• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

別冊遺伝No.24『実践 生物実験ガイドブック』がでました。

2020年9月11日

雑誌「生物の科学・遺伝」別冊のNo.24として、『実践生物実験ガイドブック』が出ました。

IMG_1760.jpg

IMG_1761.jpg

IMG_1762.jpg

IMG_1763.jpg

内容は以下のとおりです。

[Part I]観察実験の基本操作の確認と工夫

光学顕微鏡 ──その基本的な使い方と注意点のおさらい
  大川 均(大妻嵐山中学校・高等学校 教諭)

実体顕微鏡下で両手でピンセットを操作する練習課題
  薄井 芳奈(KOBEらぼ♪Polka)

モバイル顕微鏡の過去・現在・未来
  佐藤 和正(ラ・サール高等学校,中学校教諭)

紙で作るスマホ用顕微鏡アダプターの製作と活用
  竹下 俊治(広島大学大学院 教育学研究科 教授)
  浅海 詩織(シンガポール日本人学校 小学部クレメンティ校 教諭)
  雜賀 大輔(米子市日吉津村中学校組合立箕蚊屋中学校 教諭)
  樋口 洋仁(広島大学附属中・高等学校 教諭)
  三谷 俊夫(福山市立培遠中学校 教諭)

生物観察実験で使う指示薬の特徴と使い方
  清水 龍郎(埼玉たのしい科学ネットワーク)

ウニとカエルの初期発生の観察 ──簡単に,そしてリアルに美しく観せる工夫
  山下 登(元埼玉県立高校教員)

ニワトリの卵で発生を観察する意義とポイント ──発生の古典的な観察材料を見直す
  半本 秀博(放送大学 非常勤講師)

PCR法と電気泳動法によるDNA分析の基礎的な技術
  服部 明正(埼玉県立松山高等学校)

【Column】 単細胞生物アメーバ・ゾウリムシの培養と教材的意義
──生体膜リン脂質二重層のフレキシブルさを知る手軽な教材として
  半本 秀博(放送大学 非常勤講師)
  韮塚 弘美(埼玉県立熊谷高等学校 主任実習教員)
  持田 睦美(埼玉県立川越女子高等学校 主任実習教員)

確率の理解に基づく統計処理
  吉田 和宏(埼玉県公立高校 非常勤講師)

生体膜中の脂肪酸の重要性・減数分裂・免疫の仕組みの研究者による解説

【Special Column-1】 わかってきた生体膜中の脂肪酸の重要性
──生体膜リン脂質多様性の形成機構とその生理的意義
  河野 望(東京大学 大学院薬学系研究科 准教授)

【Special Column-2】 「減数分裂」をどう理解するか?
──高校生物における指導のポイントと知っておきたい新しい知見
  米澤 義彦(鳴門教育大学名誉教授)

【Special Column-3】 今日の免疫学 ──基本的な仕組みから新しい考え方まで
  河本 宏(京都大学 ウィルス・再生医科学研究所 再生免疫学分野 教授)


[Part II]実験・観察の勘どころ

【細胞】
原形質流動で見られる顆粒としてのミトコンドリアの観察
  小杉 一彦(埼玉県立朝霞高等学校 教諭)

スカシユリを使って減数分裂を観察実験する方法 ──栽培・試料採取・観察まで
  中村 達郎(埼玉県立春日部高等学校 教諭)
  湯浅 千枝(埼玉県立春日部高等学校 主任実習教員)

体細胞分裂・分裂期染色体を鮮やかに,手軽に観察する
  半本 秀博(放送大学 非常勤講師)

ボルボックス属の観察と目的に応じた培養方法
  黒澤 望(埼玉県立川口高等学校 教諭)
  韮塚 弘美(埼玉県立熊谷高等学校 主任実習教員)

【Column】 ボルボックスは小学生児童も目を輝かせる絶好の教材?
  坪山 敦子(調布市立調和小学校 教諭)

単細胞緑藻ヘマトコッカスを使った生物の環境応答を理解するための生徒実験
──緑色から赤色へ──休眠胞子形成を引き起こす環境条件を探る
  三堀 春香(東京都立大江戸高等学校 教諭)


【遺伝とDNA】
キイロショウジョウバエの伴性遺伝実験による遺伝子の世代間移動の確認
──伝統的実験の見直しと簡易化の工夫
  藤江 正一(埼玉県立大宮高等学校 教諭)

簡易抽出DNAの蛍光染色色素による確認実験
  片山 豪(高崎健康福祉大学 人間発達学部 教授)

DNA鑑定に挑戦! ──「PCR法」と「電気泳動法」によるコメ品種判別実験
  山内 宗治(広島県立教育センター 指導主事)
  田中 伸和(広島大学自然科学研究支援開発センター 教授)

電気泳動法によりDNAリガーゼの作用を見る
──DNAリガーゼは本当にDNAを連結させるのか
  本橋 晃(雙葉高等学校 教諭)


【発生と形態形成】
細胞性粘菌を使った形態形成における誘導の探究
──マーカー,細胞標識と移植という実験手法の活用
  細野 春宏(元 公立高校教諭,現 放送大学 非常勤講師)

ウニの受精から成体まで ──生命を実感するマイウニ飼育の実践
  小川 博久(千葉県君津市立北子安小学校 校長)

有尾類の仲間アカハライモリの教材化 ──生命現象に感動を呼び起こす教材
  秋山 繁治(南九州大学 教授)

ウズラ胚観察の授業実践とその展開
──ニワトリからウズラへのスケールダウンの工夫と教材化
  薄井 芳奈(KOBEらぼ♪Polka 代表)


【組織と器官】
簡易凍結徒手切片法により生物の体を調べる
  梶原 裕二(京都教育大学 生物学教室 教授)

蒸散と葉脈のつながりを調べる赤インク法
  中村 雅浩(成城学園中学校高等学校 教諭)

骨髄液中の血球細胞観察 ──食用「手羽元」を材料として
  半本 秀博(放送大学 非常勤講師)

初心者のための,ニワトリの心臓の解剖を提案
  渡辺 採朗(神奈川県立山北高等学校 教諭)

カーネーションの茎頂培養とその教材化
──ウイルスフリーから始められる組織培養実験
  坂田 恵一(多摩大学付属聖ヶ丘中学高等学校 非常勤講師)


【生体防御の生理】
ヒト涙の抗菌効果を測る ──ルシフェリンを用いたATP量測定
  井口 藍(埼玉県立川口北高等学校)

ニワトリ血清を用いたブタ赤血球の凝集反応の観察
──高等学校「生物基礎」における免疫学実験として
  本橋 晃(雙葉高等学校 教諭)

口腔からの好中球の採取とその観察
  佐野 寛子(東京都立小石川中等教育学校 理科教諭(生物))

活動する歯肉周辺の白血球
──アメーバ運動し,貪食する,生きた白血球の活動を観察しよう
  薄井 芳奈(KOBEらぼ♪Polka 代表)


【生体制御】
メダカを用いて神経伝達物質・ホルモンの働きを調べる実験
  服部 明正(埼玉県立松山高等学校 教諭)

神経興奮と筋収縮の関係を簡易に調べる ──安価に簡易型刺激装置を作製する
  藍 卓也(成城学園中学校高等学校 教諭)

メダカで甲状腺ホルモンの作用に対する影響を調べる
  服部 明正(埼玉県立松山高等学校 教諭)

顕微鏡下でアクチン・ミオシンのすべり説を確認する ──アメリカザリガニを材料に
  本橋 晃(雙葉高等学校 教諭)

豆苗を用いた重力屈性とアミロプラストの観察
──植物の環境応答~「刺激を感受するしくみ」を観察する意義
  薄井 芳奈(KOBEらぼ♪Polka 代表)


【光エネルギーと生物】
紫外線と生物影響を複合的に考える観察・実験
  小西 伴尚(三重中学校・三重高等学校 教諭 理科主任)

光合成光化学反応を美しくビジュアルに検出する
  中西 淳一(奈良県立奈良北高等学校 教諭)
  仁科 美奈子(埼玉県立松山高等学校 主任実習教員)
  服部 明正(埼玉県立松山高等学校 教諭)

[Part III]野外の生物とその生態を観察する

森林の二酸化炭素吸収量の推定 ──自然を体感できる森林調査の実践
  秋山 繁治(南九州大学 教授)

1滴の水の中の小さな宇宙 ──植物プランクトンの世界への招待
  小川 なみ(元・埼玉県立高等学校 生物担当教諭)

オオムラサキ繁殖への取り組み活動
  大川 均(大妻嵐山中学校・高等学校 教諭)

「米のとぎ汁」で食物連鎖の実験観察を提案
  渡辺 採朗(神奈川県立山北高等学校 教諭)

トノサマガエルの調査・分析から生物環境や保護活動を考える
  篠原 望(香川生物学会・元香川県教員・元香川県自然科学館研修員等)

イモリ属の北限に生きるアカハライモリの繁殖戦略
──秋から春をまたぐ多重交配の謎を解く
  秋山 繁治(南九州大学 教授)

カエル(両生類)は,いつ,どこへ行くと見つけることができるのだろうか
  篠原 望(香川生物学会・元香川県教員・元香川県自然科学館研修員等)

フィールドが新たな問いを生む ──伊豆大島のスコリア原の調査から
  市石 博(東京都立国分寺高等学校)

海洋プラスチックごみの調査研究に関する課外活動から見えてきたこと
  石川 正樹(兵庫県立神戸商業高等学校)

  • 投稿者 akiyama : 08:25

最近の記事

第4回高校生両生類サミットを開催  QRコードで申し込み
【交流会のスケジュール】 10:00~10:30 ZOOMへの接続の確認 10:30~10:50 開会行事・ビデオ上映(山脇有尾類研究所の紹介) 10:50~11:20 講義➊日本両棲類研究所所長・篠崎尚史氏 「両生類からの研究の展開」 11:20~11:35 発表① 岐阜県立大垣北高等学校 タイトル:岐阜県に生息する渓流性サンショウウオの生息適地モデルの作成と系統解析 11:35~11:45 …続きを見る
第4回 高校生両生類サミットWeb交流会
目的: ① 女子高校生の理系進学を推進・支援する。 ② ZOOMを使った高校生の科学研究の成果発表を通して、地域を超えた研究交流を行い、理系女子生徒間の友好・仲間意識を深め、全国の理系女子のネットワークの拡充を図る。 ③ 大学や研究所の研究者に、将来のロールモデルとしてメッセージを伝えていただく。 ④ 研究テーマを両生類に絞ることで、深い内容まで踏みこんだアドバイスを行い、高校生の研究レベルの底…続きを見る
2019年購入4年使用PC、Win10からWin11への無償アップデートに挑戦
Shuttleのベアボーンキットで組み立てた自作機がWin10のままだったので、OSをWin11にアップデートしました。機種は2019年11月9日購入のDH310V2(27,489円)です。4年間使用してきましたが、休憩していました。 Win11へのアップデートか可能かどうかを診断したら、「このPCは現在、Win11システムの要件を満たしていません」表示され、TPM2.0が有効になっている必要があ…続きを見る
中高校生の科学研究のためのオープンラボ「山脇有尾類研究所」開所
 中学生高校生が科学研究に取り組むための場所として「山脇有尾類研究所」を開設しました。開所式では、内閣府科学技術イノベーション推進事務局局長、慈恵会医科大学学長、国際医療福祉大学学長にお祝いの言葉をいただき、生徒の研究成果の発表、基礎生物学研究所所長の阿形清和先生に記念講演、研究施設の見学という内容で実施させていただきました。これから、有尾類を研究対象にした生命科学分野の研究と学校ビオトープの造成…続きを見る
山脇有尾類研究所開所式の案内
このたび山脇学園では、有尾類(イモリやサンショウウオなど両生綱有尾目の生物)に特化した研究機関として「山脇有尾類研究所」を設立しました。 両生類は、環境汚染に敏感なため「環境のカナリア」と呼ばれ、両生類の生息数の減少が地球規模での環境問題に警鐘を鳴らしています。さらに、イモリは再生医療の研究対象として世界的に注目を集めています。 本研究所を設立した目的は、有尾類に関する研究環境を中高生に提…続きを見る
山脇有尾類研究所の設立の経緯
 女子高校生にとって生物学は、物理学や化学に比べて、研究テーマを見つけやすく、将来どのような科学分野に研究に進む場合も入り口になると考え、学内に生命科学分野の研究室と動物飼育室を設置することをスタートラインにした。高校生の科学研究の基幹施設として立ち上げる。準備段階で、2022年3月まで南九州大学の理科教育研究室で使っていた研究機器を2022年4月に山脇学園に移管して、生命科学分野の研究ができる基…続きを見る

このページの先頭へ