪を数える作業をした。

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調査地はかなりきつい斜面

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胸高直径を測定

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測高竿で樹高を測定

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超音波測高器で樹高を測定

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成長錐でコアを抜く

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くり抜いたコア

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成長錐の扱いについて説明

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コアの年輪を数える

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コアをカッターナイフで削って、ルーペで見る


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:06| | コメント (0)

2010年07月29日

「ニホンアシカ」の記録ビデオ

夜の講義前に、ニホンアシカのテレビニュースを録画したビデオを見させていただいた。
輸入しているアシカはカリフォルニアアシカだが、日本にもニホンアシカがいた。毛皮や油を取るためと、サーカスや動物園などで見世物にするために乱獲され、絶滅したと言われていたが、平成4年に竹島で昭和15年に撮影された8mm映像の中に、偶然ニホンアシカの姿が見つかったことがテレビで紹介された。現在は「絶滅危惧種」だが、50年間その生存が確認できない場合は「絶滅」に変わる。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:05| | コメント (0)

2010年度 生命科学コース蒜山研修(第3日目)

 午前中は、森林の調査方法の講義と実習、午後は、実際にブナ林に入って、稚樹の調査を行った。夜は、鳥取大学の大学院生の研究紹介、ビデオ(テレビニュース)、明日の森林調査の説明とそのデータから二酸化炭素量吸収量を推定する理論的計算方法の説明があった。

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成長錐の使い方の解説

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測高竿で樹高を測定

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胸高直径の測定

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電子機器による樹高の測定

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側高竿の先を双眼鏡で探す

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幼樹を調べるプロット

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稚樹の調査

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稚樹の調査


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:00| | コメント (0)

2010年07月28日

2010年度 生命科学コース蒜山研修(第2日目午後)

 午後は、明日からの調査のために必要な樹木の分類方法について学んだ。宿舎の周辺の樹木について説明を聞いた後、実際に「蒜山の森」に入って知識の確認をした。夜は、分類の基礎知識についてのテストを受けた。

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宿舎周辺の樹木について学ぶ

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キハダはコルク層が厚い

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樹皮をめくると「黄肌(きはだ)」

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野外の危険な植物「ツタウルシ」

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「蒜山の森」に入る

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山歩きしながら、植物観察

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この大きな葉は、「タラノキ」

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植物の分類のテスト


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:06| | コメント (0)

2010年度 生命科学コース蒜山研修(第2日目午前)

 午前中は、ヒノキの枝打ち作業の体験と森林調査のために作られたジャングルジムを使った自然観察であった。

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登る前に安全ベルト装着

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森林調査のためのジャングルジムの内部

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樹木を観察

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ジャングルジムから大山を望む

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枝打ちの模範作業

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枝打ちに生徒も挑戦

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:47| | コメント (0)

2010年07月27日

2010年度 生命科学コース蒜山研修(第1日目)

 鳥取大学教育研究林「蒜山の森」での研修は、5年目になる今年も地元で自然観察指導員で活躍する山田信光先生の講演で始まった。野ウサギの習性、サシバの減少と里山の関係についての話であった。夜は、鳥取大学農学部佐野先生の「不都合な真実」を話題にした環境問題についての話であった。

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山田信光先生の話

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佐野敦之先生の話


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:27| | コメント (0)

2010年05月21日

ボルネオ研修旅行の報告(2010年6月「学園だより」の原稿)

2010年3月23日から3月31日の日程で、ボルネオ島の北部マレーシア国サバ州で研修旅行を実施した。

 3月23日から31日までの9日間の環境学習と国際理解を目的にしたボルネオ研修に高校生16名が参加した。この研修は、マレーシア国立サバ大学熱帯生物保全研究所と連携して実施しているものである。最初の2日間は生物の多様性を中心に扱った講義を受け、その後で世界遺産のキナバル公園、マングローブ林、キナバタガン川流域、海洋自然保護区で自然観察、森林火災の跡地での植樹体験などをしながら、自然保護・環境保全について学ぶ内容になっている。今年で4回目になる。
 連日30度を超える赤道直下の熱帯。ムスリムから流れているイスラムの音楽。肌を出さないように長い布を纏った女性。立ち並ぶ真新しい住居。水上村近くに打ち上げられ集積したゴミ。リンギットという貨幣単位。巨大な大学のキャンパス。生物標本の保管庫はコクヨ(日本)製、初対面でもにこやかに笑顔を見せる人たち。一生懸命英語で話しかけてくる高校生。宿舎の食堂で給仕してくれた高校生と同年代の少女たちの笑顔。楊貴妃も好んで食べていたといわれている「ツバメの巣」の採取がおこなわれる巨大な洞窟。自然林を伐採してつくられたアブラヤシのプランテーション。口の中に広がる果物の女王マンゴスチンの味。川岸で休憩しているワニ。テングザル。サイチョウ。道路脇まで迫ってくる山火事。
 これまで多くの生徒が想定していた外国は、「欧米」ではなかっただろうか。その彼女たちの目の前に広がる光景はどのようにうつったのだろうか。世界にはいろいろな異文化があること、そして、日本はアジアにあるということを再認識してもらえたと考えている。

投稿者: 秋山繁治 日時: 13:19| | コメント (0)

2010年05月05日

Fisherman's Wharf の果物屋さんで

果物屋さんが陳列したさまざまな果物の色の鮮やかさが眩しかった。買いもしないのに、デジカメを持ちこんで、すべての果物の姿を撮影した。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 20:16| | コメント (0)

2010年05月01日

Lock and Dam No.1

Lock and Dam No.1は、ミシシッピー川上流部で、ミネソタ川とミシシッピー川の合流のすぐ北、ミネアポリスとセイント・ポールの間に位置しています。ダムの部分はフォード社が所有し、管理はUS Army Corps of Engineersがしています Armyは陸軍のことですが、アメリカでは河川は陸軍の管理下で、壊れた堤防を修理するのも彼らの仕事です。US Army Corps of Engineersは、「陸軍工兵部隊」と日本語で訳されていますが、軍人と民間人で構成され、ダム作ったり、堤防を作ったりしている軍隊だということです。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:44| | コメント (0)

2010年04月02日

”ボルネオ研修”の感想

【生徒の感想】
 ボルネオ研修の9日間は想像していた以上に内容が濃く、充実した毎日を過ごすことが出来ました。毎日の生活や活動の中で、はじめて見るもの、はじめて知ること、はじめて感じるものといった「はじめて」がたくさんで研修の初めから終わりまでなにをするのも、なにを見るのも新鮮でわくわくしていたのをすごく覚えています。
 1日目は特に活動はなく、コタキナバルに到着してスーパーに行ってホステルに入るというだけでしたが、気候の違いや食べ物の違いに気が遠くなり、はじめて見るトイレ様式に驚き、軽くカルチャーショックを受けました。
 2日目は、大学の博物館の見学と大学の説明と高校訪問がありました。大学の博物館は想像以上に大きく、想像以上にたくさんの植物や昆虫や哺乳類の資料があり、はじめて見る動植物がほとんどでとても興味深かったです。大学の説明は正直何を言っているのかほとんどわからなくて、次の日の講義がすごく不安になりました。高校訪問は最初に現地の学生のパワーポイントから始まったのですが、発表した男の子が何も見ずに説明したのがすごいと思いました。交流したときも積極的に英語で会話をしようとしてくれてわたしは答えるのに必死という感じでした。彼らも英語は母国語ではないのだと思うと、今まで英語を頑張って勉強してきたつもりなのに実際使えない自分が恥かしく思えてきて、実際に使える英語を身につけたいと思いました。
 3日目は、講義を受けて大学内の水族館に行きました。講義は理解できるものもあったけど、ほとんど理解できないというものもありました。でも、いま考えるともう少し自分で理解しようと努力するべきだったと思います。水族館は話で聞いていたとおり大学内のものとは思えないくらいのものでした。カメがかわいかったです。
 4日目は、午前中に湿地センター、午後に植樹、夜は蛍をみました。湿地センターでは日本人の方が日本語で説明してくれたので、すごくわかりやすかったです。マングローブの葉が塩っ辛いというお話のとき、実際に葉をなめてみました。いままでの自分だったら、誰かがなめた反応を見て感想を聞くだけだったと思います。しかし、このときは何の迷いもなくみんなといっしょに葉をなめている自分がいて、後から自分がすごく変わったなあと思いました。午後の植樹は、想像していたよりあっという間に終わってすこし驚きました。夜蛍を見たのはすごく感動しました。体調も良く、元気だったのもあり、このときが
9日間の中でいちばんテンションが上がっていたと思います。
 5日目は、市場とキナバル山とキャノピーウォークでした。
市場はものがたくさんあって、どれもついている値段がかなり安くて、さらにそれから安くしてくれるところもあって驚きました。キナバル山はすごく大きくて「すごい!」としか言えてなかったと思います。キャノピーウォークはきつかったけど楽しかったです。思ったより怖くありませんでした。帰りに寄った果物市場では見たことない果物がたくさんあって見ているだけで楽しかったです。わたしが食べてみたものは全部おいしかったです。
 6日目は島に行きました。魚が見えるんだという話は聞いていたものの、あんなに近くに魚がいるとは思ってもいませんでした。海で魚を見ているときに足の裏を切ってしまって途中で上がらないといけなくなったのがすごく残念でした。
 7日目はサンダカンに行ってオランウータン保護施設を見学し、最終宿泊地のスカウに行ってリバーサファリをしました。オランウータン保護施設は想像していたのとぜんぜん違って少し残念でした。動物園
でも見れそうなエサやりの場面だけでなく、オランウータン保護施設でないと見れないようなとろこが見たかったです。リバーサファリは、野生のいろいろな種類のサルや鳥、クロコダイルや水オオトカゲを自分の目で見ることができて感動しました。写真を撮りたいのに自分のカメラでは綺麗に撮れないのが残念でした。
 8日目は洞窟と水上の家に行きました。洞窟は想像以上に臭くて本当につらかったです。あんなに大変だったのにツバメの巣を獲る作業の準備もまだしてなくて、ガイドさんの説明の声も聞こえず、ちょっとショックでした。水上の家は、実際この場所で生活している人がいると思うと、なんと言えばいいかわからないような気持ちになりました。
 9日目、日本に帰ってきてやはり感じたのは、日本は便利だなということでした。しかし、便利だから日本人は幸せなのかと考えると、それはまた違うと思いました。日本と比べてはるかに不便なボルネオには、日本以上にたくさんの人の笑顔と優しさがあったように感じます。時間を守るとか日本人のいいところもわかりました。でも、それ以上に日本人に欠けているもの、日本人であるわたしたちが見習うべきことがたくさんありました。これは、普通の観光旅行ではきっと気付けないことだと思います。想像以上に得るものが多い研修だったので、本当に参加してよかったと思っています。後輩たちにも是非参加してもらいたいと思うので、研修の魅力を伝えたいと思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:41| | コメント (1)

2010年03月31日

関西国際空港に到着

8泊9日のボルネオ研修を終え、7:05に関西国際空港に到着しました。現在、生徒の皆さんは、JR線「はるか」に乗り換える時間まで自由時間を過ごしています。全員無事に帰国しましたので、ご安心ください。関西国際空港のベンチで書き込んでいます。

投稿者: 秋山繁治 日時: 08:50| | コメント (0)

2010年03月30日

クアラルンプール到着

夕方、サンダカンを出発し、クアラルンプール国際空港に到着しました。今は、関西国際空港へ向かうマレーシア航空の便に乗る前です。集合時間まで1時間しかありませんが、生徒は最後の買い物に出かけました。全員無事ですので、ご安心ください。

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:55| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 8日目

市街地の河川の岸や島の沿岸部の水上に多くの家が立ち並んでいる。コタキナバルを訪問するたびに、急速に開発が進み、ビルや道路が増えていること感じるが、一方で、貧困な人たちの存在も気になる。今回は、サンダカンの周辺で、水上村に足を踏み入れてみた。

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近代化された住居

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新設された商店街

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すぐ近くの川岸に立ち並ぶ家

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ゴミの中を歩く子どもたち

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海岸沿いの家

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遠くに島が見える

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釣りをする子ども

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家の近くにゴミ


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:04| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 8日目

サンダカンに向かう途中で、ツバメの巣でも有名なゴマントン洞窟を訪問しました。ツバメとコウモリの糞の匂い、ゴキブリの多さで生徒に避けられる場所になっていますが、現地の人たちの高級食材のツバメの巣を採取する作業が4月から始まります。今は直前の時期です。

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解説を聞く

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ゴマントン洞窟

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洞窟の内部

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出口に向かう

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巣を作っているツバメ

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ツバメの巣

アナツバメ類は、空中生活に適応したグループで、繁殖期を除いてほとんど地表に降りることはない。巣材は、空気中に漂っている鳥の羽毛などを唾液腺からの分泌物で固めて皿状の巣を作る。空中から採集した巣材をほとんど使わず、ほぼ全体が唾液腺の分泌物でできた巣を作る種類もいる。食用とされる「ツバメの巣」は、日本で見られるツバメの巣とは別のもので、アマツバメ類は、カワセミやブッポウソウに近縁で、日本のツバメとは遠い系統である。

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:47| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 8日目

朝、朝食後、スカウを出発。舟に乗って対岸にあるバスに乗り換えて移動。

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早朝の部屋からの風景

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舟に乗って

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対岸に到着


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:33| | コメント (0)

2010年03月29日

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 7日目

午後は、キナバタガン川流域のスカウに向かった。夕方からのリバー・クルーズで多くの生き物と出会うことができた。スカウで宿泊。

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バスの後、舟で宿舎に向かう

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宿泊する部屋からの風景

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川岸にワニ

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カワセミ

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大きな豆がぶら下がって

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木の陰にサル

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木の上にサル

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テングザルの姿


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:21| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 7日目

早朝、コタキナバルを出発して、空路でサンダカンに向かった。午前中は、セピログ・オランウータン・リハビリセンターを訪問した。人にペットとして飼われていたオランウータンを自然に返すために活動している。午前10時と午後3時に給餌の時間が設定されているので、オランウータンを見ることができる。

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解説を聞く

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いろいろな場所から現れる

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食事中

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欧米からの訪問者が多い


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:53| | コメント (0)

2010年03月28日

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 6日目

コタキナバル港から、トゥンク・アブイドゥル・ラーマン海洋公園に小型ボートで向かった。シュノーケルで熱帯の魚を観察した。

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シュノーケルの使い方を学ぶ

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橋桁付近に魚は集まっていた

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稚魚の姿を見つけた

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大きなナマコもいた

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:46| | コメント (0)

2010年03月27日

果物の女王 マンゴスチン

キナバル公園からの帰りに果物市場に立ち寄った。いろいろな果物があったが、一番美味しいといわれたのはマンゴスチン。マンゴスチンは東南アジア原産で、ドリアンを「果物の王様」と呼ぶのに対し、柔らかい果肉、繊細な甘みを持つことから「果物の女王」と言われる。食用の果肉部分は実は「仮種皮(種子の表面をおおっている付属物)」で、ミカンの房のような形(半透明白色)をしている。それぞれ1個の種子がある。生食が一般的だが、冷凍・シロップ漬の缶詰で入手できる。生での輸入は日本では2004年に解禁されたばかり。アメリカでもウリミバエを懸念して輸入が禁止されていたが、2008年に輸入解禁になっている。日本で売っている価格を調べたら、1個500円でした。

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果物店に並んでいたマンゴスチン

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白い部分を食べる


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:07| | コメント (1)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 5日目

午後は、キナバル公園のビジターセンターからポリン温泉に移動した。ポリン温泉は、日本のようにお湯が沸いている場所であるが、日本のように裸で入る「温泉」ではなく、いくつものプールが併設されていて、そこで家族で遊ぶ場所という雰囲気だ。周囲の山に遊歩道がある。また、森林の高い部分を観察できるキャノピー・ウォークも楽しめる。

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キャノピー・ウォーク

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下から見上げると


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:37| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 5日目

今日は、キナバル公園の日。午前中は、世界遺産に指定されているキナバル山山麓のビジターセンターを訪問した。

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バスの車窓から見えるキナバル山

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よく見られる大型シダ植物・ヘゴ

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公園内の観察路

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いろいろな蝶に出会う

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食虫植物・ウツボカズラの仲間


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:25| | コメント (0)

2010年03月26日

アブラヤシについて

アブラヤシ(ギニアアブラヤシ・ヤシ科アブラヤシ属)は、果肉と種子から油脂が取れ、単位面積当たり得られる油脂の量が大変多いので、マレーシアでは、商業作物として大規模なプランテーションで栽培(1995年には世界の生産量の51%)されている。採取された油脂は、石鹸や食用植物油の生産に使われる。高さ20mに達し、葉は羽状で長さ3~5mものが多い。受粉して果実が成熟するまでに約6ヶ月かかる。果実は油分の多い中果皮と1つの種子から構成され、1房あたり40~50kgある。栽培地は天然の熱帯雨林を焼き払って拡大されたため、環境破壊を招いている。

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バスの車窓から見えるアブラヤシ

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アブラヤシの果実の房

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アブラヤシの果実


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:40| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 4日目

ガラマでホタルを見た後、夕食を食べて宿舎に向かった。サバでは、この一カ月雨が少なく、乾燥しているので山火事が多いと聞いていた。23日にコタ・キナバル空港に到着するときも遠くで、2本の煙が立ち上っているが見えたが、今日は道路脇まで火がせまっている場所を通過した。下はバスの窓から撮影した写真だ。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 21:16| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 4日目

森林復旧を体験した後、夕方からガラマで、鳥や猿を見学した。暗くなってからは、ホタルを見ることもできた。日本のホタルより高速にフラッシュのゆおに点滅していた。

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川岸から船が出る

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ボート二台に分乗

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鳥は観察できたが猿はいなかった

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暗くなるまで観察

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日暮れ時の風景


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:07| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 4日目

午後は、森林復旧事業をすすめている現場で、植林作業を手伝わせていただいた。

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UNDP-PSF Field Centre

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木道を通って、植林する現場に移動

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育てられている苗

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植林体験をする生徒たち

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作業状況を見られるように木道が設置

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:53| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 4日目

午前中は、宿舎近くのマングローブが観察できる湿地(KKCBS)に行った。マングーローブの植生やそこに棲む動物、マングローブの復旧事業などの説明を、実際にマングローブ林を歩きながら聞いた。

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始めに自己紹介

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マングローブを構成する木の葉を舐めると

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歩きながら植物や動物の説明

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マングローブの復旧事業の説明

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育てられた苗

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マングローブを登ってみると

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マングローブの花

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胎生種子


投稿者: 秋山繁治 日時: 17:17| | コメント (0)

2010年03月25日

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 3日目

 朝は眠そうでしたが、生徒は元気です。朝、大学の所有するバスが宿舎まで迎えに来てくれます。今日の出発は、7:30でした。時間差が1時間あるので、日本の時間では8:30ということで時差ぼけはなく、むしろ1時間遅いので楽だと思います。大学での英語での講義が中心なので、生徒も大変だと思いますが、マレーシアの大学で学ぶためには、英語力が必要です。日本では日本語で自然科学を学べますが、英語の教科書を使わざるをえない国があることを認識して欲しいです。

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1時限 自然環境について

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2時限 哺乳類について

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3時限 昆虫について

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4時間目 森林の構造について

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5時限 水族館訪問

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大きな水槽も設置

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標本も展示

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6時限 ネーチャー・ツーリズムについて

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生命科学1年生が学校紹介プレゼン

投稿者: 秋山繁治 日時: 10:38| | コメント (1)

2010年03月24日

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 2日目

午後からは、地元の私立のカトリック校Maktab Nasionalと交流会をもった。最初に、お互いにパワーポイントを使って学校紹介をプレゼンした。校内を散策したり、ゲームをしたり、軽食を食べながら歓談したりした。

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挨拶後、エスコートされて会場へ移動

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まずは、マレーシア側からの学校紹介

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本校の生徒の学校紹介

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食事をしながら交流

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毎日、移動で使うサバ大学の専用バス


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:38| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 2日目

標本の観察に引き続き、IBCTのMonica教授によるサバ大学の概要の説明がありました。その後で、大学の歴史を紹介する博物館、展示館を見学しました。

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Monica教授の説明

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パワーポイントを使って説明

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大学の関係資料を展示している建物

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大学に関連した展示

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大学の全体像を知ることができるジオラマ

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展示室

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生物学関連の展示


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:21| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 2日目

大学に到着後、最初は大学で保管している標本のコレクションを見せていただきました。

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植物の標本

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哺乳類の標本

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蝶類の標本

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甲虫の標本

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:14| | コメント (0)

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 2日目

 国立サバ大学での研修が始まりました。午前中は、最初に標本室で、昆虫、植物、哺乳類のコレクションを見せていただきました。その後は、モニカ教授から、サバ大学の概要を説明していただきました。大学紹介の博物館、自然環境関係の博物館も見学しました。午後からは、地元の私立のカトリック校と交流をしました。食事以外に3回もティブレークがあったので、食べてばかりいた感じがします。太って日本に帰らないようにしたいと考えています。到着時は気温33℃でしたが、生徒は暑さや文化の違いにも少しずつ慣れてきている状況です。

投稿者: 秋山繁治 日時: 10:30| | コメント (0)

2010年03月23日

2009年度 清心女子高ボルネオ研修 1日目

関西国際空港から直行便でコタキナバルに無事に到着しました。夕方5時前には、宿舎のホステルに到着しました。生徒は元気で6時からの夕食を食べていました。大学での研修は明日からです。今日は、ゆっくり身体を休めて欲しいと思います。

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関空からコタキナバルへの直行便を利用

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マレーシア航空機に搭乗

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:24| | コメント (0)

2009年10月10日

沖縄研修旅行 4日目 沖縄こどもの国(動物園)

朝、6時半に宿舎をでて、7時過ぎに大原港を出発した。空路で那覇に、バスの中で食事を取って、沖縄こどもの国に向かった。目的は、オオコウモリと爬虫類を体感すること。講師は、琉球大学で動物を研究し、現在動物園の飼育の世話に取り組んでいる若い研究者。生徒はオオコウモリやヘビに触って、動物との交流を満喫していた。

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カンムリワシ

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オオコウモリ

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ニシキヘビを観察

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オオコウモリを腕にぶら下げて


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:28| | コメント (0)

2009年10月09日

沖縄研修旅行 3日目 西表野生生物保護センター

野生生物保護センターでは、イリオモテヤマネコの研究と保護について解説していただいた。イリオモテヤマネコについての研究成果、イリオモテヤマネコの確認情報パネル、西表島に生息するいろいろな生き物の標本が展示してある。

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イリオモテヤマネコについての解説

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排泄物はフィールドサイン

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目撃情報

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保護されているヤマネコの現状をカメラで公開


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:53| | コメント (0)

沖縄研修旅行 3日目 星砂の浜

台風の影響で、バラス島に行けなくなったので、星砂の浜でシュノーケルを使って生き物の観察をした。リーフに守られ、しかも島影なので、波は強くなかった。

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星砂の浜

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海に入る前に注意

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実は、水深はかなり浅い

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防水のデジカメで撮影

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亜熱帯の魚たち

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アオマダラウミヘビを確認


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:38| | コメント (0)

2009年10月08日

沖縄研修旅行 2日目 船浦湾

ピナイサーラ滝からの帰路の途中で、船浦湾で生き物観察をした。干潮だったので、深くても膝までしか水位がなく、遠くまで歩くことができた。

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船浦湾を歩く

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ミナミコメツキガニ

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砂浜に上陸

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:31| | コメント (0)

沖縄研修旅行 2日目 ピナイサーラ滝

ヒナイ川を上って上陸し、ピナイサーラ滝までのトレッキング。川沿いに移動しながらマングローブをじっくり観察して、構成する樹木(オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、メヒルギ)の区別の仕方や生態を学習した。トレッキングでは、亜熱帯特有の植物を見ることができた。滝壺で涼をとって帰路についた。

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カヤックの扱い方を学ぶ

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亜熱帯湿地で咲くサガリバナ

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マングローブの植生を学ぶ

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オヒルギの花

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胎生種子

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ピナイサーラ滝


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:11| | コメント (0)

2009年10月07日

沖縄研修旅行 1日目 オオコウモリについての講義

研修旅行の最初の夜は、いつも科学者の講義がある。今年は久しぶりに沖縄国際大学の金城先生がコウモリについて説明してくださった。彼は南西諸島のオオコウモリを研究している。いつもより生徒の質問が多く、2時間近くに及んだ。

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食堂で金城先生が講義

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世界一小さなコウモリ

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コウモリについてくわしく説明

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オオコウモリは”Flying Fox”

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オオコウモリと小型コウモリの違い

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オオコウモリの仔育て

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:45| | コメント (0)

2009年08月01日

ブナの実は5年に一度、豊作

高校1年生の蒜山研修で、データ整理の後を済ませてから、全員でブナ林に向かった。2006年度にブナの苗を調査したが、今回3年目を迎えて、ほとんどの苗が全滅していた。ブナの幼樹が育ちにくいことを実感した。それから、今年は、ブナの実が大豊作であった。だいたい5年に一度だといわれている。

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全員でブナ林へ

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ブナの幼樹調査

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ブナの実

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たくさんのブナの実


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:03| | コメント (0)

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第五日目)

午前中は、2日間の森林調査のデータ整理をした。まず、成長錐で採取したサンプルから樹齢を決定した。サンプルの年輪が数えにくい場合は、カッターナイフで削いで、見えやすい状態にして、ルーペで細かく観察した。

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成長錐で採取したサンプル

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全員が協力して作業

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見にくい場合はカッターで削る

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パソコンでデータを集計

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見にくい場合はルーペで年輪を判断

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:58| | コメント (0)

2009年07月31日

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第四日目)

2006年度の生徒がこの研修期間内に作成したプレゼンとマレーシアのサバ大学で発表した英語のプレゼンを紹介した。その後で、佐野研究室の2つの研究発表を聞かせていただいた。

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2006年の生徒のプレゼン

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英語によるプレゼン

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鳥散布型樹種の研究

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風衝地二次林の研究


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:11| | コメント (0)

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第四日目)

昨日の続きで。朝から森林調査をした。5グループに分かれて、分担したプロット内にある直径2cm以上のすべての樹木の樹種、直径、樹高、樹齢を調べた。午後4時には完了した。

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午前9時から調査開始

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樹高の測定

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樹齢の測定

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超音波機器を使って樹高を測定

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側高竿を使って樹高を測定


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:39| | コメント (0)

2009年07月30日

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第三日目)

夜、鳥取大学佐野敦之先生に森林調査の意義や調査について説明していただいた。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:22| | コメント (0)

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第三日目)

2006年に調査したヒノキ林、2007年、2008年に調査したアカマツを中心にした天然林(二次林)を訪問した。遷移段階の異なる森林を午後から調査することになった。

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2006年度調査したヒノキ林

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2007,2008年調査した天然林

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今年の調査地

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実際の測定作業に入る


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:08| | コメント (0)

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第三日目)

昼前、佐野研究室の女子大学生に、実際に山で植物の観察方法を学んだ。

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植物図鑑の見方を学ぶ

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似た樹木の区別について解説

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実物での学習は刺激的

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野生のクリ


投稿者: 秋山繁治 日時: 13:00| | コメント (0)

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第三日目)

午前中は、コンパスを使って樹木調査をするプロットを決める方法について学んだ。

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プロットの取り方について講義

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屋外で実習

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実際に測量


投稿者: 秋山繁治 日時: 12:52| | コメント (0)

2009年07月29日

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第二日目)

夜は、樹木解説であった。この蒜山の森を構成する代表的な樹木10種を全員が区別できる段階まで学習した。最後はテストが行われ、全員合格した。

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地球規模の環境問題についての講義

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二酸化炭素の排出量

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樹種の区別の学習

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ヒノキは葉にY字模様

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低木のコシアブラ


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:07| | コメント (0)

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第二日目)

午後は、樹木の測定方法について学んだ。胸高直径、樹高、樹齢を測定する実習を行った。

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胸高直径の測定

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測高竿による樹高の測定

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成長錐を使った樹齢の測定

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超音波機器を使った樹高の測定


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:34| | コメント (0)

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第二日目)

午前中は、枝打ち(植林してあるスギやヒノキなどで、節のない良質の材を得るために行下枝や枯れ枝を切り落とすこと)とジャングルジム(森林生態を観察する足場を組んだもの)で林冠部から樹木を観察した。

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野外の危険な動植物について解説

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ジャングルジムに向かう

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ジャングルジム

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林冠部での眺望

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樹木の観察

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地上20m付近のコナラの種子


投稿者: 秋山繁治 日時: 13:38| | コメント (0)

2009年07月28日

2009年度 生命科学コース蒜山研修(第一日目)

鳥取大学教育研究林「蒜山の森」での研修は、今年で4年目になる。地元で自然観察指導員で活躍する山田信光先生の講演で始まった。トカラ列島の海、サシバの減少と里山の関係についてなど、自然環境について再考をうながすメッセージが込められた話であった。夜は、鳥取大学農学部の佐野先生の研究室の女子学生2人に、それぞれの研究内容について話していただいた。

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はじめは自然についての講演

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山田信光先生

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竹についての研究紹介

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コナラの受粉についての研究紹介


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:51| | コメント (0)

2009年04月01日

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 九日目

午前4時半、飛行機の中で起こされて、朝食をとり、その後は眠れないままに関西国際空港に到着した。8泊9日の旅程を生徒が健康に過ごしてくれたことが嬉しかった。観光でリゾートに行くのではなく、マレーシアの人たちが普通に宿泊する宿舎(ホステル)での生活で、生徒にとって本当に”研修”であったと思う。文化の違いに最初は大変戸惑ったと思うが、泣き言も言わずに頑張って、大学での授業や野外活動に取り組んでくれた。ありがとう。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:21| | コメント (0)

2009年03月31日

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 八日目

早朝、宿舎を後にして、サンダカンに向かった。帰路は空路でサンダカン、コタキナバル、クアラルンプール、関西国際空港、新幹線で岡山へ向かう。

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早朝のキナバタガン川

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まだ薄暗い早朝に起床

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荷物を持って出発


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:08| | コメント (0)

2009年03月30日

スカウの宿舎で出会った動物

宿舎の入り口の岸辺にいたのがワニだった(写真が小さくて・・・見えない)。そして、生徒がバタバタと各自のコテージに消えた後に、バタバタと集まってきたのがサイチョウの群れだった。部屋に入ると浴室で出迎えてくれたのが、ヤモリ。深夜、生徒たちが、「家の屋根に男性がいる」って動転して騒いでいましたが、キナバタガン川沿いのジャングルを船で渡らないと来れないコテージに覗き見だけために勇敢にくる男性がいるでしょうか。冷静に考えて欲しい。野生動物が夜の散歩をしている可能性の高いと・・・・客観的には思います。スカウは、虫や動物の声、いろいろな野生の音を味わえる場所です。

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宿舎

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サイチョウ

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ヤモリ


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:54| | コメント (0)

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 七日目

午前中は、セピログ・オランウ―タン・リハビリセンターを訪問した。違法に捕獲されたオランウータンを自然に帰すためのリハビリを行うセンターで、連れてこられたオランウータンは、まず餌付けで餌を与えられて体力をつけて、自分自身で餌を取れるように訓練して、自然に戻すという方法がとられている。餌付けの時間は毎日決まっているので、センターの紹介ビデオを見た後で、餌場に移動すれば、周囲の森から集まってくるオランウ―タンの姿を見ることができる。今回は、餌場までの木道で、親子に出会った。

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近くで撮影の成功

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木道で出会ったオランウータン

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餌場

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他の種類の猿も集まってくる


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:08| | コメント (0)

2009年03月29日

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 六日目

マヌカン島で、博物館を見学したり、生き物を見学した後、夕方からホタルを観察した。

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マヌカン島の砂浜のある海岸

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島内の博物館でクジラ骨格を見学

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近隣の島の自然環境について学習

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水辺で生物観察

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多くの稚魚が集まってくる

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桟橋近くの魚の群れ

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:22| | コメント (0)

2009年03月28日

サバ州の果物

キナバル山からの帰路に果物をあつかっている店に立ち寄った。日本であまり見ない果物が多かった。

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道路沿いにあったフルーツを扱っていた店先


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ドリアン

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ドリアンの中身。

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ストロベリー。日本より小さい。

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ランブータン。”ランブー”は毛という意味。

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マンゴスチン。皮から赤い汁。

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チク。

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スネークスキン。ヘビの鱗のような外皮。

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リマウマニス。ミカンのような。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 20:35| | コメント (2)

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 五日目

午前中は、Kinabalu Parkを訪問した。ビジターセンターでキナバル国立公園を紹介するビデオを見てから、公園内を散策した。ランの仲間、食虫植物、チョウなど多くの動植物を見た。すべて英語による説明で今日にいたっているが、生徒はなんとか理解しようと頑張っているようだ。適応能力には目を瞠るものがある。午後は、Poring Hot Springに移動し、キャノピーウォークで高い位置から熱帯の森林を観察した。

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キナバル公園ビジターセンターに到着
(遠くにキナバル山が見える)

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ビデオでキナバル公園について学習

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スタッフによる植物についての解説

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食虫植物ウツボカズラ

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クワガタを捕獲

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チョウ類標本の展示

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公園内でいろいろなチョウを観察

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公園内で見かけたチョウ

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源泉

帰路で道路沿いの看板に「ラフレシアを確認」の立て看板があったので、見学に立ち寄った。有料で見学させて、生計をたてている家族のようで、小さな子どもが英語で解説してくれた。見学料は25RM(日本円で約750円)とたいへん高い料金であった。

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藪の中にラフレシアを確認

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ラフレシアの花

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ラフレシアの蕾

【生徒の感想】
・確実に前よりも自然が好きになっています。
・段々と英語の説明も苦痛なく普通に聞けてとても興味深かった。たぶん、動物や植物の英語の語彙が増えているのもあると思う。
・マンゴースチンとランブータンいう見たことのない果物を食べることができた。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:04| | コメント (0)

2009年03月27日

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 四日目

午前中は、コタコナバル市内のマングローブ林を観察した。マングローブに特徴的な動植物について学習した。午後は、Klias-UNDP Peat Swamp Forest Field Centreを訪問した。ここは森林火災で焼失した森林の復旧に取り組んでいる施設で、毎年訪問させていただいて、植林作業をしている。今回で3回目の訪問で、最初に植林した木が生徒の背丈より高くなっていることに感動した。夜はBeringgis River でボートに乗ってホタルを観察した。クリスマスツリーのように光っていた。日本のホタルのように、空中を飛ぶものは少なかった。

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研修前の記念撮影

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マングローブ林全体を地図で説明

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胎生種子について説明

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植えるマングローブの苗

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観察したことについて発表

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森林の焼失及び復旧作業を概説

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2年前に植えた苗が大きく成長

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全員で植林作業

【生徒の感想】
・マングローブを見て、あらためて変わった形だなと思いました。静かに耳を澄ましてみると、小鳥のさえずり、蝉やエビの鳴き声など“森らしい”音がいっぱい聞こえました。
・植林をしました。自分で一本の木をあの土地に植えられたことはとてもいい思い出になりました。また大人になった時に見に来て、このボルネオ研修を思い出したいと思いました。
・停電になってびっくりしました。とても電気の有難味を感じました。日本に帰って一つ一つの生活に幸せを感じると思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:53| | コメント (0)

2009年03月26日

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 三日目

 サバ大学で今日一日は、すべて講義だ。
午前中は「昆虫の多様性」、「植物の多様性」、「動物の多様性」、「伝統知識と薬草」の講義を受けた。

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Dr.Homathevi

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Dr.Idris

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Dr.Henry

昼食後、大学内にある水族館を訪問したその後で、「ネーチャーツーリズム」、「環境保全」の講義を受けた。最後に、17:00から生徒の課題研究をサバ大学の先生方の前で発表した。

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水族館の展示物

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いろいろな水槽が並んでいる

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Mr.Kelvin

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Mdm.Elia


投稿者: 秋山繁治 日時: 14:01| | コメント (1)

2009年03月25日

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 二日目

午前中は、サバ大学を訪問し、オリエンテーションをした後で、大学内のいろいろな施設を見学した。今日訪問したのは、BORNEENSIS(生物の標本室)とUMS Galery(生物学を中心にした科学博物館のような施設)とUMS Museum(大学の歴史、大学の全景ジオラマなどの展示)であった。
 午後は、Maktab Nasionalを訪問して、交流会をもち、学校紹介と課題研究の発表をした。

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標本室を見学

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自然環境を模したジオラマ

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サバ大学全体のジオラマ

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サバ大学の歴史の展示

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Maktab Nasionalを訪問

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まずは挨拶から

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交流会の様子

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研究課題の発表


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:12| | コメント (1)

2009年03月24日

2008年度 清心女子高ボルネオ研修 一日目

早朝に岡山を新幹線で出発して、5時頃にはコタキナバルの宿舎に到着した。時差が1時間しかないので、体調に違和感はない。今日は1日が25時間ということになる。現地の若者と同じ、体育施設に付設した宿舎(日本でいえば”少年自然の家”のような雰囲気)に、これから6泊する。最後の一泊は、キナバタガン川スカウ付近のロッジに宿泊することになている。今日は全員元気に夕食を食べた。例年、「辛くて食べられない」と言ってくる生徒がいるが、今日はいなかった。全日程を体調を万全にして、楽しんで欲しいと思う。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:32| | コメント (0)

2009年03月23日

2008年度 ボルネオ研修旅行

清心女子高等学校 ボルネオ研修旅行(第3回) ”Global Generation Programme”

【仮設】
 マレーシア・サバ州(ボルネオ島)で、海外との大学と連携して「環境教育・国際理解」をテーマにした研修をすることによって、国際的な視点で環境問題を見る目が養われるとともに、科学英語の必要性を実感させることができる。

【実施の経緯】
 2006年3月にマレーシア・サバ州(ボルネオ島)を訪問し、国立サバ大学熱帯生物保全研究所に高校生の環境学習を中心とした研修への協力を依頼し、合意した。

【高大連携】
 連携している国立サバ大学(UNIVERSITI MALAYSIA SABAH 略称UMS) は、1994年にマレーシア国立大学として分離独立した2番目の国立大学。ボルネオ島サバ州の州都コタキナバルにメインキャンパスがあり、理工学部・経済学部・社会科学部などの学部と熱帯生物保全研究所・海洋生物研究所などの研究所からなる。大学構内はとても広く、水族館も併設。
 ボルネオ海外研修”Global Generation Programme”は、サバ大学の熱帯生物保全研究所(Institute for Tropical Biology & Conservation 略称ITBC)と連携。全日程、サバ大学ITBC職員が引率。

【研修の目標】
 ○熱帯の「種の多様性」についての体験学習
 ○国外の大学での研究・講義の体験
 ○SSHの課題研究発表をきっかけにした国際交流の促進
 ○科学英語の実践

【実施計画】
4月:生徒に企画を紹介
5月:参加者を公募(15名定員)
7月:蒜山研修の調査結果(テーマ:ヒノキの二酸化炭素吸収量の推定)を整理
2月から3月:英語によるプレゼンの準備

【実施時期】
2009年3月24日(火)~4月1日(水) 参加生徒17名

【地域の特徴】
 ボルネオ島は、世界的な生物多様性ホットスポットの1つであり、その貴重な自然環境を生かした学習が可能である。サバ州の面積は、北海道よりやや小さい。多宗教・多言語で、宗教はキリスト教・精霊信仰・イスラム教・仏教・道教。言語はマレーシア語・英語・民族語。森林面積は総面積の約60%を占めている。世界で最も複雑な生態系を持ち、2,500種の植物の他、600種の鳥類、200種の哺乳類、200種の爬虫類および数千種の昆虫類等が生息している。熱帯モンスーン圏だが、台風はあまりない。平均最高気温は32℃、平均最低気温は24℃。

【これまでの研修】
 2007年3月27日~4月3日 第1回ボルネオ研修旅行を実施。参加生徒16名。
 2008年3月25日~4月2日 第2回ボルネオ研修旅行を実施。参加生徒14名。

投稿者: 秋山繁治 日時: 17:07| | コメント (0)

2008年10月11日

西表野生生物保護センター

9日の夜に、琉球大学でイリオモテヤマネコの研究を中西先生に話をしていただいた。今回は、西表のいろいろな生物についての情報を公開している野生生物保護センターを訪問した。クイズラリーをしながら、楽しく学習ができた。イリオモテヤマネコの生息確認情報や交通事故の情報なども地図上にプロットした形で紹介されていた。2008年度に発生したイリオモテヤマネコの交通事故は3件ということだ。

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イリオモテヤマネコの情報公開

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保護されているイリオモテヤマネコの映像

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イリオモテヤマネコの生態の説明

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事故死したイリオモテヤマネコの剥製

※ イリオモテヤマネコについてのQandA

質問① イリオモテヤマネコのメスが交通事故き遭いやすい季節はいつか?
質問② イリオモテヤマネコの餌にもなっている大型のトカゲの名前はなにか?
質問③ イリオモテヤマネコの交通事故を防ぐために作られた道路の下にあるトンネルは何というか?
質問④ 怪我をしているイリオモテヤマネコを見つけたらどこに連絡するか?

答えは、次に・・・・。

続きを読む "西表野生生物保護センター" »

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:33| | コメント (0)

2008年度 沖縄研修・自然環境コース(第4日)星砂の浜

最終日で大原港から石垣島へ移動する前に、「星砂の浜」と「西表野生生物保護センター」に立ち寄った。星砂の浜では、短い時間しか滞在できなかったが、西表の砂(有孔虫の残骸でできた砂)と岡山県の砂(花崗岩が風化してできた砂)を比較してもらった。

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星砂の浜

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星砂(有穴虫)の観察

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砂の粒を細かくみると”星型”

※ 星砂
星砂(star sand)は星の形の粒子からなる砂状の海洋性堆積物である。星砂は有孔虫の殻が堆積したもので、岩石が風化してできる通常の砂とは異なる。有孔虫は単細胞生物としては大型で、肉眼で見える大きさで、死ぬと原形質が分解され、殻のみが残存して堆積する。殻の形が星や太陽を思わせる形をしているため、鑑賞の対象として愛好されている。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:12| | コメント (0)

2008年度 沖縄研修・自然環境コース(第4日)星砂の浜

最終日で大原港から石垣島へ移動する前に、「星砂の浜」と「西表野生生物保護センター」に立ち寄った。星砂の浜では、短い時間しか滞在できなかったが、西表の砂(有孔虫の残骸でできた砂)と岡山県の砂(花崗岩が風化してできた砂)を比較してもらった。

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星砂の浜

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星砂(有穴虫)の観察

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砂の粒を細かくみると”星型”

※ 星砂
星砂(star sand)は星の形の粒子からなる砂状の海洋性堆積物である。星砂は有孔虫の殻が堆積したもので、岩石が風化してできる通常の砂とは異なる。有孔虫は単細胞生物としては大型で、肉眼で見える大きさで、死ぬと原形質が分解され、殻のみが残存して堆積する。殻の形が星や太陽を思わせる形をしているため、鑑賞の対象として愛好されている。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:12| | コメント (0)

2008年10月10日

サンゴ礁の観察

午後はバラス島を離れて、テーブルサンゴを見ることができるポイントにおろしてもらって、海の中のいろいろな動植物を観察した。沖縄本島近辺の海では、「サンゴの白化現象」が話題になっているが、西表の海でも観察できた。沖縄本島ほど大きな問題にはならないレベルだということだ。まだまだ、西表の自然は素晴らしい・・・。その美しい自然を大切にしたい場所である。

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いろいろな魚

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サンゴ礁

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すぐ近くに魚が・・・・

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サンゴの白化が見られる


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:53| | コメント (0)

2008年度 沖縄研修・自然環境コース(第3日)バラス島

サンゴ礁で、シュノーケルで海の生物を観察した。はじめての生徒は、呼吸の仕方が難しいようだ。練習すると慣れてきて、海の中を自由に散策していた。

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サンゴの残骸が集まったバラス島

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まずはシュノーケリングを学ぶ

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サンゴと魚を観察


投稿者: 秋山繁治 日時: 17:42| | コメント (0)

西表島の宿泊先への訪問者

毎年、よくお目にかかるのが、セマルハコガメとホオグロヤモリである。ホオグロヤモリは、「チッチッチ」とよく通る声で鳴く。

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宿舎に入ってきたセマルハコガメ

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部屋を這っていたホオグロヤモリ


投稿者: 秋山繁治 日時: 08:32| | コメント (0)

2008年10月09日

ピナイサーラの滝から

まず、ヒナイ川から徒歩でピナイサーラの滝の上に行った。その途中で、サキシマスオウや白アリの巣、炭鉱があった話などを聞いた。天気もよく、滝の上から、遠くまで見渡すことができた。明日、シュノーケルをすることになっているバラス島や、ドラマ「瑠璃の島」の舞台となった鳩間島も見つけることができた。昼食を取ってから山を下り、滝壺に向かった。冷たい水につかって、疲れを癒した。

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ピナイサーラ滝の上

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バラス島、鳩間島が見える

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ピナイサーラ滝の滝壺

※ 土曜ドラマ「瑠璃の島」(日本テレビ:2005年4月から6月)
人口49人、子供の数1人。日本の南の果て、島を一周するのに1時間もかからない小さな孤島・鳩海島。沖縄・八重山諸島の端っこにあるこの島は、病院も、警察も、銀行も、コンビニさえも無いけれど、珊瑚礁に囲まれ、ハイビスカスが咲き乱れる美しい島。島唯一の小学校が廃校になるかもしれないという話から始まる。鳩海島ただ一人の小学生に通う”瑠璃”が主人公。先日亡くなられた緒形拳さんも出演されていました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:58| | コメント (0)

ヒナイ川流域のマングローブ

マングローブ植物は、種類によって生育する環境が異なる。ヒナイ川から上流に向けてシーカヤックで漕ぎながらマングローブ林を眺めていくと、一番下流の船浦湾に沿って生息するのがヤエヤマヒルギ、そして、上流に向けて、メヒルギ(あまり多くない)、そして、赤紫色の花をつけたオヒルギが群生している。ピナイサーラの滝まで行く道の近辺の湿地にはサキシマスオウ(板根が特徴)の大木を見ることができる。

●ヤエヤマヒルギ
高さ10m以上にもなる常緑高木で、白い花をつける。河口や汽水域に生育する。たくさんのタコ足状の支柱根が特徴である。

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群生するヤエヤマヒルギ

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ヤエヤマヒルギの花

●メヒルギ
高さは7~8m程度である。幹は直立ししている。幹の周囲に呼吸根として板根を持ち、干潟の泥地に安定して株立ちする。花期は初夏。オヒルギに対してメヒルギと呼ばれるのは、本種の胎生種子が、オヒルギよりも細く女性的であることに由来する。

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メヒルギ

●オヒルギ
高さは10mまで成長する。花期は晩春から夏。直径3cm程度の花をつける。花でよく目立つ部分は萼であり、赤色をしている。胎生種子はメヒルギより太く、先端に向けて次第に細くなっている。胎生種子のピークは9月で、顎の内側から先端の芽ごと抜け落ち、海流散布により分布を広げる。

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群生するオヒルギ

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オヒルギの花

●サキシマスオウ
立派な板根(1mを越えるものもある)が特徴で、この板根を切り出してそのまま船の舵として使用したという歴史がある。高さは2mくらいになる例もある。

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サキシマスオウ

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サキシマスオウの板根


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:30| | コメント (0)

2008年度 沖縄研修・自然環境コース(第2日)ヒナイ川流域

ヒナイ川の上流までカヤックまでカヤックで行き、ピナイサーラ滝の上まで登山した。干潮の砂浜で動物を観察した。

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砂浜を散策

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動物に目を向けると

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シジミの仲間・・・でかい。

ヤエヤマヒルギシジミ(シジミ科) :別名ヤエヤマシレナシジミ。殻長10cmに達する巨大なシジミ。マングローブ帯の潮間帯に生息する。泥に潜らず、干潮時のマングローブ林に無造作に転がっていることが多い。西表で普通にみられ、食用になる。

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マングローブの落ち葉を食べて生息するウミニナ

キバウミニナ(フトヘナタリ科):殻高10~12cm。殻は円錐形で、殻色は茶褐色~暗茶褐色である。マングローブの根の周囲の泥上に群生して生息している。

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:19| | コメント (0)

2008年10月08日

2008年度 沖縄研修・自然環境コース(第1日)研究者講演

夕食後、国立大学法人琉球大学理工学研究科COE研究員 の中西希さんにイリオモテヤマネコの研究について話していただいた。イリオモテヤマネコの寿命は、自然死と判断した個体20匹から判断して、4.9±3.0歳で、最高は11歳であったこのなど、その生態についてこれまでの観察からの結果を説明していただいた。

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食堂で、講義を聞いている生徒

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雄が定住を開始する年齢

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イリオモテヤマネコの一生


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:43| | コメント (0)

2008年度 沖縄研修・自然環境コース(第1日)石垣白保海岸

朝、岡山空港を出発して、那覇経由で石垣島に到着した。石垣港から西表島へ船で渡るが、時間に余裕があったので、白保海岸に立ち寄った。かつて新石垣空港の建設予定になり、自然環境を破壊するということで、反対運動があった場所だ。夏も終わり、人影はほとんどなかった。干潮だったので、広大な海岸を自由に歩くことができた。

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沖に向けての眺望

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散策する生徒の姿

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溜りには小さな魚やカニが・・

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・・・ヒバリガイかな?


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:54| | コメント (0)

2008年08月02日

2008年度 生命科学コース蒜山研修(第五日目)

最終日は、データ整理、木工(各種樹木の切断・樹種の比較)で、最後スイカをデザートに歓談した。5日間すべてを鳥取大学の”蒜山の森”で過ごした研修を無事に完了した。

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パソコンでデータ整理

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各自で樹木を切断

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最後にスイカ登場

投稿者: 秋山繁治 日時: 14:56| | コメント (0)

2008年08月01日

2008年度 生命科学コース蒜山研修(第四日目)

午前中に、前日からの樹木調査を終えて、午後からはブナ林に入って、幼樹の調査をした。夜は、樹木調査で、採取したサンプルで年輪を計算して樹齢を決定した。

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ブナ林に入る

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ブナの2年目の幼樹

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ブナの巨木

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樹木の年輪で樹齢を計算

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:42| | コメント (0)

2008年07月31日

2008年度 生命科学コース蒜山研修(第三日目)

 今日は、4班に分かれて、自然林で調査をする。担当するエリアの直径5cm以上の樹木すべての種類、高さ、直径などを測定する。

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”蒜山の森”に入る

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樹種の判断を復習

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ヒノキの人工林(2006年度調査済み)

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現場に到着。調査の説明。

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まずエリアを確保して測定


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:09| | コメント (0)

2008年07月30日

2008年度 生命科学コース蒜山研修(第二日目)

午前中は、樹木種の見分け方、測定方法の説明。午後は、樹木の測定の野外での実習。夜は大学生の卒論のプレゼン、佐野先生の環境問題についての講演であった。

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代表的な樹木の説明

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手にとって、それぞれの樹木の特徴を確認

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スズメバチやマムシなど危険な動物に注意

昼食後、宿舎の裏の林で実習(5m×5mの区画を取り、一本のスギを計測)をした。

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コンパスで区画を計測する

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年輪を数える

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樹高を計測する


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:13| | コメント (0)

2008年07月29日

2008年度 生命科学コース蒜山研修(第一日目)

今年も生命科学コース1年生対象の”蒜山研修”がスタートした。4泊5日で、鳥取大学の「蒜山の森」で樹木を中心にした植物観察、森林実習、課題研究を実施した。今日は、地元の自然観察指導員の講演の後で、夜は鳥取大学の佐野教授に研修内容について説明していただいた。

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地元の自然観察指導員山田先生の講演

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参加している生徒の様子

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佐野先生による研修内容の説明

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研究室の学生がTAとして協力


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:30| | コメント (0)

2008年05月09日

学園だよりの原稿 ”ボルネオ研修について”

2008年3月25日から4月2日の日程で、ボルネオ研修旅行を実施した。

 3月25日、新幹線で岡山を出発、週に一度のコタキナバル直行便でボルネオ島に向かった。今年の参加者は14人。そのうち4人は昨年に続いての参加者である。食事やトイレなどの様式が日本とあまりにも違うことや、交流した現地の高校生たちに英語でどんどん話しかけられて困惑したこと等、昨年のことが思い出される。生徒には「日本の文化と違うのは当たり前だ」と言い切ったものの、コンビニに代表されるように欲しい時に欲しいものがいつでも手に入る日本の生活にどっぷり浸かっていると、自分自身がかなりきつかったのも事実である。
 夕方、コタキナバル空港に到着し、サバ大学の先生の出迎えで、ボルネオ島での9日間の研修が始まった。空港から大学の専用バスで昨年と同じキナバル・ホステルに向かった。車窓から目に飛び込んできたのは、建築工事が盛んに行われている風景と真新しい巨大なショッピング・モールだ。そして、ホステルに到着して自分の部屋に入ろうとしたとき、近くの部屋から生徒の歓声が聞こえた。「エアコンがある。部屋がキレイ・・・。」街だけでなく、ホステルもリニューアルされていたのだ。発展途上国のこの街はたった一年で激しく変化していた。
 大学での講義、現地の高校との交流、野外での自然観察など、ほぼ昨年と同じ日程をこなした。大学の先生の前でのプレゼンは、1年生は蒜山研修、2年生は課題研究の成果を発表した。昨年とほとんど同じ場所を訪れたが、自然は違う表情を見せてくれた。天候や出会う動物も、その時の“タイミング”。そう考えると、今年も二度とできない貴重な体験ができたと感謝している。

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:53| | コメント (0)

2008年04月02日

2007年度 ボルネオ海外研修の感想

 3月25日、新幹線で岡山を出発、週に一度のコタキナバル直行便でボルネオ島に向かった。今年の参加者は14人。そのうち4人は昨年に続いての参加者である。食事やトイレなどの様式が日本とあまりにも違うことや、交流した現地の高校生たちに英語でどんどん話しかけられて困惑したこと等、昨年のことが思い出される。生徒には「日本の文化と違うのは当たり前だ」と言い切ったものの、コンビニに代表されるように欲しい時に欲しいものがいつでも手に入る日本の生活にどっぷり浸かっていると、自分自身がかなりきつかったのも事実である。
 夕方、コタキナバル空港に到着し、サバ大学の先生の出迎えで、ボルネオ島での9日間の研修が始まった。空港から大学の専用バスで昨年と同じキナバル・ホステルに向かった。車窓から目に飛び込んできたのは、建築工事が盛んに行われている風景と真新しい巨大なショッピング・モールだ。そして、ホステルに到着して自分の部屋に入ろうとしたとき、近くの部屋から生徒の歓声が聞こえた。「エアコンがある。部屋がキレイ・・・。」街だけでなく、ホステルもリニューアルされていたのだ。発展途上国のこの街はたった一年で激しく変化していた。
 大学での講義、現地の高校との交流、野外での自然観察など、ほぼ昨年と同じ日程をこなした。大学の先生の前でのプレゼンは、1年生は蒜山研修、2年生は課題研究の成果を発表した。昨年とほとんど同じ場所を訪れたが、自然は違う表情を見せてくれた。天候や出会う動物も、その時の“タイミング”。そう考えると、今年も二度とできない貴重な体験ができたと感謝している。

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:34| | コメント (0)

2008年04月01日

2008年ボルネオ海外研修 第七日目(午後)

昼食後、サンダカンからコタキナバルに空路移動、そして今は、クアラルンプール空港でインターネットを利用して書き込んでいます。生徒は全員元気です。天候にも恵まれ、すべての日程を変更なく、遂行することができました。来年は、SSHの課題研究についての発表を英語でどうどうとできるように仕上げておきたいと思います。国外の大学の先生方と英語でコミュニケーションが取れるような生徒に育てたいと考えてます。僕自身も毎年、この研修によって成長していることを実感しています。

4月2日午前0時少し前にマレーシアを離れて日本に向かいます。明日の早朝、関西国際空港に到着する予定です。もうすぐ、新年度が始まります。

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:57| | コメント (0)

2008年ボルネオ海外研修 第七日目(午前)

今日は、スカウからサンダカンの空港に向かい、帰路につく日。途中、最後の研修地として洞窟(Gomantong Caves)を訪問した。ここは、高級中華料理でおなじみ、ツバメの巣がたくさんあるところで、洞窟の上の方に縄ばしごがかけられている。相当高いところで、危険な感じがした。作業の様子をみることができた。ここでは、帽子が必需品、天井から糞が落ちてくる。そして、ゴキブリがうようよいた。生徒は、かなりショックを受けていたようだ。単なる「昆虫」は思えないようだ。僕自身も糞の匂いとゴキブリには(少しだけ)参った。洞窟までの道中でも、いろいろな生き物に出会った。

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Gomantong Cavesの入り口

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洞窟の中

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大きなキリギリスの仲間

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野生のオランウータン


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:25| | コメント (0)

2008年03月31日

2008年ボルネオ海外研修 第六日目(午後)

バスでスカウに移動した。キナバタンガン川の両岸はマングローブやジャングルで、たくさんの野生動物が観察できる。今回は、ボルネオにしか生息しないテングザル(英語名 Proboscis Moneky)の群れに多く遭遇した。基本的に、樹上で生活していますが、群れには、①ボスサルが多数のメスを率いるハーレムと②独身のオスサルだけのバチェラーグループがあるということだ。この他、オオトカゲも見ることができた。

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リバークルーズに出発

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多くの動物と遭遇

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雄のテングザルの群れ


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:33| | コメント (0)

2008年ボルネオ海外研修 第六日目(午前)

セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンターを訪問しました。この施設は、保護した子どものオランウータンが森に帰るためのリハビリをするところです。最初に30分間、ビデオの説明を聞いてから、園内に入ります。オランウータンの他にカニクイザルやブタオザルに会うこともあります。歩道を歩いていて、茂みからゴソゴソという音がする方向に目を向けるとサルに出会うことができます。ラットフォーム(木製のデッキ)まで行くと定刻に餌付けが行われていて、確実にオランウータン会えます。

オランウータンは、世界中の多くの人に愛される動物です。しかしながら、密猟や生息場所である森林の減少によって絶滅の危機に瀕しています。そのような状況の中で、1964年サバ州政府により、セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンターが設立されました。

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まず、施設の説明を聞く

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熱帯の森林に囲まれている

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定刻に餌場にやってくる

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オランウータン姿を必ずを見ることができる


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:06| | コメント (0)

2008年03月30日

2008年ボルネオ海外研修 第五日目

島(Tunk Abd Rahma Park)へ。岸の近くまで無数の稚魚が集まっていた。州の施設が敷設されていた。そこで海に棲む生き物の紹介ビデオを見てから、標本や各生物の分布域などを説明したパネルがある展示室で説明を受けた。

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一日の予定を説明

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説明DVDを上映

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展示室で海の生物の説明

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真っ青な海が広がっている


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:08| | コメント (0)

2008年ボルネオ海外研修 第五日目

島(Tunk Abd Rahma Park)へ。岸の近くまで無数の稚魚が集まっていた。州の施設が敷設されていた。そこで海に棲む生き物の紹介ビデオを見てから、標本や各生物の分布域などを説明したパネルがある展示室で説明を受けた。

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一日の予定を説明

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説明DVDを上映

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展示室で海の生物の説明

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真っ青な海が広がっている


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:08| | コメント (0)

2008年03月29日

2008年ボルネオ海外研修 第四日目(午後)

温泉(Poring Hot Spring)付近で自然観察した、森林を観察できるキャノピー・ウォーク、昆虫の展示館なも訪問した。昨年は、ラフレシアの花を見ることができたが、今年は見ることができなかった。

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湯が湧き出ている源泉

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キャノピー・ウォークで森林の観察

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木の上部からの眺望

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昆虫の標本室


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:35| | コメント (0)

2008年ボルネオ海外研修 第四日目(午前)

キナバル公園へ向かった。その中心となるキナバル山は標高4093m。東アジア最高峰の山である。この公園はサバ州最初の州立公園で、2000年には世界遺産に登録されている。多様な動植物が観察できる。

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キナバル山

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キナバル国立公園の解説

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野外での自然観察

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多くの蘭の仲間が自生


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:44| | コメント (0)

2008年03月28日

2008年ボルネオ海外研修 第三日目(午後)

Peat Swamp Forestsで、森林火災の跡地の見学と森林復元(植林)実習を行った。昨年、植林した苗も多くく成長していた。

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このエリアの全体的な解説

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森林に遷移しているようすの見学

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昨年、植えた苗

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植林実習の様子


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:09| | コメント (0)

2008年ボルネオ海外研修 第三日目(午前)

宿舎近くに、湿原があり、マングローブ林を見ることができるということで訪問した。簡単にレクチャーを受けた後で、植物や動物を観察した。

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青年海外協力隊の方のレクチャー

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マングローブを散策

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鳥やトカゲ、カニなどに遭遇

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拾った葉を色で並べてみると


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:02| | コメント (0)

2008年03月27日

2008年ボルネオ海外研修 第二日目(講義後)

講義の後、併設している水族館を見学しました。大学内とは思えない空間です。

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水族館の建物

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館内の様子

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熱帯の魚を見学できる

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クマノミもいました


投稿者: 秋山繁治 日時: 22:54| | コメント (0)

2008年ボルネオ海外研修 第二日目

サバ大学で、午前午後ともにいろいろな分野の講義を受けた。本校のSSH活動での課題研究について大学の先生方にもきいていただいた。

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植物種の多様性について

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昆虫の種多様性について

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哺乳類の種多様性について


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生命科学コース2年の柴田さんのプレゼン

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ネーチャー・ツーリズムについて

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アブラヤシのプランテーションについて

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:33| | コメント (0)

2008年03月26日

2008年ボルネオ海外研修 第一日目(午後)

大学の中にある展示館を訪問した。大学の沿革や施設の紹介、自然科学系の標本やポスターを展示してある部屋を見学した。大学全体は一つの町のようにでかいのに驚いた。その後で、現地の高校(Maktab Nasional)と交流した。今回は、SSH活動紹介のDVD(英語版:生徒吹き込み)を上映させていただいた。

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大学の展示室(歴史などの紹介やジオラマ)

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生物の多様性についての展示室

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現地の高校との交流(校長の挨拶)

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こちらの挨拶(生命科学2年岡本さん)


投稿者: 秋山繁治 日時: 21:44| | コメント (0)

2008年ボルネオ海外研修 第一日目(午前)

サバ大学でのオリエンテーションと講義。7日間の研修内容の説明の後で、マレー語について紹介、生物学標本室の見学、サバ大学のITBCの取り組みの説明。

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オリエンテーション

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マレー語の紹介

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生物の標本室

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昆虫のコレクション

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サバ大学(ITBC)の取り組み


投稿者: 秋山繁治 日時: 19:06| | コメント (0)

2008年03月25日

ボルネオ島に到着

コタキナバルのホステルに到着しました。全員無事に6:30に夕食をして、今、生徒は各部屋でくつろいでいます。ホステルの部屋は改装されいて、随分快適になっていることにびっくりしました。エアコン、温水が出るシャワー・・、部屋の中にトイレ・・・など、昨年参加した生徒は、部屋に入るなり、予想していなかったせいか、歓声をあげて喜んでいました。コタキナバル空港からホステルまでのバスの車窓でも、大きなビルが増えていたりして、1年間で発展している様子を感じていましたが、直接、研修の宿舎という身近な環境さえも変化していたのです。

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:23| | コメント (0)

2007年12月24日

マレーシアの森林再生へ共同研究

京都大生存圏研究所が、サバ州政府の合弁会社と共同で、熱帯地域での持続可能な森林経営に向けた研究を進める事を決定した。マレーシア・サバ州(ボルネオ島)の過剰な森林伐採で、最盛期の1980年代に比べ木材生産量は4割程度にまで落ち、品質も下がっている。荒廃した土地にアカシアを植樹し、建材として利用するとともに、生態系や二酸化炭素吸収能力などを調査して、地域と地球の再生を目指すとしている。
アカシアは、スギの3倍から5倍の成長量があり、高強度で合板材としても適した自然交雑種「アカシア・ハイブリッド」を用いて、ラワンなどの原生林を伐採した荒れ地への植林事業を2000年から進めており、5000ヘクタールの土地に500万本規模の植樹を計画している。研究では、森林の持続的な利用に向け、①再植樹のための土壌の再生②森林による二酸化炭素の吸収量の評価③遺伝子操作による品種改良④価値を高める木材加工技術の開発などを進める。

という記事を京都新聞でみつけた。昨年から、研修旅行でサバ州に行って、アブラヤシの植林が自然公園の近くまで迫っている光景が改善されるかどうかは疑問である。経済優先(森林)の施策でなく、自然環境の保全を優先したことを考えなければならない時期にきているのではないかと考えられる。

投稿者: 秋山繁治 日時: 04:54| | コメント (0)

2007年10月08日

沖縄研修旅行の生徒の感想から

 1日目に金城先生の、オオコウモリについての講演を聞きましたが、コウモリとはつくづく不思議な動物だと思いました。沖縄だけで36種ものコウモリがいるというのは本当に予想を超えていて、沖縄の豊かな生物多様性を象徴するものともいえます。オオコウモリは木の実を食べますが、そのペリットやふんによって花粉や種子の媒介者という役割を果たしていることからも分かるように、それぞれの生物に対応した環境があるといってもそれははっきり と分けられるものではなくつながっていて、微妙な相互関係によって成り立っているものだから、もろく、特に独自に進化してきた西表島の動物たちにとっては人間あるいは外来種の侵入が大きなダメージを与えるものなのだと知りました。
 琉球大学の中野先生の、サンゴについての講演も、まずサンゴとは何かを知らなかった私にとってとても興味深いものでした。1日目川平湾でグラスボートでサンゴを観察していたし地理の授業で海岸地形について勉強していたのでイメージしやすかったです。サンゴも沖縄には欠かせない生態系の一部で、共生のネット ワークがつながっているということがよく分かりました。地元の方の生活に密着した存在でもあるということも忘れてはならないと思いました。
 最終日は動物園飼育員の方に直接お話を聞くことが出来て、さらに貴重な動物に触れることができ、本当に貴重な体験になりました。近くでみたり触ったりするとさらに、身体的特徴などがよく分かり、次々に疑問が浮かび、その場で理解することが出来ました。その島ごとに進化した動物なので、同じ八重山諸島でも生 態系に配慮して移動すべきなのだというお話があって、普段の自分が関係ないと思っていたということに気付きました。
 私は大きな自然の中での生物の相互関係、人間によって崩された生態系の保護に関してとくに興味を持っていたので、今回の研修で豊富な自然環境の中で環境について学び、考える機会が多くあって充実したものになりました。私は清心に入り、公立ではできないような内容の研修・学習についていつも、自分は恵まれて いると感じます。今回の沖縄研修も期待以上に充実した4日間で、大切なことをたくさん学びました。私は沖縄に行くのは今回が初めてですが、事前学習で西表島の環境について予習しておいたのは役立ちました。興味深いものばかりでしたが、トレッキングをしながらの自然観察では代表的な西表島の植物や動物に会うことができ ました。その感動は好奇心をかき立てるものであると同時に、こんなに身近に野生動物がそれぞれに生きているんだ、と気付かせ人間中心の狭い感覚を改めさせてくれるものです。さらに、実際に自然の中に入ることで新しい知識に出会った時の感動は何倍にもなるのだと感じました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 14:00| | コメント (0)

2007年10月06日

2007年度沖縄研修旅行(第四日)沖縄こどもの国②

 動物園で飼育に関わっている先生方の講演があった。その後で、交通事故などに保護された動物たちとの触れ合いの時間を与えていただいた。

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施設の説明

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日本列島の地史

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帰化動物の悪影響

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交通事故の被害

いろいろな生き物に触れることができた。

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オオコウモリ

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コノハズク

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セマルハコガメ

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ニシキヘビ

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ニシキヘビの痕跡器官

【生徒の感想】
●勉強になった点は、今まで動物園は動物たちを見て楽しむものだとばかり思っていましたが、保護しているからこそ出来る動物の研究があるということです。
将来の役に立った点は、やはり自分の好きなことを仕事にすることの大切さです。二人の指導員さん共にとても親切に質問に答えて下さいました。怪我をした動物たちは、お客さんによりよく動物について知ってもらうために「協力してもらっている」そうです。この言葉を聞き動物たちを人間と同じ生き物として対等に扱っ ていることが良く分かり、感動しました。
 
●一番心苦しかったことは、交通事故によって怪我をしたり亡くなったりする動物が後を絶たないということです。人間が行っている開発などのせいで森林が破壊されてえさが減り、道路で亡くなっている他の動物を食べるため道路に出て、車に引かれることもあるそうです。また、私の腕に乗せてもらったハヤブサの仲間の鳥 は、飛行機にぶつかって飛べなくなったと聞きました。この鳥はハトが飛行機にぶつかると危ないのでハトを追い払うために使われたり、飛行機の窓ガラスに映る木々を本物と間違えてぶつかったりすることもあるそうです。これらの話を聞き何とも言えない複雑な心境になりました。人間が豊かに暮らすために、動物たちが犠牲に なっています。しかし、そんな傷ついた動物たちを助けられるものは人間しかいません。だからこそ、こどもの国の先生方には頑張っていただきたいです。今の私に出来ることはないに等しいですが、動物たちの置かれている現状を知ることで、いろいろ自分の中で考えることが出来てよかったと思いました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:13| | コメント (0)

2007年度沖縄研修旅行(第四日)沖縄こどもの国①

 沖縄こどもの国は、動物園の役割もある。子供たちが訪れる①遊び場であるとともに、②研究、③教育、④種の保存にも取り組んでいる。琉球大学大学院で学んだ卒業生も勤めている研究の場でもある。最初は、沖縄国際大学の金城先生に屋外で飼育させておる動物について説明していただいた。

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園長先生の挨拶

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金城先生のオオコウモリやカンムリワシについての話

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カンムリワシ

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オオコウモリ


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:45| | コメント (0)

2007年10月05日

2007年度沖縄研修旅行(第三日・午後)沖縄美ら海水族館

 熱帯生物圏研究センター瀬底実験所で学んだ後で、水族館に行った。2時間の自由行動を楽しいんだ。

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沖縄美ら海水族館の入口

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いろいろな水槽が設置されている

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もっとも巨大な水槽

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:34| | コメント (0)

2007年度沖縄研修旅行(第三日・午前)瀬底島

 夜、沖縄本島に移動し、翌朝、琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底実験所で講義を受け、ウミの生態系、珊瑚礁について学んだ。その後、研究施設の見学をした。

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中野義勝先生の講義

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飼育施設の見学

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隣接した海辺に出ると・・・

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海の色の変化はどうして起こるのか?

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砂を観察してみると・・・

【生徒の感想】
●今回の講義を聞いて勉強になった点は、ある物事について考えるとき、一つの視点から見るのではなく一見関連がなさそうなことについても考える必要があるということでした。つまりいろいろな角度から物事の本質に迫るということであり、例えばさんご礁について言えば、その中に地史や経済学を含めた生命史などが入っ ています。
進路や将来の役に立った点は、私は植物系の進路に進もうと思っているので、環境と植物は密接しているということを学んだことです。今、さんご礁で起こっている問題には赤土の流出、埋め立てによるさんご礁の消失などガあることを知りました。
●サンゴは、光合成をするということやクラゲと同じような繁殖をすること、サンゴも刺胞細胞を待っていること、またミドリイシの仲間は、夜に繁殖するということに驚きまし
た。今までは、ただ単にキレイだと思っていたサンゴの意外な一面を見た気がします。また、海岸に降りたとき、なぜ海の色の見え方が違うのかという疑問をもっていたので、その説明をきけたことは、うれしかったです。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:49| | コメント (0)

2007年10月04日

2007年度沖縄研修旅行(第二日・午後)西表野生生物保護センター

 午後になって、台風15号の進路が西表島・台湾に方面に向かっている情報で、夕方の船で石垣島に渡り、沖縄本島に移動して、新たな研修場所に変える方針をとった。西表の最後の研修場所は、西表野生生物保護センターになった。

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センター内の展示

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イリオモテヤマネコの剥製

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保護しているイリオモテヤマネコの様子を紹介

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パネルで生態を紹介

西表島各地域でのイリオモテヤマネコの出没情報が掲示されている。

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記号の説明

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宿泊地に近い船浦湾の情報


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:26| | コメント (0)

2007年度沖縄研修旅行(第二日)ピナイサーラ滝

 マングローブ林をカヤックでぬけて、川を上り、徒歩でピナイサーラ滝に到着した。カヤックでは、マングローブ林を構成する動植物の話を聞いた。マングローブの代表的な植物として、海側からヤエヤマヒルギ、メヒルギ、オヒルギを見ることができる。

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オヒルギ

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オヒルギの花(赤いのが特徴)

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カヤックでマングローブ観察

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アカギの近くでヨナグニサンを確認

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サキシマスオウの板根

カヤックを40分漕いで、マングローブ林を抜け、60分山道を歩いて、ピナイサーラの滝に到着した。

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ピナイサーラの滝に到着

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:17| | コメント (0)

2007年10月03日

2007年度沖縄研修旅行(第一日・夜)講演

 夕方17:30、西表島到着。夕食後、沖縄国際大学の金城先生の講演(沖縄の哺乳類、特にオオコウモリの研究について)を聞いた後、1時間程度、夜の散歩をした。

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沖縄国際大学の金城和三先生

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講義は、民宿の食堂を利用

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講義の後は、夜の生物観察

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オオシママドボタルの幼虫(発光生物)

【生徒の感想】
●勉強になった点は、お話された内容ではないのですが、金城先生の人柄の良さです。私達がなるべく理解できるようにと、とても分かりかすく、そして丁寧にお話して下さり、研究者としてだけでなく人としても、ぜひ見習いたいと思いました。
進路や将来についての点では、前にも書きましたが、もし研究者になれれば、他人と上手に関係を作りたいです。そして出来る限り他の人の役に立てるような研究者になりたいです。「類は友を呼ぶ」という言葉のとおり、良い人のところには自然と素晴らしい方々が集まります。それにより、より良い研究を行うことも可能 になると思いました。
●お話の始めに、交通事故により怪我をしてしまい飛ぶことが出来なくなってしまったタカを見ました。必死に木に登っている姿を見るととても胸が痛くなりました。その隣には、10匹以上のコウモリがぶら下がっていて驚きました。その中にはお腹に子供がいたものもいて微笑ましかったです。キノボリトカゲは、滝つぼに 行く途中に教えていただいたものは茶色系だったのですが、こどもの国で見たものは緑色だったので、住んでいる環境によって色が変化するのかと思いました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:45| | コメント (0)

2007年度沖縄研修旅行(第一日・午後)川平湾

 台風15号の影響を心配しながら、岡山空港を出発した。このまま台風が予想のコースに進めば、明後日には台風の影響が出そうな状態である。那覇空港は晴れ、石垣空港に到着したときは晴れだったが、川平湾を出発するときは、曇りはじめていた。

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川平湾に到着

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珊瑚礁の観察

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シャコガイの群集

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天候がくずれてきた


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:23| | コメント (0)

2007年07月27日

蒜山研修 5日目 プレゼン作成及び発表

 今回の研修で学んだことをグループごとにまとめて、発表することになった。昨日の午後から今日の午前中まで、パワーポイントを作成する作業に取り組んだ。

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図鑑などの資料を提供していただいた。

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データや写真をまとめる作業

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協力できる人間関係が大切


投稿者: 秋山繁治 日時: 16:09| | コメント (0)

2007年07月26日

蒜山合宿 4日目 午前 ブナ林の調査

 ブナ母樹系統系統別植栽実験をしている林に入って、ブナの調査をした。一昨年がブナが豊作で、昨年、区画を決めて、芽生えの個数を調査していたので、今年も継続して調査した。雪で、区画の印にしていた杭などが抜けてしまった箇所もあったが、できるだけ多くのデータを集めた。

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ブナ林に向かう

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コナラ林を抜けて

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林の中は薄暗い

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ブナ林の入り口

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斜面を歩く

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足元が滑りやすいので注意

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もうすぐ、ブナの巨木に出会える

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ブナの巨木

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ブナの芽生えの調査

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ブナの芽生え

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投稿者: 秋山繁治 日時: 13:23| | コメント (0)

2007年07月25日

蒜山合宿 3日目 夜 山田信光先生の講演

 地元で自然観察の指導をされている山田信光先生の”蒜山の自然”について語っていただいた。ノウサギの習性、タヌキとアナグマの違いなど猟師の視点でみた話は、冬には雪が深くなる環境で生きる地元の人々の生活を彷彿させるものであった。※山田信光先生は、岡山県真庭市文化財保護委員。

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山田信光先生

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夕食後の1時間の講演であった。

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:59| | コメント (0)

蒜山研修 3日目 午後 野外調査(樹木調査)

 4グループに分かれて、10m×10mの区画内の直径10cm以上ある樹木をすべてに番号をつけて、直径、高さ、樹齢を調べた。

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場所は、演習林内のアカマツがある自然林

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昨年調べた、ヒノキ人工林

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森林の中に入っていく

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10m×10mの調査する枠を決める

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アカマツの直径を測る

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成長錘で樹齢を調べる

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:49| | コメント (0)

蒜山研修 3日目 午前 樹木測定方法の解説と実習

 樹木の樹高、直径、樹齢の調査器具の説明を受け、練習を兼ねて宿舎周辺のスギやマツで測定をした。

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樹木測定方法について概説

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直径割巻尺で樹木の直径を計測

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超音波で樹高を測るバーテックス

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樹齢を調べる成長錘

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成長錘で刳り抜いたコアの年輪を数える


投稿者: 秋山繁治 日時: 18:56| | コメント (0)

2007年07月24日

蒜山研修 2日目 夜 樹木解説と確認テスト

 大学院生が、樹木27種類の解説を丁寧に行った後、どれくらい種を覚えているか確認テストをした(20種以上正確に識別できれば合格だったが、2名が不合格で居残り補習を受けた)。

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女性の大学院生二人が講師になって説明

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説明の後は、テストがあった。27問中20正解で合格。

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クロモジ

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チマキザサ

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ネムノキ

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:52| | コメント (0)

蒜山研修 2日目 午後 ジャングルジムと林業体験

 森林調査用のジャングルジムで照度の測定と、林業体験(枝打ち・一人ヒノキ一本)を体験した。

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樹木観察用ジャングルジムの説明

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登り始め

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樹木が観察しやすい

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最上部に到着。見晴らしがいい。

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蒜山が一望できる

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ジャングルジムの外周を回ってみた。

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枝打ちの方法を女性指導員が説明

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実際に、一人一本を分担して枝打ちを体験した。

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:37| | コメント (0)

蒜山研修 2日目 午前 講義と旭川源泉まで散歩

 大学院生の研究紹介(”コナラとネズミの関係”)、佐野先生の講義(”地球温暖化とバイオマス”)を聞いてから、旭川源泉まで、植物の解説を聞きながら散歩した。それぞれの植物の特徴をどれだけ、記憶できたかが、この研修の調査活動にも影響するので、しっかり勉強して欲しいと思う。

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大学院生の研究紹介

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佐野先生の講義

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レイチェル・カーソンのメッセージ

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アメリカ元副大統領ゴアの”不都合な真実”

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投稿者: 秋山繁治 日時: 18:27| | コメント (0)

2007年07月23日

蒜山研修 1日目 夕食後の活動

 夕食後、大広間で、①昨年(現生命科学コース2年生)の蒜山合宿のまとめとしてつくったパワーポイントの紹介、②鳥取大学農学部大学院生の研究紹介・その1、があった。
 ①では、ⅰ)蒜山研修全体の概説、ⅱ)演習林の主要な植物の紹介、ⅲ)森林の二酸化炭素処理能力の推定、を紹介した。②は、アカマツ林の伐採地の回復過程についての研究を紹介していただいた。

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昨年の研究「ヒノキ林のCO2吸収量の推定」英語版

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研究題目”アカマツ伐採跡地における異なった地表処理後の樹木の更新様式”

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調査地の紹介

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:26| | コメント (0)

蒜山研修 1日目 オリエンテーション

 今日から、生命科学コース一年生を対象にした自然について学ぶ”蒜山研修”が始まった。SSHのイベントとして、入学してから最初の本格的な事業である。
 到着後のオリエンテーション開始までの自由時間に、TAの大学院生2人に、宿舎周辺の樹木の解説をしていただいた。スギとヒノキの区別の仕方、ツタウルシやヤマウルシなどの危険な植物などの説明を受けた。

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トチノキの説明

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宿舎前にあるツタウルシ

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ツタウルシの近くにアキグミ

 オリエンテーションでは、鳥取大学農学部付属フィールドサイエンスセンター(FSC)教授の佐野淳之先生が、”森林生態系”について、地球環境問題、種の多様性、バイオマスなどの話題を盛り込んで話していただいた。

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佐野先生の講義

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:34| | コメント (0)

2007年05月22日

日本の新聞で紹介されたことについてサバ大学から

Thank you very much for the news. We really appreciate your effort to publicize Global Generation Programme in Japan. We are really looking forward to your visit next year. In fact, we are in the process of coming up with a book that will be a guide for the students next visits. Once I have completed drafting the book, I will send it to you to request for your help to translate some of the texts into Japanese so it would be much easier for the students to understand and for them to have a more meaningful experience while in Sabah.

 来年もサバ大学と連携したボルネオ研修旅行を生徒にとって実り多いものとなるように、こちらも準備したいと考えています。サバ大学の先生方の協力は、本当にありがたいです。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:55| | コメント (0)

2007年05月17日

朝日新聞でボルネオ海外研修を紹介

2007年5月17日朝日新聞に”ボルネオ海外研修”が紹介されました。

「視野が広がりました」マレーシアでの環境学習

(記事から抜粋)・・・・清心女子高校(倉敷市二子)の2、3年生16人が3月末から4月初旬にかけて、マレーシア・ボルネオ島で自然観察などの環境学習をした。06年度、私立の女子校としては全国で初めてSSHに指定された。「生命科学基礎」など学校独自の科目を設定しているほか、蒜山や沖縄の西表島で野外実習や研修に取り組んでいる。
 ボルネオ島での環境学習はアジアの大学との高大連携や、英語力の向上などを狙ったもので今回初めて実施された。ボルネオ島は世界で最も多様な生態系を持つとされ、同校の秋山繁治教諭(50)が、同島にある国立サバ大学の教員に協力を呼びかけて実現した。
 8泊9日で、サバ大学の教員が現地での学習プログラムを組んだ。同大学のキャンパスでは、ボルネオ島の自然の概略などを学習。世界遺産のキナパル山や、マングローブ林を訪れ、植物や昆虫の多様性について理解を深めた。
 研修に参加した柴田千穂子さん(16)は「地元の人たちの自然に対する誇りが素晴らしく、いろいろな意味で視野が広がった」。安田愛さん(16)は、「将来は海外でも活躍できるよう、しっかり勉強しなくっちゃと思った」と話した。

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サバ大学のロバート先生が生徒に動植物について説明

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今回のプログラムの冊子(国立サバ大学提供)

※ 今年度(2008年度)も3月から4月にかけてこのプログラムを実施するが、現段階で15名の参加希望がある。昨年度の参加者で、もう一度、大学での英語の授業や現地の高校生との英語での会話にチャレンジしたいという生徒もいる。

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:13| | コメント (0)

2007年05月07日

ボルネオ研修旅行の報告(2007年6月「学園便り」の原稿)

 三月二七日、新幹線で岡山を出発、関西国際空港を後にコタキナバル(ボルネオ島)への八泊九日の研修が始まった。
 まず生徒が困惑したのは、宿舎となる『ホステル』であった。『ホステル』は、国立競技場(サッカースタジアムなど)に附設された宿泊施設で、基本的に地元の人たちのための施設で、国外からの観光客用施設ではない。研修中も、サッカー大会開催中で多くの選手が滞在していた。日本のホテルといえば、ウォシュレットとエアコンが完備されているのが当たり前だが、現地の『ホステル』は、①トイレの様式が全く違う(紙で拭かないで水で洗う)。②冷水のシャワーしかない(風呂がない)。③食事はバイキング形式で全体的に香辛料がきつい料理が多い。④エアコンは無く天井の大きなファンを使って暑さをしのぐしかない(三月でも昼間の気温は三二度)。といった内容で、マレーシアの文化そのままの設備であった。部屋(四人部屋)の使い方の説明を受けた後の生徒は、生活習慣のあまりの違いにショックを受けていたようだった。しかし、このマレーシアでの不自由過ぎる生活で始まった研修が、『本当の国際交流』を肌身で感じ取ることができた貴重な体験になった、と私自身は実感している。
 英語による六時間の生物学関連の講義、現地の高校との交流、キナバル山やポリン温泉での山歩き、真っ青な海と魚たちとの出会い、キナバダガン川でのテングザルなどの野生生物を求めてのクルージング、オランウータンリハビリセンターなど、多くの思い出を生徒の頭に刻みこむことができたと信じている。
 ちょうど一年前、サバ大学に「高校生時代の感性でしか出会えない体験が可能な『環境学習』を中心にした研修を計画したい」という大変わがままな企画を提示したにもかかわらず、それに応えてくださった。この研修の全ての礎には、サバ大学の先生方の絶大なる貢献があることを忘れてはならない。
 四月三日、帰国途中、クアラルンプール空港で待ち時間が5時間あった。空港内でインターネットに接続『生物教室』のブログに、この研修の日誌を書き込んだ。生徒の過ごした日々を想像できるように、写真も多く掲載しているので、是非一度ご覧ください

※ 関連記事が、朝日新聞にも掲載される予定です。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:00| | コメント (0)

2007年04月14日

2006年度ボルネオ海外研修(保護者の感想・その3)

問3 今回の研修(約20万円)は、経済的な負担としてはどうでしたか。

参加した生徒16名の保護者の意見です。

①確かに大きな負担ではありましたが,長い人生の中で色々と経験することは,これからの若者には必要かなと思いましたので,満足しています。

②内容が濃いので良いのではないかと思います。

③初め20万以内ですべていけるのかなと思っていました。そのため3万円を前納したのであと17万円程かなと思っていました。しかし甘かったです。保険など全て入れて20万円というのは難しいでしょうか。そうなると日数を短くしないといけないでしょうか。日数は今回くらいはあってほしいなと思います。

④金額や振り込みの時期がもう少し早く分かるようにして欲しいです。

⑤研修旅行の内容は濃く,本人には良い経験になったと思いますので妥当な金額ではないかと思います。

⑥コストパフォーマンスは十分だと思います。

⑦お年玉がほぼ研修力費用分貯まっていたので,不足分(保険料や小遣い等)のみ親が負担したため,さほど大きな負担とならずに済みました。

⑧負担が大きいか小さいかといえば,海外で研修させていただくとしたら,そう大きくはないと思いますが…。

⑨コタキナバルからサンダカンまで足をのばし,クルージングもできて,20万円以上の内容だったと満足している。

⑩負担は少ないにこしたことはありません。ただ,お金では買えない貴重な体験をしていると思います。この20万円は娘がこれからの人生の中で社会に対して返していってくれることを望んでいます。

⑪日数と内容を考えると,この費用なら参加させたいと思えました。

⑫適当な金額ととは思いますが,補助などがあればさらに助かります。

⑬一般的な海外研修にどの程度かかるのかわかりませんが,妥当な額ではないかと感じます。しかし,未成年者の海外旅行ですので,旅行社の説明会に保護者の参加も許していただければ嬉しいです。

⑭先生方のご尽力で,多分,一般的なツアーとは比べ物にならない格安なものになっていると思いました。

⑮大丈夫です。

⑯少し大変でした。一度では終わらず,次回も参加したいと言っているので少し困っています。(参加させられない金額ではないですが)旅行代金の積み立てローンを利用したいと思いました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:16| | コメント (0)

2006年度ボルネオ海外研修(保護者の感想・その2)

問2 今回の研修させてみて何か感じられたことを書いてください。

参加した生徒16人の保護者の意見です。

①行く前はやめれば良かったなどと言ってましたが,帰国したとき疲れてましたが,行って良かったと言い,また海外に行きたいと口にするようになり,外国を見せて良かったと感じました。

②普段の旅行ではできない自然や動物にふれ,現地の人たちの生活や優しさを体験することのできる,とても有意義な研修旅行と思いました。色々なことを見て聞いて,人間として成長した旅だったように思います。お世話になりました。

③2回目の海外研修だったのですが,今回のほうが日数が短かったのですが,英語を使うことが抵抗なくできたように思いました。使える英語が実感できたように思いました。そのため海外へ行くことが身近になったようです。開発された土地ではなかったことで,自分の日本での生活をあらためて見直すことができたようです。便利さや物の豊富さだけが幸せではなく,色々な人(現地の方,添乗員の方,後輩,先生)との交流やつながり,心遣いのありがたさを感じることができたと思います。
 先生をはじめ,添乗員さん,バスの運転手さん,大学のせんせいなど,多くの方々に支えていただいたのだと思います。帰ってきたとき,少々興奮気味に,大変だったこともうれしそうに話しをしました。また校長先生のブログも楽しみでした。多くの方々にお世話になり,貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

④研修前の準備期間に何回か集まって会を持つという予定がほとんど実施されなかったと聞きました。その点では出発まで不安に感じる面もありました。

⑤日本ではふれることのできないような大自然を,直接目で見てふれることができ,また,現地の大学で生の英語を学習したり,地元の高校生との交流を深められたことは貴重な経験になったと思います。これを機会にもっと積極的にいろんなことにチャレンジし,好奇心を持ち続けて欲しいと思います。

⑥イスラム教の国に実際に行き,現地の方々と交流できたことが素晴らしいと思います。また,自然を大切にする取り組みも重要なことだと思います。

⑦国内の研修にも2回ほど参加しましたが,研修のプログラムを実際体験することを通して,本人の視野が広くなり,生き方にも影響を与えているように感じられました。また,旅行の準備に関しても,ほとんど親の手を借りずにやっていたので,自立という点からも大きく成長したなと思いました(予防接種の段取りだけは悪く心配しました)。

⑧マレーシアがどんなところか,また滞在するところがどんな様子か,全く初体験で随分驚いたようでした。(日本では)トイレの水が流れること,コックをひねれば当たり前のようにお湯が出ること,色々と感じたようでした。ただ,頼もしく感じたのは,そういう不便さも楽しんでいた様子が感じられたことです。食べ物については研修の間中,苦労したらしく,帰国して体調がなかなか回復できませんでした。環境の違う日本へ志を持って来られ,日本を学んでくれる外国の方もいらっしゃいます。そういう方たちへも今までとは違う感じ方をしてくれると期待しています。

⑨最初はカルチャーショックだったようだが,日本でいかに快適な生活をしているかっを身をもって感じたようだ。

⑩研修の中で興味を持ったことには,今後も知識等深めていく良いきっかけになっていると思います。

⑪海外において異文化にふれることができたと強く感じました。中学のニュージーランドででは感じなかったこと,例えば宗教によって生活が違うことが実感できたようでした。娘は左利きなので苦労したようでした。
 英語力の違い(第2外国語として)に驚き,より英語力を付けなくてはと,帰ってから力説しています。良い刺激になったようです。また,英語でのプレゼンテーションの機会をいただき,貴重な経験をさせていただけたことを本人も大変喜んでいます。親としても,先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
 サバ大学の先生のお話が良かったようでした。質問を求められ,当たり前の質問は面白くないと言われ,視点の全く違う変な質問は面白いと言われたことを教えてくれました。当たり前を疑うことからが,研究の切り口になる…それを実感した気がしている娘でした。
 数々の感動体験が次の意欲につながる気がします。経験してきたことを,見たものを,キラキラ目を輝かせて,ひたすら話して聞かせてくれました。聞いていて同じ時を共有したかったと思うくらいでした。本当にありがとうございました。

⑫帰国したとき,一回り大きくなったように感じられるほど成長し,良い経験ができたと思います。ただ今回は学校としても初めての研修旅行で資料も少なかったので,旅行社から保護者向けの説明会を行って頂ければさらに安心できたと思います。また生徒にも事前学習を何度か行った方がより理解が深まり,有意義な研修になったのではないでしょうか。

⑬普通の旅行では得られない,色々な体験ができ,本人にとって良い経験になったと思います。ただ,短い春休みの中での研修だったので,前後の時間の使い方など,宿題の面ではかなり厳しいものがあったと思います。

⑭本人は是非来年も参加して,英語力をそれまでにもっと身につけていくぞと,勉学に前向きになってきたように感じられます。

⑮研修でのセミナーや野外での研修すべて英語での説明にもっかかわらず,通訳なしで生徒たちが理解し,外国の生徒たちとも同様に英語でコミュニケーションをとっている様子に,英語教育の大切さを感じるとともに,学校の英語教育の完成度に驚いています。

⑯本人が将来に自分がつきたい仕事や異文化,自分の興味深いことを実体験できて,学ぶことの意味を理解してくれたことは大きな成果だと思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:11| | コメント (0)

2006年度ボルネオ海外研修(保護者の感想・その1)

質問 今回の研修に参加させてよかったと思われますか。

参加した生徒16名の保護者の意見です。

①良かったと思います。日本以外の国の人々の生活や自然環境にふれることで,自分の中に何かを感じられたらと思って参加させました。

②大変良かったと感じています。

③とても良かったと思います。英語を使うことも中3で行ったニュージーランドのホームスティより,慣れて自然にできたように感じました。ニュージーランドよりも開発されていなくて,現地の文化をしっかり体験できたように思います。トイレ,シャワー,食事と慣れないことばかりで大変な経験だったようですが,それもとてもよかったです。不便な生活の中にも,バスの運転手さんの優しさや現地の人たちの親切に触れ,気持ちは充実していたようでした。動植物についても色々と話しがはずみ,写真を見ても話を聞いても充実した研修だったように感じました。

④なかなか行けない地域であり,海外の自然や文化に触れるよい機会だったと思います。

⑤高校生の多感な時期に,いろんな体験ができることはとてもよいことだと思います。今後の自分の進路などに,影響を与えられる意味でも,参加させてよかったと思います。

⑥よかったと思います。

⑦社会人になって,多分ボルネオには足を運ばないだろうと考えると大変よい機会だったと思います。

⑧文系ということもあり,ただ“体験してきた”だけに終わってしまうのではと不安でした。しかし10日足らずという短い期間では,少し自然の中に入ってみたという体験で納得できれば十分だと思いました。

⑨観光旅行ではできない体験をさせて頂いて,とてもよかった

⑩環境を無視しては生活(仕事も含めて)できないこれからの時代に,体験して感じている様々なことを生かして欲しいと思います。家庭ではなかなか難しいこともあるので,学校活動の中で友達や先生方,また現地の同年代の子どもたちと接することができるプログラムは貴重だと思います。ありがとうございます。

⑪ボルネオ研修,大変お世話になりました。研修企画をお聞きしていた頃から,保護者として参加させたい内容だと思っておりました。本人もとても興味を持ち,楽しみに申し込みました。そして,他の海外研修では経験できないような感動体験を数多く経験してきたことを(娘の帰ってからの話しを聞き),大変貴重な研修であったと嬉しく思いました。本当に期待通りで,参加させてよかったと心から思っております。

⑫大変よかったと思います。

⑬よかったと思う。

⑭研修への参加はさせてよかったと思います。他国の文化に触れることで,自分の「世界観」も「価値観」も影響を受けたと思います。「女子の理系進出支援」との関連はよくわかりませんが,誰もが参加して価値あるものと思います。

⑮大変よい経験となりよかったと思います。本人自身,自然や生き物が小さい頃から好きで,興味を持っておりましたので,外国の大自然の中で多くの生き物に接することができ,楽しかったようです。

⑯参加させるまでは不安でしたが,参加させてよかったと思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:06| | コメント (0)

2006年度ボルネオ海外研修(生徒の感想)

生徒16人の感想です。

①英語を聞き取るのに苦労しましたが,マレーシアの人々の温かさを感じて充実した研修でした。

②実際に大学の先生の講義を受けることができたのは,とてもいい経験になったと思います。その他の野外活動ではボルネオの雄大な自然を目の当たりにし,とても感動しました。現地の方々の優しさにも触れることができ,充実した旅行だったと思います。ありがとうございました。

③マレーシアという国はこの研修に参加するまで全く知らなかった。だから,トイレやシャワーのこととか本当に驚いた。また,マレーシアの気温は沖縄ぐらいだと思っていたけど,予想以上の暑さで,団扇や汗ふきシートを持っていけば良かったと少し後悔した。マレーシアの英語は最初のころ,聞き取りにくかった。Rの発音の時にすごく舌を巻くから,何を言っているのか分からなかった。でも,マレーシアで過ごしていくうちに,少しずつ聞き取れるようになった。日本同じように第2言語の英語なのに,高校生たちがとてもきれいな英語をしゃべっているから,感心しました。私もあのように使えたらと思った。この研修で少し視野が広がったと思った。

④行く前はどうなるのか,すごく心配だったけど,マレーシアの人たちはすごく親切で,英語で挨拶するだけでもうれしかったし,思っていたより聞き取りもできた。文化,宗教,環境の違いにとまどうこともあったけど,世界の国について体験するいい機会になった。

⑤マレーシアと日本の文化の違いに本当に驚いた。やはり,日本の常識が通じるのは日本だけなんだと改めて実感した。また,日本では絶対体験することができない(ラフレシアやオラウータンなど)ことがたくさんあり,とても充実していたと思う。この研修旅行に参加できて本当に良かった。

⑥日本とは全く違う文化の中で,色々迷うことも多かったけど,それ以上に興味深いことがたくさんあって楽しかった。

⑦英語さえできれば…と思いました。けれど,自然環境やマレーシア文化(特に水関係)などはとても勉強になりました。

⑧初めは文系の私も本当に行っていいのかと思いました。しかし,今思えば文系だからこそ二度とできないような体験がたくさんできたと思います。日本とは環境や生活様式も大きく違い,とまどうことも多かったけど,異文化交流はたっぷりとできました。忘れることのできない研修になりました。

⑨最初は生活習慣の違いに戸惑ったけど,日本と他の国の違いやマレーシアの生活について知る良い機会だったと思う。こんな充実した,地元に密着できる旅行はもうできないと思うので,今回参加して本当に良かった。

⑩無記入

⑪今までしたことがないような経験,今まで見たことのないような植物・動物に間近で触れることができ,とても楽しく感動の毎日でした。また英語でのプレゼンテーションなど貴重な体験ができとても勉強になりました。また文化の違いや世界で英語が使われているという実感と共に今以上に英語力を上げたいと思いました。それから,物事をさまざまな視点から見ていくということを学びました。

⑫とても楽しく充実した研修でした。生活様式の違いに最初は戸惑いましたが,最終的にはこういう文化もあるのだと受け入れることができました。講義は英語だったので半分ぐらいしか理解できなかったけれど,マングローブ林やキナバル山,サンダカンなど,自然と肌で触れあうことができたことも良い経験になりました。

⑬本当にあらゆる面でいい経験になったと思います。もちろん,この研修でしか体験できないような活動も良かったのですが,それだけでなく,英語でのコミュニケーションや食事・生活面でも日本で味わえない貴重な体験ができました。自分たちで考え,行動する力や積極性も少しはついたのではないかと思います。本当にありがとうございました。

⑭日本とまったく違う環境の中で,たくさん苦労することもありましたが,すべて良い経験になりました。自分がもっとしっかり英語を勉強していたら,この研修はもっと充実したものになっていただろうと思います。これから1年英語をもっとがんばって、次に研修にも参加できたらいいと思います。

⑮はじめから全てが新鮮でよい講師の先生に恵まれて,とても充実した研修でした。英語でのレクチャーは慣れていませんでしたが,分かりやすく話してくださり,とても大切なことばかりを教わることができました。活動では大学の先生や施設の方がいつも近くにいてくださったので,疑問に思ったことを尋ねたり,現地の知識を教われたのが良かったです。生活面では現地の方々と近い生活をすることで,文化の違いを学び,理解を深めることができました。マレーシアの方々の,環境保護に対して積極的な姿勢や活動も至る所で見ることができて感動しました。

⑯私にとってこのボルネオ研修で経験したことは初めてのことばかりでした。珍しいものや初めて見るものに,毎回驚き感動しました。レクチャーをすべて英語で聞くということに,はじめはとても不安でした。しかし,だんだん聞いていくうちに慣れていき,レクチャーの先生の話す内容に笑って反応することもできるようになりました。現地の高校生と交流できたことや,ホステルの食堂の人たちと仲良くなったこともとてもいい経験になりました。英語のうまさに驚きました。マレーシアでは発音しないアルファベットがあることも知りました。同じ英語でもマレーシアの人たちと私たちが使う英語は違い,少しびっくりしました。マレーシアと日本の文化が違って,最初は戸惑いました。トイレや食べ物など困ることはたくさんありました。けど,困ったことがあったからこそ,充実した研修になったと思います。来年もぜひ参加したいです。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:02| | コメント (0)

2007年04月03日

Depart Sabah for Osaka via Kuala Lumpur 8日目

高1・高2の希望者16名を引率してのマレーシア・サバ州での海外研修の日程を終え、帰路の途中です。朝、9:00にキナバダガン川流域のスカウにあるレインフォレストを出発し、サンダカンからコタキナバル経由でクアラルンプールに到着しました。

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スカウのレイン・フォレストで朝食を食べて出発

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救命用ベストを着て、ボートに乗る

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川は森林に囲まれている

これから、深夜にクアラルンプールを出発して、明日の早朝に関西国際空港に到着する予定です。大きな事故もなく、今、最後の自由時間を出発ロビー周辺で過ごしています。

※クアラルンプール空港内の無線LANサービスに接続して書き込んでいます。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:29| | コメント (0)

2007年04月02日

Visit to Sandakan(Sepilok rehabilitation Center) 7日目

 朝、5:30に宿舎を出発して、空路でコタキナバルからサンダカンへ飛んだ。午前中は、セピログのオランウータン・リハビリセンター(飼育されていたオラヌータンの野生への復帰を援助する機関)の見学した。

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センター内の森林には背の高い大きな木が多い

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昼時になると、オランウータンが餌場に現れる

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センターの訪問者は欧米からの人が多かった

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10:00が餌の時間で、今日のバナナ

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オランウータンの姿

 サンダカンの街にでて、食事をとった。

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デパートだったらしい建物

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”サンダカン八番娼館”の跡地

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商店街の裏にあるアパート


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:22| | コメント (0)

Visit to Sukau (Sukau Rain Forest Lodge)

サンダカン訪問後、午後は、航路で、キナバダガン川をモーターボートで上り、スカウのレイン・フォレストに向かった。

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モーターボート2隻に分乗して移動

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ホテイアオイのような植物が川を浮遊

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スカウの向かう途中でテングザルに遭遇

 現地で、3隻の小型のボートに分乗して、2時間の”リバー・クルーズ”で流域に生息する野生生物の観察を行った。テングザル、カニクイザル、カワセミ、サギ、クロコダイルなどを見ることができた。夜は、サバ大学のロバート先生の講義を受けた。

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小型のボートに分乗して自然観察

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カニクイザルかな?

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ボルネオを代表するテングザル

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レイン・フォレストのロッジ

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:24| | コメント (0)

2007年04月01日

海で魚と触れ合いましたよ・・・・。

 海に入ると、なぜか魚が逃げないで寄ってきます。ボルネオの魚は人間と仲良しなのでしょうか。昼食で残したパンを与えると、恐ろしい数の魚が集まってきました。熱帯の海は、有機物の分解速度が速いので、日本の海のように”磯の独特の匂い”はしません。ほとんど無臭です。それは、有機物が少なく、餌が少ないということを意味していると考えられます。魚は無警戒にパンを求めて集まってきただけのようです。

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水辺に近寄ると魚が集まってくる

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集まってきた魚たち

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昼食のパンの残りを与えら・・・。


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:49| | コメント (0)

Visit to Tunku Abdul Rahman Parks (Islands) 6日目

 ボートで、コタキナバルから30分ぐらいボートに乗って、小さな島で実習した。島に到着してから、小高い丘の上までトレッキングしてから、植物や動物にいての説明を聞いた。今まで観察してきた森林やマングローブの環境とどのように違うか、そのことは生息している生物たちの姿や色にどのような変化を与えているか考察して、レポートを書くように指示された。

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モーターボートで島まで移動

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船着場周辺に小さな魚の群れ

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稚魚が集まってきていた

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サバ大学のロバート先生の説明

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丘の上までトレッキング

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トレッキングの道の入り口で出会ったオオトカゲ

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:18| | コメント (0)

2007年03月31日

Visit to Poring Hotspring

午後は、ラフレシアを見た後、ポリン温泉に行きました。お湯が沸いている場所で、周囲に遊歩道を敷設した自然公園があります。キャノピー・ウォークの設備もあり、森林を高い視点で観察することができます。

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キャノピー・ウォークができる。

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林冠に近い部分で植物を観察できる

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遊歩道を歩いて、植物や動物の観察ができる

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:54| | コメント (0)

ラフレシアを見ました

キナバル山からポーリン温泉に向かう途中で、ラフレシアを見ることができるという情報が入ったので、生徒を引率して、現地に向かいました。正確な種は、僕にはわかりませんが、竹やぶの中のやや湿った場所でした。

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竹やぶの中を入っていくと・・・。

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ラフレシアが一つだけ咲いていました。

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萼片5枚、雄花と雌花があります。

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腐肉のニオイを出してハエをおびきよせ、受粉させるとか。

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つぼみから開花までの期間は12ヶ月から16ヶ月。

※ ラフレシアについて
 ラフレシアはパラサイト(寄生植物)です。東南アジアにのみ分布し,大きさが最大でよく知られているのがラフレシア(Rafflesia arnoldii)で、スマトラとボルネオ南西部に生育します。サバ州には残念ながらRafflesia arnoldiiの生育地は発見されていませんが、ラフレシア属の3種、Rafflesia keithii, R. pricei, R. tengku-adliniiが分布します。開花期間は長くて1週間程度で、腐肉のニオイを出してハエをおびきよせ、受粉させるといわれていますが、無性生殖も可能であり結実メカニズムはまだ不明です。
 ブドウ科のつる植物であるブドウカズラ類に寄生します。しかし、種子の人工移植、開花に成功しておらず、寄生のメカニズムはよくわかっていません。花は一年中見られますが、4月から7月と8月から10月ごろに多くということです。寄主植物のツルの位置により樹上で咲く種類もありますが、今回、ポリン温泉近くで観察したラフレシアは地表で咲いていました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:54| | コメント (0)

Visit to Mount Kinabalu 5日目

 キナバル山で自然観察をした。キナバル山は、山頂を眺めるには午前中に限られる。早朝の空気が澄んだときに見ることができるが、時間が経過するとともに雲が出てくることが多い。この日も行きのバスの窓からは眺められたが、11時頃には雲に覆われてみることができなくなっていた。コタキナバルからバスで約2時間でキナバル山麓のビジターセンターに到着した。ここには訪問者のための小さな展示室があり、サバ大学のロバート先生のサバ州の自然の特徴などについての説明を聞き、展示室周辺の林で、主として動物の観察をした。

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キナバル山 標高4092m

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ビジターセンターの展示室

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いろいろな標本が展示

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サバ大学のロバート先生が説明

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世界最大の花ラフレシア花の模型

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:19| | コメント (0)

2007年03月30日

VIsit to KKCBS and Forest Rehabilitation Center 4日目

 午前中は、マングローブの植生や動物たちを観察するためにKKCBSを訪問した。コタキナバルから20分程度バスで移動すれば、マングローブが観察できることに驚いた。

 午後は、Forest Rehabilitation Centerを訪問した。近年になって、ボルネオの森林が急速に失われている現状を教えていただき、その後で、森林火災によって失われた森林を復旧するための植林を体験させていただいた。

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Forest Rehabilitation Centerを訪問

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森林を中心に地球環境の変化の様子を報告

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植林をした地域の現状を視察

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森林復旧作業を体験

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サバ大学の先生と一緒にグループに分かれて作業

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:54| | コメント (0)

2007年03月29日

Lectures in Universiti Malaysia Sabah 大学での講義 3日目

 午前中に4時間の講義を受けた。

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Dr.Henry Bernard

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Lecture on Animal Diversity of Borneo

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Prof.Datin Dr.Maryati Mohamed

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Lecture on Sabah's Traditional Knowledge

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En.Kevin Kueh

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Lecture on National Tourism

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Cik Azniza Mahyudin

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Lecture on National Resource Sustainable Development

 午後は高校一年生の蒜山合宿での研究発表をサバ大学の先生方に見ていただき、質問及び講評をしていただいた。初めての英語発表で生徒も負担感もあり、大変苦労したと思うが、この経験は一生忘れられないものになるし、発表に慣れることで、表現力を身につけて大きく成長してくれると信じている。”やらされる”という視点でなく、”新しいことに挑戦したい”という視点をもている生徒に育って欲しい。

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英語での研究発表(鳥取大学の佐野先生にお世話になった)

発表後、サバ大学の標本室(昆虫、哺乳類、爬虫類、両生類、魚類などを保管)と新設された”カエル・ミュージアム”を見学させていただいた。

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標本室の中

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昆虫の標本

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爬虫類の標本

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カエル・ミュージアム

大学から宿舎に向かう途中でモスクに立ち寄った。

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コタキナバルには、モスク、仏教の寺院、キリスト教の教会など多宗教が混在している。マレー人の多くは、イスラム教を信仰している。

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:57| | コメント (0)

2007年03月28日

Lectures in Universiti Malaysia Sabah 大学での講義 2日目

学科長Prof.Dartin Dr.Maryati MohamedとEn.robert f.Petersのオリエンテーションと、Dr.Idris Mohd Saidの”植物の生物の多様性”とDr.Homathevi Rahmanの”昆虫の多様性”の2時間の講義があった。


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Prof.Dartin Dr.Maryati Mohamed


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Dr.Idris Mohd Said


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Dr.Homathevi Rahman

午後は、コタキナバルの私立のカトリック中高一貫校Maktab National に招待していただき、英語による学校紹介や校舎の案内をしていただいたりした。生徒交流などの時間を楽しい時間を過ごせた。引率者の目には、マレーシアに来て、生活や文化の違いにショックを受けていた生徒が、現地の高校生に優しく迎えていただいたことで、元気を取り戻せたように見えた。


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訪問したMaktab National


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盛大な出迎えを受けた


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担当の生徒が学校内を英語で紹介


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校庭の様子

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:43| | コメント (0)

2007年03月27日

Check-in Kinabalu Hostel コタキナバルに到着 1日目

朝、岡山を新幹線で出発、関西国際空港からコタキナバルに直行便で向かった。コタキナバルの”ホステル”に到着したのが現地時間で18:00になった。サバ大学の先生方が手配してくださった今回宿泊施設(”ホステル”)は、国立の競技場(サッカースタジアムなど)に附設されたような建物で、サッカーの選手も多く宿泊していた。地元で言えば、”少年自然の家”のような位置づけになると考えられる。出発前は、8人部屋が二つと連絡を受けていたが、4人部屋が4つ用意されていたので、その場で、グループに分かれて宿泊させれことになった。生徒は臨機応変に対応してくれたので助かった。しかしながら、マレーシアの生活習慣があまりにも違ったので、ショックを受けていたようだ。

① トイレの様式がまったく違う(紙で拭かないで、水で洗う)。
② 冷水のシャワーしかない(風呂がない)。
③ 食事はバイキング形式だが、全体的に香辛料がきつい料理が多い。
④ エアコンがなく、天井に大きなファンを使って暑さをしのぐしかない。

 北海道から沖縄まで、ホテルには、ウォシュレットがついていて、エアコンが完備しているのが当たり前の日本と比較して、マレーシアでの不自由過ぎるかもしれない。しかしながら、ここでの生活が”本当の国際交流”を肌身で感じ取ることのできる貴重な体験を与えてくれると考えている。到着直後は、困惑して他国に来ていても、日本と同じ生活を要求する生徒もいたが、なんとか研修生活が始まった。引率者としては、なんとか生徒が乗り越えてくれることを祈っている。

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中庭から見たホステルの建物

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ホステルの玄関付近

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:19| | コメント (0)

2007年03月22日

サバ大学のアローナ先生からの連絡

Regarding your trip, I suppose every girl is excited. And we are also looking forward to seeing you all here. As for your preparation, these are the few things the would probably help you prepare.

1. Weather - it's hot in here as compared to Japan, so light clothing would be most suitable. Daytime temperature is from 28 - 30 degrees Celsius; while at night is about 22 - 25 degrees Celsius.

2. I advice that students wear long sleeve shirts while going inside the forest so as to avoid insect bites and to protect their skins from bushes, stems and twigs in the forest.

3. They are also advised to wear leech-socks when they go inside the forest. In case leech socks are not available in Japan, you can purchase those here.

4. Everyone is encouraged to wear hiking shoes (or rubber shoes) when trekking inside the forest.

5. It would be helpful when everyone brings their own light raincoat, especially when trekking inside the forest. Rain in this part of the region is very unpredictable.

6. Malaysia, being a Muslim country is quite conservative in terms of clothing style so wearing short pants and sleeveless shirts/blouses are not allowed inside the University/Campus. However, outside the campus, there wouldn't be any problem.

7. Food in Malaysia is generally spicy, although there are Chinese restaurants that serve not spicy food. Should any of the students are not able to take spicy foods, kindly tell us in advance.

投稿者: 秋山繁治 日時: 14:56| | コメント (0)

2006年12月01日

”西表研修旅行”のプレゼンテーション

12月の本校SSH運営指導委員会、来年2月の事業報告会(一般公開)で、2006年度のSSHの活動を生徒に報告してもらうが、1年目でまだ課題研究に着手していないじょうたいなので、今回は、研修内容の報告を生徒によるプレゼンテーションの形で行うことになった。
紹介する内容は、

①鳥取大学蒜山演習林での研修(高校1年)
②福山大学生命工学部実験実習(高校1年)
③沖縄研修旅行(高校2年)

の3つで、6時限、7時限をつかって高校二年生の発表会を開いた。7時限は高校1年生がHRの時間を利用して見学に来たので、高校2年生はやや緊張して発表していた。

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ピナイサーラの滝へのトレッキングで出会った動物を紹介

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西表野生生物保護センターでの研修内容を紹介

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:18| | コメント (0)

2006年10月08日

西表研修旅行を終えて

 今年も西表研修旅行を終了した。今年も多くの方々に協力していただいて、僕の企画できる限界に近い内容になったと自分自身は納得している。直接的な自然体験、遠隔地の島でのヒトとの出会いを通して感じたことを糧にして、将来に生かしてもらえたらありがたい。

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村田自然熟の塾長 村田 行 さん
西表研修が始まった2003年度から自然体験を指導。

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沖縄国際大学講師 金城和三 さん
沖縄本島研修1999、2000年度に琉球大院生として講
演及び自然観察の指導、2003年から西表研修に協力。


 企画、具体的な実施面で強力にバックアップしていただきました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:28| | コメント (8)

2006年10月07日

2006年度西表研修旅行(第四日:西表島)

 最終日の訪問は、西表野生生物保護センターだけ。ここは、イリオモテヤマネコの保護の拠点(最前線)として有名で、自然保護専門員の岡村麻生先生にイリオモテヤマネコについて、その保護の問題を中心に話していただいた。その後、自由に1時間程度、館内の展示を見させていただいた。

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まず、イリオモテヤマネコとは?

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人に飼われているイエネコとヤマネコの違いは?

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イリオモテヤマネコの生活の年サイクルは?

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道路整備の結果、ヤマネコの交通事故死が増加!対策は?

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:10| | コメント (1)

2006年10月06日

2006年度西表研修旅行(第三日③:西表島)

最終日の夜は、アクセサリー作りに挑戦した。西表の思い出に残る作品できたかな。講師は、宿舎の近くの工房”ながや”のご主人の今岡さんにお願いしました。西表で採取した貝や豆、それに鋳物、各種ビーズを組み合わせて、ストラップやブレスレットをつくるのですが、最初に講習を受けて、創作時間は2時間ぐらいかかります。とはいっても時間がかかるのは、作業自体の時間ではなく、試行錯誤の(ビーズの色合いなどを選ぶ)時間で、大幅に時間をオーバーして、すべての生徒が終了したのは、午後11時半になってしまいました。昼間にハードな実習をしたのに、なんでこんなに元気なのでしょうか。

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最初に講師による説明

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多くの作品例

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多種多様な材料

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:55| | コメント (0)

2006年度西表研修旅行(第三日②:西表島)

 最初は、地元の80歳を越えたお年寄り”ばあや”の昔話を聞いた。学校に通うのに1時間半もかけて歩いたとか、オオコウモリを食べたことがあるとか、岡山から遠く離れた西表の生活を身近に感じることができた。それから、白浜まで案内してもらって、炭鉱、マラリアなどの話も聞いた。
 最後に、星砂の浜で、シュノーケリングの講習を受けて、1時間ぐらい海の生物の観察をおこなった。

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星砂の浜の砂は、ほとんど”星砂”だった。

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シュノーケリングの講習

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防水のデジカメで撮影

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いろいろな種類の魚を確認

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投稿者: 秋山繁治 日時: 21:30| | コメント (4)

2006年度西表研修旅行(第三日①:西表島)

2つのグループに分けて、①シーカヤックで河口付近から上流にかけてマングローブ観察、②海岸で、シュノーケルで海岸の生物観察の実習を行った。河川では河口付近と上流で植物の種類がちがうことが理解できた。

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カヤックの扱い方についての講習

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上流部にはオヒルギ、下流部にはヤエヤマヒルギが分布

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時々カヤックを停めて、各動物や生態系の解説を聞く

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川の流れはゆったりしていて漕ぎやすい

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投稿者: 秋山繁治 日時: 20:56| | コメント (0)

2006年10月05日

2006年度西表研修旅行(第二日午後②:西表島)

 午後3時に、ピナイサーラの滝壺を出発して、船浦湾に向かった。ピナイ川の川岸や林を抜け、草原(水田跡の荒地)をぬけて、マングローブ林に出る。河口の橋に到着したのは、午後4時半だった。

 夜は、8:30~9:30まで夜の生物観察を行った。しかし、強風と月明かりの影響でほとんど生き物を見ることができなかった。見たのは、オオコウモリ2匹、オオシママドホタルの幼生2匹、ゴキブリ2匹であった。

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川の中にも躊躇なく進む

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サキスマスオウの板根

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水田耕作後、放棄された水田

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マングローブ林へ出てきた

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:59| | コメント (4)

2006年度西表研修旅行(第二日午後①:西表島)

 12時頃、ピナイサーラの滝の上流に到着。遠くにマングローブ林、船浦湾が見える。昼食後、滝壺に向かった。約1時間半で滝壺に到着して、歩いた汗と疲れを泳いで、癒した。

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ピナイサーラの滝の上流からの眺め

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遠くに船浦湾が見える。

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ピナイサーラの滝の上流で食事

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ピナイサーラの滝

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滝壺で疲れた身体を癒した

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:53| | コメント (7)

2006年度西表研修旅行(第二日午前:西表島)

今日は、朝からピナイサーラの滝に上った目的地は滝の上。約2時間かけて、西表に生息する棒物や植物の話を聞きながら、ゆっくりと楽しみながら登った。

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大型のシダ植物のヒカゲヘゴの説明

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茎の部分には、葉が落ちた後が模様に

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ピナイサーラの滝の上流で飲用水の採水
台風23号の影響で採水管が崩壊していた

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森は台風の塩害で一度枯れ、その後、新芽が

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投稿者: 秋山繁治 日時: 22:19| | コメント (1)

2006年10月04日

2006年度西表研修旅行(第一日:西表島)

岡山から那覇まで約1100km、那覇から西表まで約400kmだから、西表島は岡山から1500km離れた場所にある。石垣島までは飛行機で行けるが、石垣からは船になる。天候は曇り、熱帯性低気圧の影響で、少し霧のような雨、強い風の日であった。

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西表の船の窓から見える海は青くなかった

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沖縄国際大学金城先生の研究と人生についての話

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金城先生の専門はオオコウモリの研究

投稿者: 秋山繁治 日時: 23:58| | コメント (1)

2006年度西表研修旅行(第一日:石垣島)

朝、8時20分に岡山空港に集合、これから、那覇空港経由で石垣空港へ、そして、西表に入るという計画であった。今日は、この研修で唯一観光旅行っぽい訪問場所、川平湾へ行った。

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小谷恭子校長の挨拶

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石垣湾の川平湾へ到着

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グラスボートで、水中の生き物を観察

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投稿者: 秋山繁治 日時: 23:41| | コメント (0)

2006年07月19日

横塚 眞己人さんのボルネオ情報

出版のお知らせです。
本日、「ボルネオ・ネイチャーブック」山と渓谷社刊が発売されまし た。取材は今年の4月に1ヶ月間、サバ州のキナバタンガン 川を中心にひたすら歩き、およそ150kmをボートで下り、ヘリに 乗りとボルネオを駆けめぐりました。中の写真のほとんどは、その時に 私が撮り下ろしたもです。お時間のあるときに書店でご覧になってくだ さい。ボルネオ研修の資料にしてください。横塚 眞己より

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ボルネオ・ネイチャーブック(山と渓谷社)

投稿者: 秋山繁治 日時: 17:21| | コメント (0)

2006年06月07日

自然環境を学ぶ沖縄旅行を考えるための資料

名護博物館、沖縄県立博物館、本屋さんなどをあさって沖縄の自然を考えるために参考になる本を探してみました。

「この動物は何だろう(同定のためのてびき)」名護博物館(1997)
「名護の自然」名護市教育委員会(1997)
「沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物」沖縄県環境保健部自然保護課(1996)
「海洋生物の石灰化と硬組織」東海大学出版会(1996)
「沖縄の帰化動物」沖縄県立博物館(1996)
「野鳥はともだち沖縄の探鳥地」沖縄県立博物館友の会(1990)
「沖縄の文化財Ⅰ天然記念物編」(1996)
「海と生きる森・マングローブ林」国際マングローブ生態系協会(1998)
「琉球の生きもの」群馬県立自然史博物館(1998)
「南西諸島の動物・境界線上のいきものたち」沖縄県立博物館友の会(1995)
「博物館学習のための手引き」沖縄県立博物館
「沖縄県立博物館総合案内」
「郷土の自然」沖縄自然史博物館友の会(1983)
「博物館においでよ・博物館ワークシート」沖縄県立博物館友の会(1993)
「琉球列島の不思議な生き物たち」本部町立博物館(1997)
「南の島の自然観察」東海大学出版会(1991)
「ハブに気をつけよう」沖縄県環境保健部(パンフレット)
「ハブ対策の方法」沖縄県衛生環境研究所ハブ研究室(1996)
「抗毒素研究報告書」沖縄県衛生環境研究所(1998)
「沖縄やんばる亜熱帯の森」高文研(1997)
「マングローブの生き物たち」吉見光治ニライ社(1993)
「琉球列島の生いたち」神谷厚昭・新星図書(1984)
「オオコウモリの飛ぶ島」大沢夕志・啓子・山と渓谷社(1995)
「沖縄の自然を知る」池原貞雄・築地書館(1997)
「沖縄の島々をめぐって」沖縄地学会・築地書館(1997)
「川は訴える・夢のある沖縄の水環境に向けて」寺田麗子(1995)
「沖縄修学旅行」高文研
「沖縄海は泣いている・赤土汚染とサンゴの海」高文研
「西表フィールド図鑑」実業之日本社

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:08| | コメント (0)

2006年05月27日

2006年度 沖縄研修旅行(西表・自然環境コース)準備会

2006年度最初の研修旅行の集まりで、研修冊子の作成の相談をした。事前に、西表について二人一組になって、研修場所となる西表島の「気候」、「地理」、「両生類」、「鳥類」などテーマについて調べ、最終的には、”問題集”のような質問集を作るということになった。西表のコースはこれまで、文理の区別なく、希望で参加する形式で実施され、毎年、希望者が多く、レポートなどによる選抜などが必要だったが、今年、「生命科学コース」の特徴となる教育活動として、準備段階からクラスで取り組む形式になった。これからは、生徒とクラス担任が相談しながら進めていくことになる。

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研修冊子の作成について説明。

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テーマの分担について相談。


投稿者: 秋山繁治 日時: 13:37| | コメント (0)

2005年10月20日

本校の沖縄県への研修旅行について

本校の沖縄県への研修旅行は、1999年度から始まりました。従来は、学年の生徒全員が同じ場所に行って、キリスト教会でミサをしたり、観光名所を見学したり、山登りをしたりしていましたが、「学習の動機付け」になるような研修にしようということで、「複数のコースから生徒が選んで参加する」というスタイルに1999年度から変更しました。その年は沖縄本島内で、「自然環境コース」、「戦争平和コース」、「歴史文化コース」を設定しました。2000年度もほぼ同じ内容で実施し、生徒にも好評で、2001年度も実施する予定でしたが、アメリカのテロ事件の影響で急遽中止になってしまいました。それ以後、2001年度は東京、2002年度は北海道になりましたが、2003年度から再び沖縄への研修旅行が復活することになりました。2003年度からのコース」は、西表島での自然体験に重点をおいたものになっています。

1999年・2000年 沖縄本島27名・48名
2003年 石垣・西表29名
2004年 石垣・西表30名
2005年 石垣・西表28名


沖縄研修
石垣島の青い海、白い砂。

沖縄研修
砂の中にカニが潜んでいました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 16:21| | コメント (0)

2005年10月12日

沖縄研修旅行(西表自然環境コース)生徒の感想①

今考えるとあっという間の四日間でした。帰ってきて写真を見たり、思い出話をしていると語りきれない思い出がたくさんでてきたのは、この四日間を満喫していた証拠なのだと思います。先生や先輩から聞いていた話は期待を膨らませる話ばかりでとても楽しみにしていきました。飛行機を二本乗り継いでやっと石垣に着きました。やっぱり海が綺麗。それから私の驚きっぱなしの四日間が始まるのです。道には牛がいて、写真で見たことあるようなサトウキビ畑、パイナップル畑、ハイビスカス。川平公園につくと私の沖縄のイメージがつまった場所でした。

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川平湾

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投稿者: 秋山繁治 日時: 11:40| | コメント (0)

2005年10月09日

沖縄研修旅行(西表自然環境コース)生徒の感想②

「沖縄の海なんて否じゃない。」と秋山先生がおしゃっているの聞いて、私はどんなにすごいのだろうと想像もできませんでした。那覇空港に着陸する前に段段と海が見えたきたとき、あまりの海のきれいさに感動し、興奮しました。それと同時に西表の海はどんなにきれいなのだろうと期待しました。

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石垣島のグランボート発着場

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投稿者: 秋山繁治 日時: 11:42| | コメント (0)

2003年10月06日

2003年度 沖縄研修旅行(自然環境コース)の説明

apple_b.gif川平湾
海の色が七色に変わると言われる八重山一の名所。黒真珠の養殖で有名。亜熱帯の海の生物をグラスボートで観察する。

apple_b.gif西表の案内は「村田自然塾」
 塾長のヒゲさんこと村田行(すすむ)さんはイリオモテヤマネコの撮影・研究の第一人者として20年以上前から西表島に暮らしている。近年ヤマネコや野生生物の保護活動のかたわらシーカヤックを中心とした自然ツアーを行っている。村田さんは、地元の人に無料でカヤックをのせてあげるなど、西表の自然保護に対する思いは人一倍強い。

apple_b.gifバラス島
ダイビングによく利用される場所で、西表島と鳩間島の中間にある。珊瑚の欠片が集まってできた小さな島。2人乗りのシーカヤックで行く。

apple_b.gifピナイサーラの滝
ピナイサーラの滝は、船穂港から歩いて一時間半。コースはペンキや浮玉などの目印があるので、目印をたよりに歩く観光客もある。途中でマングローブに囲まれたヒナイ川やほとんど整備されていない山道を登ってたどり着く滝は格別である。

apple_b.gif八重山自然村
8万坪の敷地にいろんな生物いて触れあえるテーマパーク。広大な園内には、ガジュマルなどの亜熱帯林があり、もともと暮らしている希少な野生生物に出会うこともある。

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:42| | コメント (0)

2003年05月22日

西表島への研修旅行の下見

 8:40に出発、石垣から西表島船浦港に9:10に到着し、村田自然塾の迎えで、村田自然塾に移動。10:30までこちらからの説明と打ち合わせをし、生徒の実習2日分を一日で体験することに決定した。カヤックの実習10:30に出発し、11:50にバラス島に到着、12:50に帰還。カヤックをこぐ時間が2時間。その後、14:15からとトレッキングの実習、ピナイサーラ滝へ15:20に到着、滝壺に15:55。出口のマングローブ林が17:40。所要時間3時間。生徒は2日間で、この二つを実施する。体力のない生徒への考慮が必要であることを強く感じた。その後、19:00まで村田塾で相談する。

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バラス島から西表島を眺める

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ピナイサーラの滝から船浦湾を眺める

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マングローブに囲まれて・・・。

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船浦湾のマングローブ

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ミナミコメツキガニ


投稿者: 秋山繁治 日時: 20:29| | コメント (0)

2002年07月17日

研修旅行企画委員会の発足

1.研修旅行企画委員会の役割について
 2001年9月11日のテロ事件によって、緊急避難的に2001年度は東京研修になり、2002年度は北海道研修になった。2003年度研修旅行は従来までの沖縄研修と北海道研修を融合させて、初めて二方面に分散する形をとる。当企画委員会は単に2003年度の研修旅行の企画を行うものだけでなく、突発的な事件や社会の 変化に応じて研修旅行を改善していく組織と認識している。変更の場合、1年以上前から手を打つこともある。従って、当企画委員会は一時的な組織ではなく、校内組織(分掌表)に明記され、メンバーに変動があっても恒常的に存在させておく必要がある。

2.平成15年度研修旅行の確認
 ① 北海道と沖縄の二方面に複数コースを設定
 ② 研修の引率・運営の主体は学年団であり、研修内容・コースづくりは企画委員会が行う。
 ③ 時期は10月7日(火)~10日(金)

3.平成15年度実施までの流れ
 2002.07  北海道研修の概要の検討、 沖縄研修の再検討
 2002.10  高2北海道研修旅行を実施
 2002.11  2003年度の研修旅行の内容について保護者会で説明
 2002.12  生徒対象のガイダンス(全コースの概要作成)
 2003.01  参加希望調査集計(参加コースの確定)
 2003.03  各コース別に事前学習を開始
 2003.10  2003年度研修旅行を実施

実施内容
コースについて・・・・ 4コース

北海道(自然環境コース・歴史文化コース)
沖縄(自然環境コース・戦争平和コース)

※ 変更点
・14年度北海道研修の2種類の自然環境コースを1本化する。
・具体的には今年度実施してみて検討する。
・沖縄歴史文化コースの声もあったが、かつてそれを選択していた生徒層は北海道を希望すると思われるので不要。

※ 沖縄の実施内容を再検討
 自然環境コースJTB案について、内容をより充実させる方向で検討する(沖縄本島から石垣西表島へ変更など検討)。戦争平和コースについてはJTBの原案でほぼ良いとする。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:24| | コメント (0)

2000年10月11日

2000年度 沖縄研修旅行(自然環境コース)生徒感想文

森の空気の中には何やら身体にいい物があるらしい。最近そんなものが流行りだして、自然だとか、環境だとかに関心が集まってきている。そんな自然ブームの中、日本の中で一番自然的ともいえる沖縄へ行ってきた。沖縄は、沖縄は・・・・暑かった。
 常夏の島という異名のとおり、沖縄は10月だというのに真夏日だった。気温は30度前後。こんなに暑いとみんなおかしくなって、滝つぼへそろって落ちていく。でもそうやって滝にあたったり、冷たい石の上で静かに座っていると確かに身体によさそうな、何かがあるような気になる。滝つぼで泳ぎまくって岩に座ると、不思議に疲れが取れていくような気がする.森の中にあった広場に座って、目を閉じていると、どんなに腹が立っていても和いでくるような気持ちにさせるから不思議だ。本当に何か物質があるのかやしれない。でもそんな単純な理論で片付けられるような物でなく「気」だとかそんな一種の神がかり的な物が身体の中に入っていく、そんなイメージがある。人間てのは単純なもので、なんだかそうゆう体験をすると自然は偉大だ、とか素晴らしいだの思えるようになる。もしかしたらそんな所から「神様」とか宗教とか出来たのかもしれない。アイヌには、自然を神とする宗教があるという。カナダやシベリアのような、自然の強大な力を間近でかいま見ることの出来るところでは、自分たちの持つ宗教以外にその地方独自の考えをもっている。自然は驚異的である、という考えだ。日本の神道なんかも近いものがあるけれど、大きな石だとか、年老いた大木だとか、森、山などには神様がいるという考えが生まれたのにはそういう背景があるのだろう。
 そもそも人間は自然の一部だ。だからだろう,体はやはり自然になじみやすくできているらしい。沖縄のセミの鳴き声は面白い。ファンファンファンといった,どこか機械的な音を発する種類がいる。遠くから聞くと踏み切りの音のように聞こえる時もあるのだと聞いた。街中でも森の中でも鳴いていたが、それに気がついたのは比較的後の方だった。
 最初はぜんぜん気が付かない。言われてみたり,自主的に気が付いてみないと判らない。だけど一旦気が付いたらそのことに対してすごく敏感になる。勉強にもそんな傾向はあって、例えば数学でまったく知らなかったことを習ったとする。それでも一旦理解すれば,まるで知らなかった過去の自分なんて嘘であるかのようにそのことが頭に入ってくるだろう。公式なんて最初はまったく知らなかったはずなのに,後ではまるで手足のようにその公式を利用している。飲みこむとはそういうことで,理解するとはそういうことなのだ。その分脳神経が一本増えていくような感じがする。知識を頭に入れるのは脳神経を増やすことで,脳神経の増加に伴って考えだとか,知覚神経だとかそんなものが発展していくようだ。 自然の中でもまったくその通りで,耳につくセミの声に気づいた後は,その後ろに聞こえてくる鳥たちの鳴き声も聞きとれるようになった。小さな生き物に気がつくと,何気なく通っていた道に生物があふれだした。 別の言い方で言うと野生化したとか,野蛮になったとか。だけれど、野生の獣になれるならなってみたい。原始人にでもなれるならなっていたい。そうしてずっと森の中にいてみたい,本気でそう思う。
 知識を得て動き出した神経が,老化して,鈍くなって無くなってしまうのほど悲しいことはない。初めて飛行機に乗ったこと。ハブの話を聞いた時。オオコウモリに噛まれたこと。サンゴが自主的に動く,移動すること。サンゴの白化現象の原因を知った時のこと。セミの鳴き方が変なこと。シーカヤックに乗った時。やんばるの森の中のこと。初めて,椰子の実を食べたこと。久々にぶちきれたこと。家に帰ってから。驚いて,面白いと思った。すごく印象に残った。この驚きの気持ちや,興味関心,発達した感覚神経はいつか薄れて消えてしまう。それは当たり前のことだけれど、どこか悲しく思う。あの日々の存在が薄れて消えていってしまうようだ。わたしは、あの日々を体験して何を得たのか。何を考え,感じたのか。発達した神経は何かを残せたろうか。わたしは,一体、何をできたのだろうか。
 マングローブは、一塊の葉の中に必ず一枚、黄色い葉を含む。その葉をなめると、ほんのりと塩辛いという。根からくみ上げられた海水はこし取られ塩分はその葉にだけ集められる。マングローブが海のそばで生きていくために得た、真水を得る方法である。ある種のサンゴは一個体だけで成長し、1日1cm進む事ができる。その事を教えてくださった研究員の方は、自分がその事を発見したのだと楽しげに話しておられた。マングローブの秘密を知った人は、一体誰だったのだろう。そして何を思ったのだろう。サンゴの研究をしておられたあの人は、その事実を発見したとき、一体何を思ったのだろう。例えそれが世界的な大発見でなくとも、ほんのちょっとした事であっても、きっと嬉しいとか充実感とか、そんな事を感じていたはずだ。その感情はきっと今までの研究を満足させるものであったろう。何かを研究して、そして何かを発見する。それが、わたしの夢である。
 グループ活動だとか,誰かと一緒に行動していると、時々それがすごくうざったくなる。たとえ、それが仲の良い友達であっても,気の合う仲間であっても,無性に存在が邪魔に感じることがある。1人で気の向くまま,好きなように行きたいのにそばに誰かがいるから思うようにやれないことがある。沖縄で色々なところに行った時も,あっちの岩場行きたいとか、そこの展示を見てきたいとか。やんばるの森の中を行ったときもそうだった。こういうのってやっぱ1人で行きたいと思うけれど,川沿いの岩に滑った時や滝つぼの中で足場がなくて溺れかけた時,他人がいなければ助からなかったろう。滑ったことを笑い話にすることも,滝つぼの話を楽しんで話すこともなかったろう。なにより先生だとか皆や「かっちゃん」だとかがいなかったらこんな体験はしていなかっただろう。1人の力はたくさんの人間の力にはかなわない。でもそのたくさんの人たちが1人の人間によって動くこともある。 力というのは不思議なもので、お互いに影響し合ってる。一人一人の考えることはその時毎で変化しつづけ,同じ事は一度としてない。その一人が他の誰かに影響を与えたら,その人もまた誰かに影響を与える。その人も同じ考えをすることは二度とないのだから、与える影響もまた同じではない。対象は人のこともあれば,他の生物のこともあるし,生物外であることもある。同じでない影響が与えられたら,同じでない反応が返ってくるだろう。そういう意味で,同じことは二度と起こりえないのだ。その二度と起こりえない状況の中で、楽しいと感じられる体験ができたことを幸運に思う。沖縄研修旅行は楽しかった。心からそう思えるのである。

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:38| | コメント (0)

1999年10月18日

沖縄研修旅行(自然環境コース)のコンセプト

 現在履修している「発展科目」は、教科書の学習内容の枠にとらわれず、皆さん自身が、興味をもった内容を学習することによって、勉強に取り組む気持ちが高まるのではないかということで、企画された科目です。それぞれの授業は、担当の先生がオリジナルな内容を考えてつくられています。
 今回の研修旅行から「発展科目」に関連して、従来の学年全体で行動することを基本にしたものから、研修内容によってコースに分かれて研修するという形に変更しました。そして、今年度の研修旅行から行き先が沖縄に変更されました。沖縄の研修旅行では、戦争平和・歴史文化・自然環境の3つのコースが設定されています。それぞれのコースは、研修内容を大切にした旅程が組まれています。
 自然環境コースでも、琉球大学の先生方や、博物館学芸員、自然観察員、ダイバーなど多くの方々から情報を得て、今できうる最高の内容を考えたつもりです。沖縄県は日本で唯一の亜熱帯気候の地ですから、できるだけ自然環境に直接触れる機会を増やし、また、沖縄の自然を研究テーマにして研究している方々の話を直接聞く講演も盛り込みました。この旅行が高校生の時期でしか味わうことのできない充実したものになればいいと思います。
 「学習のしおり」は、自然ガイドブックとして作成しました。皆さんに提出していただいたレポートと、この本の最後のページにあげた書物を参考にしてつくったもので、沖縄の自然を理解するのに役立てることができると思います。ただ、今年の段階では、オリジナルな内容が少ないですが、実際に研修旅行に行って、具体的な記録をとり、新たな情報を盛り込むことで、このガイドブックをさらに充実させていけると思います。
なお、今回の研修では、大学の研究施設や保護地域などを利用させていただきますが、その場所が自然の残された地域であることを理解し、自然観察者としてのルールを守って行動してください。

投稿者: 秋山繁治 日時: 12:08| | コメント (0)

1998年10月28日

沖縄研修の下見:名護博物館

 名護番所跡(名護市東江)に建つ。屋敷林のフクギ群及び館西側に生育するピンプンガジュマルは県指定の天然記念物である。開館日は、火曜から日曜、祝日は休館。10:00~18:00。

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名護市立名護博物館

 

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投稿者: 秋山繁治 日時: 11:37| | コメント (0)

沖縄研修の下見:沖縄県立博物館

 那覇市首里にある琉球王尚家の邸宅跡に建てられた博物館。歴史文化を伝える書画・彫刻・民具など24,00点が展示されている。沖縄版万葉集『おもろさうし』の展示や沖縄の動植物コーナーがある。料金は通常200円(特別展500円)、9:00~16:00まで、月・祝日は休み。

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沖縄県立博物館

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投稿者: 秋山繁治 日時: 11:33| | コメント (0)

沖縄研修の下見:末吉公園

 那覇市の北東部に位置し、市街地に隣接する広さ84haの総合公園。中央部は観葉植物・熱帯果樹など移入された植物が植栽されているが、周辺部では石灰岩地域の自然植生が見られ、うっそうとした森林を形成している。

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那覇市の市街地にある末吉公園

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投稿者: 秋山繁治 日時: 09:20| | コメント (0)

沖縄研修の下見:沖縄県衛生環境研究所(ハブ研究室)

 琉球大学の理学部新入生に、自然観察の前の事前研修を行っている機関ということで紹介していただいた。ハブについての基礎研究と対策及び捕獲法の研修などを実施している県の機関(所在地:大里村字大里)である。

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ハブは飼育ゲージの入れられて飼育

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もっとも大きいものは180cm、毒牙が特徴


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投稿者: 秋山繁治 日時: 09:10| | コメント (0)

沖縄研修へのアドバイス(琉球大学理学部海洋自然学科)

1999年度の高2研修旅行は、沖縄にになりましたが、僕と社会科の教師が下見(10月20日~22日)に行きました。現地では、別行動で、①自然環境コースと②戦争平和コースの研修内容でそれぞれの旅程を考えるための材料集めに東奔西走しました。私が担当する自然環境コースは、自然観察ができる場所探しを中心に動きました。ます、10月20日に琉球大学の方々(伊澤助教授、金城大学院生、日高教授、池原教授)に面会させていただいて、研修の内容や場所についてアドバイスをいただいた。

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琉球大学

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投稿者: 秋山繁治 日時: 09:07| | コメント (0)

1998年09月24日

来年の研修旅行が沖縄になります。

昨年度まで、本校の研修旅行は、長崎・五島列島に高1学年の3月に行っていましたが、本年度入学生から沖縄になりました。日程は3泊4日で、那覇2泊、名護1泊です。

投稿者: 秋山繁治 日時: 12:06| | コメント (0)

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