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作品番号:NDS98S-C3703

2008年7月25日

◆1998年1年C組37番の課題

分類1 分類2 分類3 市町村
生物 不明 グローブ うさぎ2 箱根町
設置場所 設置者 タイトル 作者 設置年
ボクシングするうさぎ 不明 将軍の孫 バリー・フラナガン 1985年
「ボクシングするうさぎ」野外彫刻イメージ 題:「ボクシングするうさぎ」
場所:彫刻の森美術館
2匹の野ウサギが十字架の上で、ボクシングかダンスでもして戯れているような楽しい作品である。野うさぎは、神話や文学、芸術の中で様々な形で登場する。イギリスの民話では、小悪魔的でいたずら好きな動物とみなされ、日本や中国の民話では、月に住む神秘的な動物とされる。
絵画ではその多産なことから淫欲の象徴とされた。私たちにおなじみの「うさぎと亀」の物語は、最後にはのろまの亀が足の早いうさぎより先に山のふもとに到着する話であるが、油断をしたり怠け手いると思わぬ失敗をするという教訓をその主題としている。
フラナガンの2匹のうさぎは、しなやかで活力にあふれた肢体をもち、耳をたて人間のように2本の足で立ちあがる。野うさぎの彫刻に、フラナガンはどんな教訓を秘めたのだろうか。1960年代後半から70年代にかけてコンセプチュアルな作品を制作するが、1980年代初頭から動物の具象作品に転向した。

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