• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

今回の視察で、アブラヤシの林の中を流れる川に網を入れると沢山のザリガニが捕獲できました。
このザリガニは、レッドクロウ Cherax quadricarinatus)というオーストラリア原産の種で、マレーシアで帰化(野外定着)して繁殖していることが確認されています。
成熟雄の体色は青緑〜暗褐色で、頭部には4つの竜骨があり、成体の雄のハサミの外縁に赤いパッチ(red claw)があるのが特徴です。体長は最大30cmにもなります。
雌は雄よりも小さく、1回の産卵で300~800個の卵を産みます。雄が交尾中に雌の歩脚の付け根に精包を置き、卵を受精させます。受精卵はメスの尾の裏側にある腹肢に付着します。孵化までに約6週間かかります。
成長段階の体色変化が大きく、生後1年間で全く違った色彩になります。幼体は青色で成長とともに色がくすみがちになりますが、成体になると独特のブルーグリーンと、そのグラデーションのある模様になります。
雑食性・腐食食性で環境耐性が高く、温暖域で通年繁殖しやすいの、繁殖力が非常に強いとされてます。1980年代に観賞用に国内に導入され、養殖施設からの逸出されたり、ペットのして飼育された個体が放流されて、野外定着したと考えられています。2021年、半島東岸トレンガヌ州で初の野外採取の記録されていますが、それ以前にもジョホール州、セランゴール州、サラワク州などで存在しているという話がありました。
環境への影響(リスク)については、在来小型甲殻類や底生無脊椎動物との餌資源の競合、捕食圧の増加、巣穴堀りによる岸崩れ・濁度上昇が懸念されています。2023年に野外個体の16SmtDNA 解析で、低い遺伝的多様性(複数ハプロタイプだが全体として単一集団に近い)が報告されています。

2015-IMG_7255.jpg

2025-IMG_7242.jpg

2025-IMG_7254.jpg

2015-IMG_7250.jpg


  • 投稿者 akiyama : 17:48
岡山南部から中部の水田で土壌の採取
イベリアトゲイモリの餌にアルテミアを育てて与えていますが、日本の水田には似た生物でホウネンエビが生息していて、冬の水のない水田で越冬して、春に出現します。 東京の中学生は、観察したことがないかもしれないと考えて、水田の微生物を観察するために岡山市東区で水田の土壌を採取してきました。土壌を勝手に採取することはせきませんが、岡山県の自然観察指導員の方や地元の農家の方に協力で、事前に土地の持ち主に連絡し…続きを見る
ナガレタゴガエル、セトウチサンショウウオ、そして、ニホンリス
晩秋に入り、気温の低下とともにナガレタゴガエルが渓流の水際に見られるようになってきました。 まもなく水中での冬眠が始まるものと思っています。 また、今日は県中部のセトウチサンショウウオの生息地をいくつか歩きましたが、林床の転石下にオス1個体、そして小さな細流の同じく転石下に幼体がみられました。 先日、県北部の生息地を訪ねましたらナガレタゴガエルに加え、沢沿いのオニグルミの樹下でニホンリスに遭遇しま…続きを見る
津田良夫先生が制作したイボイモリ
【津田良夫先生からのメッセージ】 「イボイモリ」の試作品を送ります。同封したのは一か月程前に折ったものです。体側にイボを折ってみました。うまく折ればイボは三角錐になるのですが、ちょっとつぶれています。肋骨や背骨が折れるともっと雰囲気がでると思うのですが、もう少し改良してみるつもりです。  一枚の紙で折る創作折り紙、津田先生のテクニックは凄いです。新作を楽しみにしています。アカハライモリも折ってく…続きを見る

ユビナガコウモリ三昧

2020年10月20日

ユビナガコウモリ三昧
午後、気になっていました備前市の暗渠に出向いてみました。ユビナガコウモリと吸着するケブカクモバエも確認でき、まさにユビナガコウモリ三昧でした。これから気温が下がるにつれ、このような光景は見られなくなり冬眠地に移動します。うれしい出会いでした。(by 山田勝) …続きを見る
岡山県北から自然の便り
10月14日、自然保護センターでのご案内が終了後、その足で県北へ走りました。入水前のナガレタゴガエル2個体・コテングコウモリ3個体を確認後、少しばかりのハタケシメジをいただき自身へのご褒美にしました。 秋は深まっているようです。(by 山田勝) この季節。ご一緒して、枯葉にくるまっているコテングコウモリを探したこと。ハタケシメジの群生を見つけて、持ち帰ったことを思い出します。年が明けて、雪解け水が…続きを見る
座間味島のコンビニ的存在で、ほぼ必ずお世話になるお店が"105ストア-"です。お店にいくと、いつも猫に出会うこともできます。今回は、店の主人から子猫が餌をもらっていました。 …続きを見る
no image
LETTER FROM NATURE VOL.1(2): ,1995 掲載 1994年12月に、スクミリンゴガイ Pomacea canaliculata Lamarck を邑久郡牛窓町長浜と岡山市中川町で確認したので報告する。 Class Gastropoda   腹足綱 Order Mesogestropoda  中腹足目 Family Pilidae タニシ…続きを見る
学校周辺の水田で田植え
朝学校に到着する前に、近隣の水田を散策した。曇り空だったが、早朝6時過ぎの時間帯だったので鳥たちが活動していた。 …続きを見る
冬、吉井川のカモの群れ
自宅近くに一級河川の吉井川があります。この季節に自転車で川沿いを散策しているとヒドリガモ、オナガガモなどのカモの姿をよく見かけます。 …続きを見る
いつも付き合ってくれるジョウビタキ
今の時期に、庭木の剪定をしたり、雑草取りをしていると必ずジョウビタキ(今回は雌)が訪問してくれます。2mも離れていないような至近距離にいて、なかなか逃げようとしません。普通のデジカメでも撮影できました。 …続きを見る
自転車で吉井川沿いを散策
自転車で息子と吉井川沿いを散策しました。自宅近くに、カモの仲間が集まっている「鴨越堰」という場所があるので、向かってみました。今日はオナガガモが多かったです。ヒドリガモもいました。 …続きを見る

蝶が3匹で繁殖

2013年7月17日

no image
最初は水田の畦の草の上で、蝶が集団で蠢いていました。そのあと飛び立って、分散したのですが、3匹が草の枝にしがみついていたのを撮影しました。 …続きを見る
no image
道路の側溝の落ち葉をいじっていて、(僕にとって)珍しい生き物を見つけました。これはなんでしょうか。 それから、この写真では僕が触ってしまっていますが、カタツムリの仲間は寄生虫などが怖いので触らない方がいいです。特に沖縄県に移入している大型のカタツムリの仲間「アフリカマイマイ」は特に危険なので注意が必要です。…続きを見る
no image
岡山県の新見市漁業協同組合が平成12年からチョウザメの養殖に取り組んでいます。チョウザメが卵を持つまでには7年もの月日が必要ということで不安もあったようですが、現在ではキャビア(チョウザメの卵)が取れるまでに事業も成長しています。岡山県内の高校生物の先生方と一緒に見学させていただきました。 新見漁協第2養魚場「とと愛ランド」 成熟したチョウザメ チョウザメの室内養殖場 チョウザメの稚魚、一匹200…続きを見る
no image
「虫えい」とは、昆虫やダニが植物に産卵・寄生して分泌物を出した結果、植物組織が異常発育してできるこぶ状のものをいいますが、今回見たものは花のような形をしていました。 虫えいが沢山 花のような形 …続きを見る
no image
学校の庭にナスとピーマンの苗を植えて、水をやっていて、ふと足元に目を向けるとナナフシの子どもがいました。 ナナフシの子ども ゆっくり動きます …続きを見る
no image
2001年5月22日に購入したヤマハのマジェスティをメンテナンスに出した。購入して、後5か月で10年になるので、駆動ベルト、ハンドルのガタ、タイヤも摩耗など、交換や整備をしてもらったが、整備士をびっくりさせたのは、前輪上部のカバーの中に鳥の巣があったことだった。以前から、走っていると、枯草がハンドル周りのパネルの継ぎ目から出てくるので、草を巻き込みやすい構造になっているのかと不思議に感じていた。原…続きを見る
no image
有精卵を37.5℃の恒温器で1日、2日、3日温めたものを観察した。講師は、首都大学東京の福田公子先生。ニワトリの初期胚を実体顕微鏡で観察する方法について丁寧に教えていただいた。 福田先生の講義 人の消化管の長さは何m? 軟骨の骨への変化を解説 有精卵を割って、初期胚を摘出 ろ紙に張り付いた初期胚 初期胚を観察 …続きを見る
no image
学校近隣の水田でカメの行動をラジオテレメトリーで調査しているが、データロガーを使った方法を導入するために、動物行動学の研究室を訪問して、アドバイスをいただいた。 福山大学生命工学部 データロガーを装着したカブトガニ …続きを見る
1  2  3

このページの先頭へ