• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

清心中学校・清心女子高等学校の展望 プロジェクトについて

1999年5月31日

4.プロジェクトについて
プロジェクトは1995年7月3日に将来の本校の姿を考えていくために立案され、誕生した。検討期間は2年間であった。プロジェクトでは、まず「建学の精神」について考えることから出発した。「建学の精神」について、各自が集めた資料をもとに発表した。次に、「過去10年の教育活動の見直し」として、プロジェクトチームの構成員が校務分掌の代表という立場であることから、「生徒会活動・生徒指導」、「入試・広報」、「進路」「行事・宗教教育」に分担して、各分野の資料を収集し、整理していった。1995年9月から10月にかけては、他校の状況を見るために、手分けして新設校、伝統校、私立校などいろいろな学校の文化祭に行った。仕事ではあるが、楽しみながら取り組んでいたと記憶している。アンケートは、このような過程で得た資料をもとにして内容を検討した。アンケート結果の分析をしながら、2年目に、具体的な将来の教育を討議した。そして、最終的に1997年8月29日の研修会で結果報告をした。以下は研修会の討議の結果をふまえてまとめたものである。
①どんな学校を目指すのか?
 学力養成と人間教育の両方を目指す。ここでいう学力とは、受験のためだけでなく自己実現のための幅広いく学ぶ力を指すものであり、生涯学習につながるものである。人間教育とは、キリスト教精神に基づいて、たくましく生き抜く力を育てることである。大学合格者数のみを競う受験校は目指さないとした。
② これからまず早急な着手が必要なのは何か。
 教育課程である。教育課程では、週5日制に伴う単位数の削減に対して、新しい教育課程をどのように組んでいくか問題になる。具体的には、今までの選択科目の内容を再検討し、削除する内容と新しく盛り込むべき内容を検討していく必要である。魅力となる教育過程の創造が必要であるとした。
※1998年度から、高校1年生で「国際情報」、1999年度の高校2年生で「発展科目」という新しい授業が設定されている。
※「国際情報」及び「発展科目」を盛り込んだ教育課程の取り組みは、平成10年度特色教育振興モデル事業として認められ、助成を受けている。
③ 教育環境を充実していかなければならない。
 中学校受験者数の増加と高校受験者数の減少の関係を単純にとらえて、中学校のクラス数を増やす決定がにあった。最終的には実施にいたらなかったが、このとき、プロジェクトチームでも、議題にあげ、「特別教室などの教育施設の不備」「県外通学生が多さ」「受験者数の推移の把握と予測の検討の必要」などの問題点を指摘し、現段階では無理であるとした。このときに取り上げられた問題は現在も改善されていない。具体的に「クラス定員40名以下」、「特別教室の整備」、「教員の研修制度の充実」、「生徒用パソコンの導入」について前向きに検討する必要があるとした。
※ 高校に1998年度にパソコン教室2教室が整備され、生徒用48台が導入されている。
③ その他に対応した方がいい具体的問題とは何か。
 「修学旅行・海外研修」と「制服」の問題である。修学旅行については、現在の修学旅行には不満もあるので、より充実した内容に変更する時期にきている。また、海外研修については、魅力を感じている生徒も多く、さらに充実させる方向で考えて欲しいとした。また、制服については、教員も生徒も不満感が強く、早急な検討が必要であるとした。
※ 制服については、制服検討委員会が組織され、現在検討中である。
※ 修学旅行については、1999年度高校2年生から、沖縄への研修旅行(「戦争・平和」、「歴史・文化」、「自然・環境」の3コース)実施が決定している。

  • 投稿者 akiyama : 19:44

最近の記事

スピノザのいう自然権とは
ます、スピノザの自然権を理解するために『神学・政治論』の第16章の2節から5節をまとめてみます。 第16章 2節 自然権とは「各個物の力の及ぶ範囲」である。 スピノザはまず、「自然の権利」とは何かを定義します。ここでいう自然権とは、道徳的に正しい権利や、人間社会の法律上の権利ではありません。自然の中に存在するすべての個物が、自分の本性に従って存在し、活動する力そのものを意味します。 たとえば、魚…続きを見る
『有尾類研究所という思想』観察から制度へ、そして自由へ
新年度を迎え、これまで文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業において、支援をいただきながら開発してきた教育プログラムの構築過程を、一冊の本にまとめようと思い立ちました。 今年で70歳になります。世間では「老害」と揶揄されることもある年齢かもしれませんが、来年3月で教育現場を去る私にとって、これは自身の歩みの集大成だと(いささか手前勝手ながら)考えています。 もっとも、引き受けて…続きを見る
恩原湖付近の水田風景(雪解け)
先月、恩原湖を訪問した際には、残雪によって水田は完全に覆われていました。そこから14日が経過し、雪はすっかり解けていましたが、現れた水田は休耕田となり、枯れた草に覆われた状態でした。5年前に最後に訪れたときには、春には水が張られていましたが、耕作されていた方が亡くなられた後、放棄されたようです。 この場所を訪れると、雉に出会ったり、水田の脇でシュレーゲルアオガエルが白い泡状の卵塊を産んでいたりと、…続きを見る
「高度経済成長の熱気」と共に育ち、成熟社会への転換点で社会へ出た世代
1956年に生まれ、1979年に大学を卒業した私は、「高度経済成長の熱気」とともに育ち、成熟社会への転換点で社会に出た世代である。1956年は、フランクルの『夜と霧』という「意味への意志」を問う名著が日本に紹介された年でもある。激動の25年を経て、「変わっていく時代に何を信じればよいのか」「教育は何のためにあるのか」、そして「これから残された人生をどのように生きるのか」という問いに向き合わざるを…続きを見る
no image
映画アニメ『ひゃくえむ』は2025年公開されたドラマで、100m走に取り組む選手の生きざまとして、その「才能」「努力」そして「何のために生きるのか」という根源的な問いが扱われていました。 物語の主人公は、生まれつき足が速く、100m走で常に1位を走り続けてきたトガシ。彼にとって「速さ」はアイデンティティそのものであり、周囲を見下す唯一の根拠でした。しかし、理論派で執念深い小宮という男との出会い、そ…続きを見る
山脇有尾類研究所事業報告(2025年度)
山脇有尾類研究所は、2024年度のSSH指定に向けた準備組織にとどまるものではなく、「女子校から世界の科学舞台へ」という大きなビジョンを具現化するための、科学教育の新たな拠点として機能している。本研究所は、高校生の科学研究を支える存在として、次の三つの役割を担っている。 第一に、「真正な科学研究」の実践の場としての役割である。従来の高校の授業や部活動の枠を越え、大学の研究室に匹敵する「オープンラ…続きを見る

このページの先頭へ