• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

2024年1月3日 箱根駅伝の紹介記事から

2024年1月 6日

R0028781.jpg

【箱根駅伝の結果を受けた記事から抜粋】
 5時間18分14秒の往路新記録を叩き出した青学大の勢いは復路でも止まらなかった。2位の駒澤大との差を徐々に引き離す圧巻の強さで快走。最後まで首位を譲らず、2年ぶりに東京・大手町に1番で戻ってきた。原監督も「勝つつもりはあったけど、勝てるつもりはなかった。驚きました」
 歓喜の胴上げから2日後の5日、56歳の名将は自身の公式X(旧ツイッター)を更新。「私が考える組織運営に必要な三箇条」と題し、次の三本柱を明記した。
① 常に本質を追求する事
② ゴールからの逆算思考
③ リーダーの覚悟
「表現力豊かで、勉強もしっかり取り組める心根のいい選手」を採るという青学陸上競技部のスカウトの基準を確立できた。高校生の頃は少々タイムが悪くても、自分でちゃんと考えてコツコツと練習に取り組み、自分の言葉を大切にする子のほうが、大学4年間で圧倒的に伸びる。
 心根の悪いスーパーエースがいなくても、心根が良く真面目に練習に取り組む選手が少しずつタイムを縮めれば、合計タイムを短縮できる。例えばエースが抜けて10秒遅くなったとしても、10区あるなら、それぞれの区で1秒ずつタイムを縮めていけば、10秒のロスはカバーできる。
 組織力やチーム力を押し上げていくのは、「コツコツと努力できる心根の良い人間」だと私は強く信じている。
 寮母として支えてきた美穂さん。就任当初を振り返り「速い子を入れただけでは強くなれなくて、毎日、毎日、つらいことを頑張り続けることによって、速い子が強くなっていくと思うんですよ」と証言した。

 私は、生徒の科学研究の指導に取り組んできましたが、生徒には「誠実なこと、コツコツと粘りずよく努力できること、快く協力できること、前向きなこと」が重要だとかんがえています。いくら偏差値が高くて能力があっても、心根の悪い生徒がいる(生徒はすべて可能性があり、認めなければならなければならないと言われるかもしれませんが、努力をしないで、妬みと嫉妬、沽券、支配欲などで他の生徒の可能性を潰すような性格の生徒がいるのも事実だと感じています。)と研究室の雰囲気が壊れます。
青山学院の「表現力が豊かで、勉強もしっかり取り組める心根のいい選手」でチームを構成することを大切にする姿勢と通じるとても大切なことだと考えます。私は科学研究という分野であっても、個人的に優秀であればいいとは思いません。
大学の研究室でも、京都大学の岡田節人先生の研究室から阿形清和先生(元生物学研究所所長)などの社会貢献でも認められるような多くの研究者を輩出していますし、その研究室で育った阿形先生も次の世代の優秀な研究者を多く育てられています。
阿形先生には、私が昨年9月19日に立ち上げた高校生の科学研究を推進する「山脇有尾類研究所」の設立にも協力していただきました。「表現力が豊かで、勉強もしっかり取り組める心根のいい研究者の卵」を大切に育てたいと思います。

  • 投稿者 akiyama : 08:37

最近の記事

スピノザのいう自然権とは
ます、スピノザの自然権を理解するために『神学・政治論』の第16章の2節から5節をまとめてみます。 第16章 2節 自然権とは「各個物の力の及ぶ範囲」である。 スピノザはまず、「自然の権利」とは何かを定義します。ここでいう自然権とは、道徳的に正しい権利や、人間社会の法律上の権利ではありません。自然の中に存在するすべての個物が、自分の本性に従って存在し、活動する力そのものを意味します。 たとえば、魚…続きを見る
『有尾類研究所という思想』観察から制度へ、そして自由へ
新年度を迎え、これまで文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業において、支援をいただきながら開発してきた教育プログラムの構築過程を、一冊の本にまとめようと思い立ちました。 今年で70歳になります。世間では「老害」と揶揄されることもある年齢かもしれませんが、来年3月で教育現場を去る私にとって、これは自身の歩みの集大成だと(いささか手前勝手ながら)考えています。 もっとも、引き受けて…続きを見る
恩原湖付近の水田風景(雪解け)
先月、恩原湖を訪問した際には、残雪によって水田は完全に覆われていました。そこから14日が経過し、雪はすっかり解けていましたが、現れた水田は休耕田となり、枯れた草に覆われた状態でした。5年前に最後に訪れたときには、春には水が張られていましたが、耕作されていた方が亡くなられた後、放棄されたようです。 この場所を訪れると、雉に出会ったり、水田の脇でシュレーゲルアオガエルが白い泡状の卵塊を産んでいたりと、…続きを見る
「高度経済成長の熱気」と共に育ち、成熟社会への転換点で社会へ出た世代
1956年に生まれ、1979年に大学を卒業した私は、「高度経済成長の熱気」とともに育ち、成熟社会への転換点で社会に出た世代である。1956年は、フランクルの『夜と霧』という「意味への意志」を問う名著が日本に紹介された年でもある。激動の25年を経て、「変わっていく時代に何を信じればよいのか」「教育は何のためにあるのか」、そして「これから残された人生をどのように生きるのか」という問いに向き合わざるを…続きを見る
no image
映画アニメ『ひゃくえむ』は2025年公開されたドラマで、100m走に取り組む選手の生きざまとして、その「才能」「努力」そして「何のために生きるのか」という根源的な問いが扱われていました。 物語の主人公は、生まれつき足が速く、100m走で常に1位を走り続けてきたトガシ。彼にとって「速さ」はアイデンティティそのものであり、周囲を見下す唯一の根拠でした。しかし、理論派で執念深い小宮という男との出会い、そ…続きを見る
山脇有尾類研究所事業報告(2025年度)
山脇有尾類研究所は、2024年度のSSH指定に向けた準備組織にとどまるものではなく、「女子校から世界の科学舞台へ」という大きなビジョンを具現化するための、科学教育の新たな拠点として機能している。本研究所は、高校生の科学研究を支える存在として、次の三つの役割を担っている。 第一に、「真正な科学研究」の実践の場としての役割である。従来の高校の授業や部活動の枠を越え、大学の研究室に匹敵する「オープンラ…続きを見る

このページの先頭へ