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8月22日マレーシア・ジョホール州ムアールで自然環境の保全や環境教育に取り組んでいる Laman Bakau Parit Kassim を訪れ、マングローブ林の観察と巻貝の散布、胎生種子の移植作業を体験しました。
マングローブ林内には木道が整備されており、ゆっくり歩いて観察すると、トビハゼやカニなどの動物に出会ったり、マングローブの花や胎生種子から芽生える様子を見ることができます。この場所では、マングローブ林内に生息する巻貝を増殖し、商業・食用需要に応える取り組みも行われています。現地で siput sedutと呼ばれる食用の巻貝で、英語では mud creeper と呼ばれています。学名は Cerithidea obtusa(Lamarck, 1822)で、キバウミニナ科(Potamididae)に属する巻貝です。

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  • 投稿者 akiyama : 19:13
有尾研という思想 ⑧海外研修という教育
⑧ 海外研修という教育 ―問いが世界とつながるとき― 1 海外研修とは何のために行うのか  海外研修とは、何のために行うのか。この問いに対して、学校教育の中では、英語を使うこと、異文化を体験すること、国際感覚を育てること、視野を広げること、海外の大学や学校と交流することなど、いくつもの答えが用意されている。どれも間違ってはいない。むしろ、それらは海外研修が持つ大切な要素である。  私が大切にした…続きを見る
有尾研という思想 ⑨学級通信「ぼうぼうどり」から授業「生命」
⑨ 学級通信「ぼうぼうどり」から授業「生命」 ― 生き方を問う教育の出発点 ― 1 関係から始まった教育  私の教育実践は、一九八三年に清心女子高校に赴任し、最初の年に高校一年生の担任を持ったところから始まった。赴任した学校は、伝統ある、しつけの厳しいカトリックの女子校という印象であった。  当時の高校現場には、いま振り返ると独特の緊張感が漂っていた。一九八〇年代は校内暴力といじめが社会問題化し…続きを見る
『有尾類研究所という思想』の内容と目次
新年度を迎え、これまで文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業において、支援をいただきながら開発してきた教育プログラムの構築過程を、原稿(このこのホームページに公開するだけになるかもしれません)にまとめようと思い立ちました。 今年で70歳になります。世間では「老害」と揶揄されることもある年齢かもしれませんが、来年3月で教育現場を去るので、誰かに参考にしていただけることがあればいい…続きを見る
山脇有尾類研究所事業報告(2025年度)
山脇有尾類研究所は、2024年度のSSH指定に向けた準備組織にとどまるものではなく、「女子校から世界の科学舞台へ」という大きなビジョンを具現化するための、科学教育の新たな拠点として機能している。本研究所は、高校生の科学研究を支える存在として、次の三つの役割を担っている。 第一に、「真正な科学研究」の実践の場としての役割である。従来の高校の授業や部活動の枠を越え、大学の研究室に匹敵する「オープンラ…続きを見る
パワラン島でシュノーケリングを体験
 世界自然遺産の地下河川を巡った翌日、マニラへの帰路につく前日の午前中は、パラワン島が誇るもう一つの魅力である「豊かな熱帯の海」を満喫しました。パラワン島周辺の海は、世界的な環境NGOなどからも「生物多様性の最後の砦」と称されるほど、極めて透明度が高く、豊かな海洋生態系が残されていることで知られています。 1. 海の真ん中の「人工浮島」から、エメラルドグリーンの水中世界へ  まず私たちが訪れたのは…続きを見る
パワラン島へ プエルト・プリンセサ地下河川国立公園
1. ユネスコが認めた「山から海まで」の連続性  この公園は1999年に世界遺産に登録されました。登録にあたっては、その圧倒的な自然美(基準vii)と、地球規模の生物多様性保全における重要性(基準x)が最高峰の評価を受けています。 ユネスコが特に重視したのは、「山から海まで」が一生物圏として完全に連続した生態系を保っている点です。地下河川の下流部は海の潮汐(潮の満ち引き)の影響を強く受けるため、指…続きを見る
フィリピン大学で森林生態系についての講義
 研修の一環として、私たちはフィリピンの高等教育・研究の最高峰であるフィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)を訪問しました。同校の森林・自然資源学部(College of Forestry and Natural Resources)において、森林生態学および植物生理学の権威であるアロナ・リナトック准教授(Assoc. Prof. Dr. Alona C. Linatoc)をお訪ねし、フィリピンの…続きを見る
フィリピンのサンロケ多目的ダムプロジェクトを見学
 ルソン島パンガシナン州を流れるアグノ川(Agno River)の上流に建設された、アジア最大級のロックフィルダム「サンロケ多目的ダム」を訪問しました。このプロジェクトは、単なるエネルギー開発や治水にとどまらず、「徹底した環境配慮」を基盤に進められてきた先進的な多目的ダムのモデルです。生徒たちは、現地の巨大なインフラ施設を間近に見学しながら、持続可能な社会づくりに向けたアプローチについて深く学びま…続きを見る
化学グラコン・審査委員長賞「2つの能力を野生酵母菌に求めて」
パソコン内のファイルを整理するためにあれこれと見返していたところ、『高校化学グランドコンテスト ドキュメンタリー 高校生・化学宣言 part 6』という本に掲載するために、生徒が当時書いた原稿が見つかりました。そこで今回、内容に大きく手を加えることはせず、簡単な校正を行ったうえで公開することにしました。 なお、ここに示す文章は、生徒自身が研究の歩みを振り返って書いた原稿です。そのため、書籍に掲載さ…続きを見る
マレーシアのツン・フセイン・オン大学と高大連携で実施する環境学習
山脇有尾類研究所が企画して、マレーシアのツン・フセイン・オン大学(UTHM)と連携協定を結び、文科省SSH指定校の山脇学園高等学校の生徒対象で、2026年8月16日から8月25日の10日間の日程で、環境学習を目的にした海外研修を実施することになりました。 …続きを見る
フィリピン大学と高大連携で実施する地球環境を考える海外研修
山脇有尾類研究所が企画して、フィリピン大学と連携して、文科省SSH指定校の山脇学園高等学校の生徒対象で、2026年3月10日から3月16日の8日間の日程で、地球環境を考える海外研修を実施することになりました。 …続きを見る
マレーシアUTHMと高大連携で実施する地球環境を考える海外研修
山脇有尾類研究所がマレーシアのUTHMと連携協定を結んで文科省SSH指定校の山脇学園高等学校の生徒対象で、2026年8月16日から8月25日の10日間の日程で、地球環境を考える海外研修を実施することになりました。 …続きを見る
自宅池に雑草が繁茂。オオイタサンショウウオ幼生は確認。
オオイタサンショウウオの繁殖池を、自宅に隣接した畑の一角に造成したのは2004年4月9日のことである。それ以降、学校で飼育し実験材料として使った後の個体を放流するようになった。 現在では、毎年自然産卵が見られ、約50個の卵嚢を確認できるまでになっている。 しかし、2023年に私が東京に単身赴任してから3年が経ち、定期的な手入れができなくなった。そのため雑草が繁茂し、乾燥の影響が出ることを心配してい…続きを見る
オオイタサンショウウオ幼生をビオトープに放流
文部科学省のSSH事業に採択されたことを受け、校内に有尾類を対象とした生徒研究拠点として「山脇有尾類研究所」を立ち上げた。ここでは、実験室内での生殖や発生に関する実験的研究に加え、野外でサンショウウオが生息可能な環境を再現する生態学的研究もスタートした。 オオイタサンショウウオでは、卵から幼生を育てて変態・上陸段階まで到達させ、2つの実験池へ放流(11月5日に8匹、11月8日に4匹)することで、本…続きを見る
同じ区内の麻布学園と両生類の研究を通して交流
11月1日、山脇学園では、学内に生徒が両生類を対象とした研究に取り組むための施設「山脇有尾類研究所」を開設しています。この日は、同じ港区内にある麻布中学・高等学校から、生徒5名と引率の教員2名が訪問されました。所長が研究所の概要を説明した後、動物飼育室での見学や、イモリやサンショウウオへの給餌体験を行いました。その後、お互いの学校の研究の取り組みについて発表し、活発な情報交換を行いました。本校の生…続きを見る
中谷財団科学教育振興助成(2年目の実施計画)
高校生の科学研究を支援する実験設備を校内に「有尾類研究所」という形で立ち上げ、両生類対象に特化した研究テーマを設定して、他校と広域連携を推進する教育プログラムの開発に取り組んでいる。 両生類の研究では、広島大学両生類研究センターと生物遺伝資源提供同意書を交わして、文部科学省のナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)を利用して、研究材料としてイベリアトゲイモリを提供していただき、飼育及び繁…続きを見る
中谷財団科学教育振興助成(1年目の取組の進捗状況)
毎年Zoomで実施している高校生両生類サミット(2025年度は第6回)での協力体制を生かし、連携する共同実施校との対面による生徒交流の機会として、野外実習や研究者による講義を盛り込んだ環境学習を目的とする交流会を実施することができた。最終的には鳥取大学にご協力いただき、多くの研究者の支援を受けて、内容の充実した交流会を立ち上げることができた。 この交流会への参加生徒は、山脇学園高等学校8名、清真…続きを見る
台北市立動物園のパンダ館
台北市立動物園にいるパンダ(トゥアントゥアン/団団、ユアンユアン/円円など)は、ただの動物展示以上に台湾-中国(中華人民共和国)との政治的な文脈の「パンダ外交」で注目されてきました。 パンダは希少動物で、ワシントン条約による規制があるので、「輸出」には厳格な管理があり、他国の動物園に貸与する形式をとることが一般的です。 台湾では、1980~90年代からパンダ導入を望む声があったものの、中国-台湾の…続きを見る
フィリピン環境学習海外研修を企画
2026年3月にフィリピン大学の協力で、環境学習を目的にした海外研修を企画しました。 …続きを見る
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