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教育方針

「大切にしているもの」

ノートルダム清心学園の創立者聖ジュリー・ビリアートは今から200年ほど前、フランス革命の混乱の中、自ら迫害を受け、また歩行できないという身体の不自由を受け入れながら神を信頼し、ついに貧しい子女の教育事業を始め、勇気ある女性とたたえられました。

当時貧しい子女に読み書きや、裁縫、刺繍を学ばせ、自立して社会をよりよく変革するために貢献できる女性の育成を目指したのです。この教育事業は一国にとどまらず世界に広がっていきました。 社会をよりよく変革するために貢献できる自立した女性を育てるという創立者の精神は、時代と場所が変わっても常に刷新されながらノートルダム清心学園の使命として生き続けています。

21世紀に生きる力のある心豊かな女性を育てます

時代は21世紀に入り、情報化とグローバル化が新たな問題を生み出し、激しい技術革新の波が人びとの価値観や倫理観を揺さぶっています。このような社会の中で確りとした価値観と倫理観をもち、社会に貢献できる女性を育成することが建学の精神を現代に生かすことと考えます。

キリスト教精神にもとづいた幅広い教養を身につけることを基盤とし、さらに現代社会で求められる力をもった女性を育成するためにノートルダム清心学園では2006年度から清心中学校に英語新プログラム(SELP/NELP)を、清心女子高等学校に文理コース生命科学コースを開設することとなりました。 英語新プログラムでは、グローバル化する社会に対応できる英語力の育成を目指しています。高等学校における文理コースでは、与えられた自分の個性と才能を、多様できめ細やかな学習活動を通してしっかりと見極め伸ばし、現代の社会で最も求められているコミュニケーション力を備えて、あらゆる分野で活躍できる女性を育成することを目指しています。

生命科学コースでは、今後ますます女性の進出が期待される医学・歯学・薬学などの生命科学分野で、確固たる生命倫理観を持ち高度の専門的な知識・技能を身につけ将来にわたって社会に貢献できる女性を育成することを目指しています。両コースとも大学進学をめざし学力を豊かに伸ばしていくことは言うまでもなく、しっかりとした価値観としなやかな感性を身につけていきます。

21世紀の社会で真の男女共同参画の実現を目指すためには、力のある心の豊かな女性が数多く育たなくてはなりません。創立120周年を迎えたノートルダム清心学園・清心中学校・清心女子高等学校では、自立して社会をよりよく変革するために貢献できる女性の育成という普遍的な価値を持つ建学の精神を現代にいかすために、中学校英語新プログラム、高等学校文理コース生命科学コースを開設しました。

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