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2008年度 清心女子高ボルネオ研修 五日目

2009年3月28日

午前中は、Kinabalu Parkを訪問した。ビジターセンターでキナバル国立公園を紹介するビデオを見てから、公園内を散策した。ランの仲間、食虫植物、チョウなど多くの動植物を見た。すべて英語による説明で今日にいたっているが、生徒はなんとか理解しようと頑張っているようだ。適応能力には目を瞠るものがある。午後は、Poring Hot Springに移動し、キャノピーウォークで高い位置から熱帯の森林を観察した。

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キナバル公園ビジターセンターに到着
(遠くにキナバル山が見える)

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ビデオでキナバル公園について学習

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スタッフによる植物についての解説

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食虫植物ウツボカズラ

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クワガタを捕獲

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チョウ類標本の展示

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公園内でいろいろなチョウを観察

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公園内で見かけたチョウ

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源泉

帰路で道路沿いの看板に「ラフレシアを確認」の立て看板があったので、見学に立ち寄った。有料で見学させて、生計をたてている家族のようで、小さな子どもが英語で解説してくれた。見学料は25RM(日本円で約750円)とたいへん高い料金であった。

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藪の中にラフレシアを確認

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ラフレシアの花

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ラフレシアの蕾

【生徒の感想】
・確実に前よりも自然が好きになっています。
・段々と英語の説明も苦痛なく普通に聞けてとても興味深かった。たぶん、動物や植物の英語の語彙が増えているのもあると思う。
・マンゴースチンとランブータンいう見たことのない果物を食べることができた。

  • 投稿者 akiyama : 20:04

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