• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

「先輩からのメッセージ」加藤 量子

2005年2月21日

私にとって清心で学んだ6年間は有意義で楽しい日々でした。親身な先生方や温かい友人たちに恵まれて、いい思い出が沢山つまっています。理系に進もうと考え出したのは中学生のころだったと思います。医療に憧れを抱いていたこと、そして「資格を生かして働きたい」と希望していたこともあって、薬学部を進路に選びました。大学時代に、地元病院での実習で医療現場の空気を知り、所属した研究室では薬品開発にも携わり、「臨床」と「研究」の両方に触れることができましたが、とても貴重な経験だったと思います。私は現在、主人とともに調剤薬局を経営しております。薬局薬剤師の主な仕事のひとつに処方せん調剤があります。調剤は正確さとスピードが要求されます。薬は患者さんが飲むもの、間違いがあれば、それはすぐに患者さんの健康を損なうこともあるので、ミスがあってはなりません。 私の薬局では、散剤を服用されている患者さんが多く5・6種類混合する事もあるので、調剤自体はもちろん、できあがりの確認にも常に気を配っています。処方せんに医師が記した用法・用量自体に間違いないか、飲み合わせは問題ないか等のチェックも行います。これらを正確におこなうには、多くの知識が必要とされます。患者さんから薬や病気について相談を受けることもしばしばですので、国家試験にパスするだけでなく実際に働きだしてからこそ、新しい知識を身につける努力を常に怠ってはいけないなと、痛感しています。患者さんの中には、病気のせいで心に不安を抱えてしまっている方もおられます。薬や病気に対するアドバイスをさせて頂くだけでなく、患者さんの気持ちも受け止めて、安心してもらえるよう心がけています。そんな中で患者さんから納得とともに笑顔がこぼれた時が、私が薬剤師としてのやりがいを感じる瞬間でもあります。私の体験が在校生の皆さんのご参考になれば幸いです。今、高校時代という可能性にあふれたこのとき、日々充実して過ごされることを願っております。

大阪府寝屋川市 調剤薬局経営 加藤 量子
2003年 大阪薬科大学薬学部薬学科卒業

  • 投稿者 akiyama : 23:21

最近の記事

化学グラコン・審査委員長賞「2つの能力を野生酵母菌に求めて」
パソコン内のファイルを整理するためにあれこれと見返していたところ、『高校化学グランドコンテスト ドキュメンタリー 高校生・化学宣言 part 6』という本に掲載するために、生徒が当時書いた原稿が見つかりました。そこで今回、内容に大きく手を加えることはせず、簡単な校正を行ったうえで公開することにしました。 なお、ここに示す文章は、生徒自身が研究の歩みを振り返って書いた原稿です。そのため、書籍に掲載さ…続きを見る
デンマークでの人々の生き方と社会の仕組み
『第3の時間』井上陽子著を読んでいます。本書は、39歳でデンマークに移住した著者が、そこで出会った「短時間労働でありながら豊かな暮らしを実現する人々の生き方」と、それを支える社会の仕組みを紹介した一冊です。 著者が提示する「第3の時間」とは、時計で測られる「第1の時間(客観的・社会的時間)」でも、心の流れとして感じられる「第2の時間(主観的・心理的時間)」でもなく、「質としての時間」を指します。そ…続きを見る
マレーシアのツン・フセイン・オン大学と高大連携で実施する環境学習
山脇有尾類研究所が企画して、マレーシアのツン・フセイン・オン大学(UTHM)と連携協定を結び、文科省SSH指定校の山脇学園高等学校の生徒対象で、2026年8月16日から8月25日の10日間の日程で、環境学習を目的にした海外研修を実施することになりました。 …続きを見る
有尾類との出会いで学んだこと
雪花が散る林でオオイタサンショウウオの産卵を観察 2009年1月24日、九州はこの年一番の寒波に見舞われていた。大分県国東市での野外調査である。午前10時、山際を散策していると、林の中に水田跡の湿地があった。残雪が残る静かな林の中で、溜まりの水面がわずかに波打っているのが見えた。近寄ってみると、オオイタサンショウウオが群がり、まさに産卵の最中であった(写真)。 これまで両生類は、雨が降り気温が上昇…続きを見る
藤井風「帰ろう」、「満ちていく」、「prema」そして、「grace」
藤井風は、岡山県浅口郡里庄町から、岡山市東区にある岡山県立岡山城東高校(2015年度入学:音楽学類ピアノ専攻)に通っていた。私の息子(2004年度入学)も娘(2007年度入学)も、同校に毎日自転車で通学していた。藤井風もまた、里庄から東岡山まで、約50kmの道のりをJRで1時間かけて通っていたのだろう。 里庄は、教え子の息子が小学生の頃からサンショウウオの研究について相談を受けており、何度か訪れ…続きを見る
2027年度共学化。清心女子高校はSSH指定10年間で何を目指していたか。
清心女子高等学校を9年前に退職しました。今改めて東京の新たな学校で2024年度からSSH採択され、今度は、学校内に生徒の科学研究の場所を「研究所」という形で提供する試みを実践しています。 清心女子高校のSSH申請案の作成から、2006年度の採択以降2016年度までの10年間、SSH主任および生命科学コース主任として、何を目指して取り組んできたのかを、改めて振り返りたいと思います。 2025年10…続きを見る

このページの先頭へ