Regeneron ISEF(リジェネロン国際学生科学技術フェア)の3日目、5月14日には審査会が開催されました。本校の生徒は、"Reproductive Strategies and Adaptive Evolution of Japanese Newts"という演題で発表を行いました。
発表内容は、アカハライモリの繁殖期についての研究です。これまで、アカハライモリの繁殖期は他の日本産両生類と同様に春から初夏と考えられてきましたが、実際には秋から始まり、冬眠を挟んで翌年の初夏まで(10月〜6月)続くことが先行研究により示されました。
本研究はこの知見を出発点とし、アカハライモリがなぜこのような特殊な繁殖生態を獲得したのかを、イモリ属全体の系統進化の中で位置づけ、解明することを目的としたものです。