• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

授業「生命」 金重先生の講演の感想

2007年1月16日

感想①
 金重先生はとても、前向きに考える先生だと思った。「会いたくない」と思う人でも、そんな事を思わないように、「この人と会うのは何かの縁。」また、「私の使命は・・」などと思いながら生活していることを見習わなければと思った。
 産婦人科の先生はだんだん少なくなっているというのはニュースを見ていて知っていた。でも、医者になる数は増えているというのも聞いていた。科によって人数が増えたり、減ったりしているんだとわかった。産婦人科というのは、体力的に大変だと思う。いつ出産が始まるか分からないし、ちゃんと出産したとしても、お 母さんも赤ちゃんも危ない状態だったら大変だし・・・でも、喜びは他の科に負けない、もしくは1番かもしれない。私は出産に立ち会ったことが無いから、推測だけど、でも外科の手術で助かったというのも嬉しいけど、命が誕生する場面に居れるということは何にも負けない素晴らしいコトだと思う。だから、大変かもしれない けど、産婦人科の先生は人1倍喜びが感じられる職業だと思う。
 また、日本が女性医療について、凄い遅れていたことに驚いた。1999年に、ピルが発売されたのにも驚いた。私は結構早くあるものだと思っていた。また、昔は働き手(男性)の医療が発達して、女性は後、という感じで、その中でも、女性が赤ちゃんを産む医療は発達したけど、思春期や更年期の頃の症状などの医療が 発達していないことにも、最近注目みたいなことで、また驚いた。そして、健康貯金をしなくちゃと思った。月経が始まって10年で骨が出来るというのを初めて知った。だから、将来骨粗しょう症にならないために、牛乳や小魚などを食べようと思う。今のうちに骨を丈夫にしておきたいし、金重先生がおっしゃっていた80歳に なっても背筋を伸ばしてシャキとしていたい。
 安心して出産や体の相談が出来るような産婦人科の病院を見つけたいし、またそのような病院が増えれば良いなと思う。そして、女性の先生がもっと増えてくれたら、と思う。

感想②
 金重先生がおっしゃっていた事は私を色々と考えさせてくれました。例えば、出生率の問題や平均寿命の話・・・金重先生の時代は今の出生率の約2倍程あった事に私はすごくびっくりしたし、昔は平均寿命が50歳くらいだったこと。出生率の事に関して私が思ったことは、やっぱり女性が産みたいけど産めないとか色々と問題があるんだろうなあと思いました。というのは、仕事を続けたいからとかさまざまな理由があったりするのだと思います。また平均寿命の話で思ったことは女性の平均寿命が80歳代位という事は嬉しいとは思ったけどやっぱり老人よりも若い人がいないと日本の世の中を支えていけなくなってしまうのではないのかなあとも思いました。長生きすることはとても良い事だけど生まれてくる子供の数も増やさなきゃと思いました。また、女性に悩みが多い月経についての話はとても勉強になりました。過激なダイエットは本当に恐いのだなあと思いました。今回の金重先生の話を忘れず日々過ごしていきたいです。

感想③
 最近は医者の数が少ないとテレビなどでよく聞きます。でも私は医者という漠然としたことしか考えておらず具体的にどの医者数が少ないのかや、どこに集中する傾向が表れているのかなどまで考えていませんでした。お話の中で産婦人科の医者数が本当に少なくなっていることを聞いて少し複雑でした。それは先生もおっしゃっていたように自分の時間が取れないこと、24時間態勢で落ち着きにくい、休みが確保しにくいということを聞いて私も同感しました。もし医者になるとしても産婦人科医なるのに抵抗があることは確かです。でもそういう現状を聞いて良くないイメージばかりかと思っていても、新しい生命の誕生の場面に立ち会っておられたときの感想や感動を聞くとやはりいいものだと思わされます。
 昔は妊娠したかどうかをウサギで試していたことにはとても驚きました。そしてもし生まれても死んでしまったら、それはその赤ちゃんと母親のせいだなんてとんでもないことだと思いました。赤ちゃんに運がなかったということですまされることはありえないです。昔は医療技術が整っていなかった理由もあるのだろうと理解できたけれど、その頃の考え方は許せません。今はとても良い医療が整って産婦人科も変わりつつあると思います。でもそれはまだごく一部でしかないと思います。しかし今後まだまだ社会、時代の進歩でもっと発展していくと思います。これからはもっと社会を知って、今ある現状を考えることができたらいいと思いました。

  • 投稿者 akiyama : 23:35

最近の記事

論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(15)科学教育への思い
科学教育への思い  私自身は、大学卒業時に研究を志すものの、経済的な理由で大学院進学をあきらめ、高等学校の教員として就職した。40歳過ぎた頃休職して修士課程は修了したものの学位の取得は断念していた。そんな時、大学の先生から「研究できる環境がないなら、高校に研究できる環境をつくればいい」と紹介されたのがSSHだった。 SSHは、生徒の科学研究だけでなく、教師である私にも科学研究の機会を与えてくれた…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(14)グローバルな視点で理科教育を考える。
グローバルな視点で理科教育を考える  「なぜ銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。なぜ戦車をつくることはとても簡単で、学校を建てることはとても難しいのでしょうか。」 2014年、17歳でノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんの言葉である。彼女は"女性が教育を受ける権利"を訴え続けてきた。今も、女子だからという理由で学校教育を受けられない国…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(13)「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画
「発表者が女子だけ」の課題研究発表会を企画  「女子生徒の理系進学支援」の一環として、"科学研究"の成果を研究の途中段階でも気軽に発表できる場として、"発表者が女子だけ"の「集まれ!理系女子・女子生徒による科学研究発表交流会」を2009年から開催している。最初は、近隣の福山大(広島県福山市)を会場にしていたが、年々参加者が増え、2014年度から全国から参加者が集まりやすい場所で開催するようになっ…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(12)教育プログラムの効果
教育プログラムの効果  2015年度のデータ(次の図)で、本研究の対象としている生命科学コースの方が、文理コースより教育活動を非常に高い割合で肯定的に受け入れており、学習に前向きに取り組んでいる姿勢がうかがえることがわかる。また、卒業後10年が経過しても、現在の生活に生命科学コースの教育が影響していると8割以上が答え、好奇心・理論へ興味などが向上したと8割が判断していることがわかった。保護者・教…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(11)「自然探究Ⅰ」からの課題研究
「自然探究Ⅰ」からの課題研究  入学して間もない高校1年生の森林実習は、自然体験が非常に少ない女子生徒に「山に入るとは山道をハイキングすることではなく、山道の雑草をかき分けて林床に入るような体験をさせたい」という方向で企画したプログラムである。当初は「樹木の種類を区別できるようになること」と「森林調査を"体験"すること」を目的にして出発した。4泊5日の森林調査での共同作業、そして共同生活が生徒に…続きを見る
論文「科学課題研究」を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発(10)テーマはどのように設定したのか。
テーマはどのように設定したのか。   「生命科学課題研究」で、生命科学コースの4つのグループが取り組んでいるテーマは図のとおりである。これらは大学の研究室のイメージで研究テーマを設定している。  「生命科学課題研究」以外の「自然探究Ⅰ」の実習や「生命」のアンケート調査などから派生したテーマも生徒が希望すれば取り組ませている。  「自然探究Ⅰ」の森林調査から、「遷移段階の異なる森林の二酸化炭素吸収…続きを見る

このページの先頭へ