• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

『SSH中国杭州ICH8海外研修』

2016年4月19日

 今年度の新たな教育プログラムとして『SSH中国杭州ICH8海外研修』を実施することにした。事業の目的は以下の通り、実施時期は、8月中旬。
【目的】
 第3期の事業題目は「グローバル社会で活躍する女性研究者育成の教育プログラムの開発」としている。そして、本校の教育プログラムは、①女子生徒の理系進学支援、②大学進学後に必要な学力の養成を目指しているが、その教育プログラムの中心が科学課題研究である。日常的に科学課題研究に取り組み、基礎的な知識や技術を身につけていくが、いろいろな意味で最も生徒を成長させるのは、研究成果をまとめ発表する過程である。成果を発表する機会は、各学校での成果発表会、高校生対象の発表会、各学会のポスター発表などがあるが、最も敷居が高いのが国際大会での英語による発表であり、設定したハードルが高いほど、成長の幅も大きいと考えている。本校SSH事業では、世界を視野に入れたグローバル教育プログラムの一環として、2015年度から1年に1回選抜した生徒を国際学会に派遣することにしている。
 本研修では、生徒が発表に挑戦する場として、The World Congress of Herpetology(ICH8)を設定した。ICH8は、4年に一度開催される国際学会で、両生爬虫類を研究対象とした専門家が集まる学会である。今回の会場が近隣の国(中華人民共和国の杭州)になっているので、経済的な負担も少なく行きやすいので、SSH指定当初から取り組んできたオオイタサンショウウオとミシシッピアカミミガメの課題研究の成果を発表することを考えている。内容は、希少野生動物の保護と帰化種の生態の解明であり、ともに環境保全に関する内容であり国際的に見ても興味をもっていただける内容になっていると思う。日本での環境保全に関わる基礎研究の成果を広く世界に発信する機会にしたい。
 国内の発表では、研究への動機付けと研究内容のレベルアップを目的にしてきたが、国際学会で英語で発表することを通して、いろいろな国の研究者との交流による国際性の育成と英語プレゼンテーション力の向上が期待できると考えている。英語での発表については、本校で英語ディベートを取り入れた授業の成果を試す機会にもなると考えている。

2016-ICH8.jpg

  • 投稿者 akiyama : 11:26

最近の記事

化学グラコン・審査委員長賞「2つの能力を野生酵母菌に求めて」
パソコン内のファイルを整理するためにあれこれと見返していたところ、『高校化学グランドコンテスト ドキュメンタリー 高校生・化学宣言 part 6』という本に掲載するために、生徒が当時書いた原稿が見つかりました。そこで今回、内容に大きく手を加えることはせず、簡単な校正を行ったうえで公開することにしました。 なお、ここに示す文章は、生徒自身が研究の歩みを振り返って書いた原稿です。そのため、書籍に掲載さ…続きを見る
デンマークでの人々の生き方と社会の仕組み
『第3の時間』井上陽子著を読んでいます。本書は、39歳でデンマークに移住した著者が、そこで出会った「短時間労働でありながら豊かな暮らしを実現する人々の生き方」と、それを支える社会の仕組みを紹介した一冊です。 著者が提示する「第3の時間」とは、時計で測られる「第1の時間(客観的・社会的時間)」でも、心の流れとして感じられる「第2の時間(主観的・心理的時間)」でもなく、「質としての時間」を指します。そ…続きを見る
マレーシアのツン・フセイン・オン大学と高大連携で実施する環境学習
山脇有尾類研究所が企画して、マレーシアのツン・フセイン・オン大学(UTHM)と連携協定を結び、文科省SSH指定校の山脇学園高等学校の生徒対象で、2026年8月16日から8月25日の10日間の日程で、環境学習を目的にした海外研修を実施することになりました。 …続きを見る
有尾類との出会いで学んだこと
雪花が散る林でオオイタサンショウウオの産卵を観察 2009年1月24日、九州はこの年一番の寒波に見舞われていた。大分県国東市での野外調査である。午前10時、山際を散策していると、林の中に水田跡の湿地があった。残雪が残る静かな林の中で、溜まりの水面がわずかに波打っているのが見えた。近寄ってみると、オオイタサンショウウオが群がり、まさに産卵の最中であった(写真)。 これまで両生類は、雨が降り気温が上昇…続きを見る
藤井風「帰ろう」、「満ちていく」、「prema」そして、「grace」
藤井風は、岡山県浅口郡里庄町から、岡山市東区にある岡山県立岡山城東高校(2015年度入学:音楽学類ピアノ専攻)に通っていた。私の息子(2004年度入学)も娘(2007年度入学)も、同校に毎日自転車で通学していた。藤井風もまた、里庄から東岡山まで、約50kmの道のりをJRで1時間かけて通っていたのだろう。 里庄は、教え子の息子が小学生の頃からサンショウウオの研究について相談を受けており、何度か訪れ…続きを見る
2027年度共学化。清心女子高校はSSH指定10年間で何を目指していたか。
清心女子高等学校を9年前に退職しました。今改めて東京の新たな学校で2024年度からSSH採択され、今度は、学校内に生徒の科学研究の場所を「研究所」という形で提供する試みを実践しています。 清心女子高校のSSH申請案の作成から、2006年度の採択以降2016年度までの10年間、SSH主任および生命科学コース主任として、何を目指して取り組んできたのかを、改めて振り返りたいと思います。 2025年10…続きを見る

このページの先頭へ