生命科学コース生徒の部屋

ぶん ぶん ぶん 蜂がとぶ~♪ 

2015年10月 1日

最近、授業中に乱入してくるあいつがいます!そいつが入ってくると途端に悲鳴が...そいつは不審者...ではなくて蜂です。私たち2年E組の窓は中庭に面していて、どうやらそこにある大きな木から蜂が飛んでくるようなのです。最近涼しくなってきましたが、お昼頃は暖かくなるので、窓を開けていると突然入ってきます。多いときには一時間に3回入ってきたことも(笑)それが結構大きいので、蜂が苦手なクラスメートは席を立ちあがって逃げることも。午後の眠くなる時間に入ってくることもあり、わたしたちの目を覚ましてくれます。蜂も、私たちに「ちゃんと勉強しなさい!」といいに来ているのかもしれません。

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投稿者 : 14:28

その日、人類は思い出した。...今日は語彙力テストだということを。

2015年9月30日

今日は、放課後に語彙力テストがありました。「語彙力テスト」とは?それは、各学期に一回ずつある英単語のテストのことです。問題数は100問で、一問一点。試験時間は20分。合格点は70点で、合格できなければ追試を受けなくてはなりません。中間テストの平常点にも入るので、みんないつも必死に勉強しています。しかし、ここ最近の2年E組のみんなは多忙なのです。10月30日に慶應義塾大学三田キャンパスである集まれ理系女子や、さまざまな学会を控え、課題研究に追われる毎日を送っています。充実していてとても楽しいのですが、家に帰ってから、よし!勉強しよう。と思っていても、疲れて寝てしまうことがあります。わたしも今回の語彙力テストは少し勉強不足で不安な部分も...。そんな私たちのために、授業の余った時間を試験勉強の時間にしてくださった先生もいらっしゃいました。合格できるといいなと思います。わたしたちは、約一年後に大学受験を控えている身でもあります。毎日の学校生活を楽しむだけでなく、目標を持って一日一日を大事に過ごしていきたいと思う今日この頃です。

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投稿者 : 18:47

いざ尋常に実習。

2015年9月29日

今日の生命の授業は、生殖医療についてのことでした。皆さんは体外受精、人工授精などの言葉を聞いたことがありますか?女性の卵子は年齢とともに老化します。35歳を過ぎると妊娠確率も低下し始めるそうです。近年、晩婚化、晩産化が進む日本では、6組に1組の夫婦が不妊に悩んでおり、このような不妊治療が求められています。わたしたちも、女性であり、他人ごとではない話だったので、みんな興味心身に聞いていました。講義の後に、疑似卵と牛の精子を用いて、体外受精の実習をしました。卵はいつも実験で扱っているイモリの卵と比べるとびっくりするぐらい小さかったです。イモリの卵の大きさは約2ミリメートル、人間の卵は約0.1ミリメートルです。こんな小さい卵から、私はここまで大きくなったのだなと思いました。実際に動いている精子を見るのは初めてだったので良い経験になりました。

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投稿者 : 18:09

わくわく文化祭

2015年9月 9日

世の中は文化祭シーズン!清心女子高校も、この土日に文化祭を控えています。私たち二年生は、クラスごとに創作劇をします。夏休み前から準備を始めて、大道具、音響もほぼ完成間近。みんな部活や課題研究があって大変なのに、時間を少しずつ削って準備に参加していました。こんな風に何かに一生懸命になれるのは今しかないと思います。優勝目指して、最後まで練習がんばるぞー!                                              ダンス部や、オーケストラ部も毎日下校時刻ぎりぎりまで練習しているようです。他にも楽しい企画がたくさん。一年生は展示。三年生は模擬店をしますよ!私は男装コンテストが何より楽しみです(笑)               

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投稿者 : 19:13

インキュベータに感動!

2015年9月 2日

 文化祭まで毎日実験があるので、生物教室にこもっています。今回はその生物教室にあるインキュベータについて紹介したいと思います!生物教室には様々な種類のインキュベータがあり、使い方も温度も、入れるものも様々です。下の写真のインキュベータは、主に受精後や、核実験後の卵を入れて保管するのに使用しています。生物教室内の温度が年間を通して、約18度なのに対して、このインキュベータの主な設定温度は20度にしています。

CIMG0214.JPG 中を開けると...

CIMG0218.JPG 扉の中に、また扉があります。

CIMG0220.JPG インキュベータ内の温度を保つために、2重扉になっています。

 私たちの周りには、便利な一方、高価な機材がたくさん揃えてあり、毎日このような環境で実験ができることをとても嬉しく思っています。貴重な今を無駄にしないようにしたいと思います!

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投稿者 : 19:01

針づくりが楽しすぎて...

2015年9月 1日

 今日は核移植と並行して針づくりをしました。針は核移植や、除核をする際に使うものです。穴の細さが30~40マイクロメートルととても細いので、実験の途中で折れやすく、そのたびに自分たちで細いガラス管から針を作製しています。私は針づくりをするのがとても好きなので、よく部屋にこもって作業をしています。

 これは針の穴の直径が10~20マイクロメートルのものです。下にあるアーチ状のものに熱を加えることでガラス管の先をとがらせています。

CIMG0208.JPG

 これが、針の穴の直径が30~40マイクロメートルのものです。上の写真の針と比べて、太くなっています。

CIMG0211.JPG 針を作るとき集中しなければいけないので、瞬きするのを忘れて目がドライアイになってしまうのですが、とても楽しいのでもっと腕を上げるために頑張りたいと思います!

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投稿者 : 18:20

わたしはすっかり理系女子。

2015年8月27日

先日、友人と庭で花火をしていました。花火って、とてもカラフルで楽しいですよね。でも、どうしてあんなにいろんな色が出るのか知っていますか? 簡単に言うと、高校で習う炎色反応というものが原因です。                                                                 花火中の私と友人の会話がこちら。                                                                             「あー赤いわーこれストロンチウムだっけ?」「たぶんー?語呂合わせ、なんだったっけー。」「あー、忘れたわーなんだったっけー(笑)」「あ!黄色になった!これ分かるよ。ほら、あれ、あれ、ナトリウムだって!」                                                                 かわいくない会話だなー、と父に言われてしまいました(笑) でも、気持ち分かるって人きっといるはず。ちなみに、そのとき思い出せなかった語呂合わせがこちら。テストに出るよ!                                                

リアカー(Li赤)
なき(Na黄)
K村(K紫)
動力(Cu黄緑)
借りると(Ca橙)
するべきは(Sr紅)
馬力(Ba緑)2013-hanabi_bou.jpg

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投稿者 : 11:30

おきなわいったさ~。

2015年8月17日

みなさん、こんにちは。夏休みをいかがお過ごしでしょうか。わたしたちはいま、沖縄県の、久米島に来ています。サマーサイエンススクールと称して、久米島西中学校の生徒13人と、私たち生命科学コースの4人が、森林実習や、海岸の観察などを通して、地球環境問題について考えるという研修を行っています。IMG_2038.JPGIMG_2053.JPGIMG_2055.JPG初日の今日は、久米島西海岸の観察をしました。あいにくの悪天候でしたが、きれいな魚や、ヒトデなどにみんな大興奮でした。サンゴの白化現象も観察できました。                          夜には、ガマ(鍾乳洞)に行って、生き物の観察をします。

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投稿者 : 01:56

蒜山で先輩風をふかす。③

2015年8月 6日

今日は、雨でぬれた地面が乾くのを待ってから、火入れ地に向かいました。CIMG0748.JPGわたしたちは、この斜面を登りました。この写真で見ると、楽しく芝滑りができそうにも思えますよね。ですが、そんなかわいいもんじゃないんです。CIMG0752.JPG近くで見るとこんな感じ。ススキなどの葉っぱが、頭より高く伸びていました。この火入れ地は、今年の四月に火入れしたものだそうです。たった3・4か月で、ここまで伸びるなんて!植物の生命力を感じました。                                                       登っていくのはとても大変でした。ところどころにロープがあったものの、人が通る道は最初からはなかったので、草をかき分けてそれをつかみながら、みんなで進んでいきました。斜面の角度がほぼ垂直ではないかという場所もありました。草が高い分、風が通りにくくて、ムシムシしたし、汗だくになりました。本当に言葉では言い表せないくらい大変だったんです。でも、その分登った後の景色は最高でした。CIMG0755.JPG空がとてもきれいですよね。こんな経験、普通の女子高生じゃあできないと思います。来年も、もしいけるなら、また蒜山に来たいと思いました。

午後から、昨日とったデータの解析を始めました。みんな午前中の活動でヘロヘロでしたが、眼をしょぼしょぼさせながら年輪を数えていきました。エクセルを使って、調査した木が、一年に吸収する二酸化炭素の量を求めることができました。明日はこのデータを使って、合宿のまとめをします。

今日の夕食はジンギスカンでした!CIMG0759.JPGお腹がペコペコだったので、箸が止まりませんでした。とってもおいしかったです。マレーシアの方ともたくさんお話ができたし、すごく楽しい時間を過ごすことができました。

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投稿者 : 23:51

蒜山で先輩風をふかす。②

2015年8月 5日

蒜山合宿3日目。今日は、朝九時に宿舎を出発し、マイクロバスで山道を登りました。バスを降りて、山に入ってしばらくしたところにあるクヌギ林で4班に分かれて調査を行いました。調査の内容は、①10メートル×10メートルをメジャーではかって、プロットを作る。②プロット内にある木に一本ずつ番号を振り、樹種を特定する。③木の高さ、胸高直径(1.3mの位置で直径をはかる)をはかる。④成長錘という機械を使って、木に穴をあけ、コア(年輪を見る)を取る。というものでした。DSC02537.JPGこれが成長錘です。先端がドリル状になっていて、ぐりぐりまわしながら木にさしていき、コアを取ります。CIMG0739.JPGこれがコアです。年輪をはっきりと確認できます。これを数えて、樹齢を調べます。                                          胸高直径と高さをはかることで、木の体積が分かり、そこから木の重量を求め、樹木内の炭素の重量を求めることができます。それを樹齢で割ることによって、その樹木の一年間の二酸化炭素吸収量を求めることができます。                                            クヌギ林は、結構な急斜面で移動がとても大変だったし、雨上がりだったので地面が滑りやすかったです。わたしは、4班の手伝いをしたのですが、4班のプロットには19本の木がありました。クヌギばかりではなく、ヤマザクラや、クリなどもありました。クヌギの樹皮はとても固く、コアを取るのにすごく時間がかかりましたが、班のメンバーで役割分担をして、声掛けをしながら、何とか終わらせることができました。一生懸命頑張った分、ご飯がとてもおいしかったです。明日は、今日とったデータの解析と、火入れ地の観察をします。今日もしっかり寝なくては。

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投稿者 : 23:24

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