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平成29(2017)年度動物学教育賞(受賞理由)

2017年6月 9日

2017.6.9 動物学教育賞 動物学教育賞
公益社団法人 日本動物学会理事会は、6月2日(金)理事会を開催し、学会賞等選考委員会の推薦候補者を基に、各賞受賞者の審議行いました。その結果、平成29年度日本動物学会動物学教育賞を下記のように決定しました。

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公益社団法人 日本動物学会会長 岡 良隆

日本動物学会教育賞秋山繁治(あきやま しげはる)南九州大学、教養・教職センター、教授
「『動物学』を中心に据えた女子生徒の理系進学支援の教育プログラム開発と実践」

受賞理由 秋山氏は、清心女子高等学校で長らく教鞭をとり、一貫して有尾両生類の飼育・研究を行い、女子高校生に動物学の面白さを教えてきた。それらの実績をもとに、スーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)に数少ない女子高として採択され、それから2期にわたり(10年間)清心女子高等学校の生物学教育の改革を行うとともに、全国の理系女子のコミュニティを作ってSSHで培った新たな生物教育を広範囲へと広げていった。その間に、女子高生たちは多くの研究成果を挙げ、いろいろな賞を受賞する活躍を見せている。驚くべき点は、SSH活動のいろいろなマネージメントをしながら、両生類研究の成果を積むことで、広島大学で博士(理学)の学位を取得している。このように、秋山氏は動物学に対して尽きることない情熱を注ぎこみながら、そのエネルギーを全国の理系女子の動物学教育へと展開した点は高く評価してよく、日本動物学会教育賞を授与することを決定した。

  • 投稿者 akiyama : 14:37

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