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 子どもの日に県北のイモリ調査に行った。目的は、2001年からマイクロチップをイモリ体内に注射して、寿命や行動範囲を見ているので、マークした個体を最捕獲して確認することと、イモリの雌雄の決定遺伝子を調べる実験を開始するので、材料としてのイモリを捕獲することだった。捕獲したイモリの中に、尻尾を失って再生した形跡のあるイモリを見つけた。 水田の中で、配偶行動が見られる 数百匹のイモリは再捕獲。そのその…続きを見る
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久しぶりに卵巣、輸卵管、総排出腔付近の組織をととるためにアカハライモリの解剖をした。午後9時、誰一人いない高校の生物教室で解剖している様子は、不気味かもしれませんが、久しぶりに落ち着いて取り組めたという充実感を感じた。文化祭、体育祭が終わって、本格的に勉強できる季節になってくる。放課後、生徒に少しずつ実験を体験させてみたいと思う。…続きを見る
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6月14日に県北でアカハライモリの卵を確認したので、生物教室の水槽に人工水草(ビニール製で、卵を包みやすいようにハサミで切れ込みを施したものを使用)を入れておいたところ、卵を3個確認した。野外で採取した雌を解剖してみると輸卵管の中に4個の卵があり、今が産卵の最中の時期にあることがわかる。 人工水草に産み付けられた卵 水槽の状態 …続きを見る
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アカハライモリの貯精嚢を調べるために、雌を捕獲しに、岡山県北部に出かけた。5月上旬では、雌雄が配偶行動していたが、この時期は群れてはいるが、配偶行動はみられない。水田を注意深く見ると、はの間に産み付けられた卵を見つけることができる。 水田に多くのイモリを見つける。 折りたたまれた葉の間に産卵する。 …続きを見る
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アカハライモリの貯精嚢精子の季節変動 秋山繁治(清心女子高等学校,山口大学・理工・自然共生)・岩尾康宏(山口大学・理工・自然共生)  アカハライモリ(Cynops pyrrhogaster)の雌は雄から受け取った精包(精子)を貯精嚢内に蓄え,産卵時に未受精卵を総排出腔内で受精させる。産卵期は4月から7月であり、この時期に配偶行動が見られる。 一方、秋(10月頃)にも配偶行動がみられ、晩秋からホルモ…続きを見る
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清心女子高等学校  秋山繁治 生態調査の方法 生態調査では,標識再捕法がよく使われてきた。標識再捕法は,調査地域の個体群の一部を捕獲し,標識をつけてから放し,再捕獲して,再捕獲したときの標識個体の割合から全体を推定する方法としてよく知られている。また,一定の時間を経過した後の再捕したときの位置情報から,移動方向や距離を調べることによって,季節移動のパターンなどを調べるのに使われてきた。標識は,昆虫…続きを見る
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アカハライモリ Cynops Pyrrhogaster 岡山県産 撮影:秋山繁治 日本にいるアカハライモリ(Cynops pyrrhoganter)は、有尾類の仲間で「アカハラ」といわれるように、腹部が赤いという特徴がある。 体長は成体で、雌が10~13cm、雄がやや小型で8~13cmくらいである。尾が長く、体長のほぼ半分をしめる。 アカハライモリは、本州から九州(奄美諸島を除く)に分布しているが…続きを見る

アカハライモリ

2002年7月 1日

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イモリについて  「イモリ」は、漢字で「井守」と書きますが、「井」が「井戸」や「水田」を表すことから、「井戸を守る」「水田を守る」の意味で名付けられたといわれてきました。井戸や水田付近で多くみることができたからその名がついたのでしょう。現在でもイモリは池や水田側溝、小川のゆるやかな流れの所、山地の湿地、といった水辺周辺で生息しています。体長(全長)は成体で雌が10~13cm、雄がやや小型で8~10…続きを見る
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昨年10月に捕まえた県北で捕獲した。そのイモリの雌の卵巣が成熟しているかどうかを確かめるためにホルモン注射で強制産卵させた。卵は正常に発生して、今、変態を終えて上陸しそうになっている。オオタマジャクシの状態は、サンショウウオの幼生と区別しにくいが、変態前には黒ずんできて、顔の周辺に特徴がある。…続きを見る
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