目的:
① 両生類をテーマにした高校生の科学研究を支援する。
② ZOOMを使った高校生の科学研究の成果発表を通して、地域を超えた研究交流を行い、生徒間の友好・仲間意識を深め、全国の両生類研究のネットワークの拡充を図る。
③ 講義とアドバイスを通して、大学や研究所の研究者に将来のロールモデルとしての役割を果たしていただく。
④ 研究テーマを両生類に絞ることで、深い内容まで踏みこんだアドバイスを行い、高校生の科学研究のレベルの底上げに寄与する。
⑤ 基礎生物学研究所、広島大学両生類研究センター、鳥取大学などの理系女子育成を進める研究機関と連携して、社会全体で科学者の育成をはかる教育ネットワークを構築する。
主催:山脇有尾類研究所 (山脇学園中学校高等学校)
後援:広島大学両生類研究センター
実施日:2024年11月3日(月)10:00~16:00(ZOOM)
内容:
第一部 大学や研究機関の研究者(生命科学分野)によるオンラインによる講演
〇 アメリカ合衆国バックネル大学生物学部准教授 高橋瑞樹先生
日本とアメリカでオオサンショウウオを中心に両生類の生態の研究に取り組む。両生類の保全に貢献。
〇 元基礎生物学研究所所長 阿形清和先生
プラナリアからアカハライモリで再生現象を分子・細胞レベルで解析。令和5年度文化功労者。
〇 鳥取大学医学部特任教授 竹内 隆先生
イモリの尾が異常に伸長する変異体に注目して、尾の適切な長さを決めている遺伝子を研究。
第二部 女子高校生のZOOMミーティングによるオンライン発表※(両生類を対象とした課題研究)
【発表校】
仙台城南高等学校(宮城県)、広尾学園高等学校(東京)
昭和女子大学附属昭和高等学校(東京)、山脇学園高等学校(東京)
県立大垣北高等学校(岐阜県)、津田学園中学校・高等学校(三重県)