4月に入学した中学校1年生および高校1年生が、毎日のように有尾研に通い、飼育や観察に取り組んできました。そうした活動の中で、徐々に研究の方向性が見えてきたことから、情報を共有する目的で発表会を計画しました。
中学校1年生は、サンショウウオの繁殖地となることも視野に入れたビオトープ造成に関わる研究を発表しました。高校1年生は、ビオトープに放流しているオオイタサンショウウオについて、飼育下における幼生の成長を詳細に観察した成果をまとめました。
また、中学校3年生は、10月から取り組んできたモデル生物であるイベリアトゲイモリの人工授精と初期胚の成長観察について発表しました。高校2年生は、イベリアトゲイモリの生殖腺の観察に関する研究(JSEC2025入賞)を報告しました。
いずれの発表に対しても、研究に前向きな質疑応答が交わされ、終始和やかで充実した発表会となりました。















