11月3日に「高校生両生類サミット」を開催しました。高校生による研究発表と、研究者の先生方による講演を行いました。
本サミットはZoomを用いたオンライン開催とし、その特性を生かして全国から参加者を募るとともに、講演もインターネットを介して実施しました。
研究者による講演では、アメリカ合衆国バックネル大学准教授の高橋瑞樹先生、前基礎生物学研究所所長の阿形清和先生、島根大学特任教授の竹内隆先生から、これまでの研究の取り組みについてお話しいただきました。
生徒による研究発表は5校で、岐阜県立大垣北高等学校、昭和女子大学附属昭和高等学校(アメリカ合衆国からのオンライン発表)、広尾学園高等学校(東京都)、仙台城南高等学校(宮城県)、津田学園中学校高等学校(三重県)が発表しました。
全体講評は、東京大学名誉教授の松田良一先生にお願いしました。
第一部	大学や研究機関の研究者(生命科学分野)によるオンラインによる講演
講演① アメリカ合衆国バックネル大学生物学部准教授 高橋瑞樹先生
「アメリカアカガエルとキボシサンショウウオの不思議な関係」
講演② 基礎生物学研究所前所長 阿形清和先生
「両生類の再生現象からどんなことが学べるのか?」
講演③ 鳥取大学医学部特任教授 竹内 隆先生
" A Short Tale of a Long, Long Tail"
第二部	高校生のZoomオンライン発表(両生類を対象とした課題研究)
発表① 岐阜県立大垣北高等学校(岐阜県)
「オオサンショウウオを交雑個体から守る!~捕獲調査の成果・交雑個体の食性・国産個体のサンクチュアリ~」
「画像解析を用いたハコネサンショウウオ属の幼生の種判別」
発表② 昭和女子大学附属昭和高等学校
「サンショウウオ科の オオイタサンショウウオに長期記憶力があるのか 」                    
発表③ 山脇学園高等学校(東京都)
「新規モデル生物イベリアトゲイモリの生殖器官の研究」
発表④ 広尾学園高等学校(東京)
" Reproductive behaviour of Hynobius dunni and the effect of tai twitching under captivity"
発表⑤ 仙台城南高等学校(宮城県)
「八木山に生息するトウホクサンショウウオ個体群の遺伝的多様性について」
発表⑥ 津田学園中学校・高等学校(三重県)
「ナガレヒキガエル幼生の発生段階別生息分布と定位要因の探索」













