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岡山県中部から南部のセトウチサンショウウオは産卵の最盛期

2026年3月 5日

高梁市へ車で向かいましたが、途中の山ではマツ枯れが急速に進行しており、森林の状態はかなり深刻でした。広い範囲でマツが枯れており、山の景観そのものが変わりつつあるように感じられました。森林環境の変化は、水辺の環境やそこに生息する両生類にも影響する可能性があるため、注意して見ていく必要があります。
途中で、セトウチサンショウウオの産地にも立ち寄りました。そこではイノシシが泥浴びをするために作った「ヌタ場」があり、その場所が結果的にサンショウウオの産卵場所として良い環境になっていました。このヌタ場では、合計3対の卵のうを確認することができました。
イノシシの活動は農業被害として問題になることも多いですが、このように水たまりを作ることで、両生類の産卵場所を生み出している面もあることがわかります。自然の生き物同士の関係の面白さを感じる場面でした。

帰り道には岡山市北部の産地にも立ち寄りました。ここでは合計17対の産卵を確認しました。興味深かったのは、通常よく見られる木の枝や草ではなく、水際の岩に集中して卵のうが付いていたことです。同じ種でも、場所によって産卵場所の選び方に違いがあることがわかります。
今回の観察から、岡山県の中部から南部にかけては、多くの場所でセトウチサンショウウオの産卵が始まったように感じられました。季節の変化とともに、生き物たちの活動が一斉に動き出す様子を確認することができました。(by 山田 勝)

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  • 投稿者 akiyama : 17:41

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