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3月から、有尾類研究所の動物飼育室で孵化後4か月育てていたオオイタサンショウウオ(絶滅危惧Ⅱ類)が変態を迎え、四肢が形成され、鰓が消失して、一斉に上陸を始めました。
現在、ビオトープにおける繁殖や発生の観察、幼生の行動、配偶行動などを研究しています。野外から成体を採取することはせず、繁殖用に設置された人工池で得られた卵嚢から孵化・飼育した個体を研究に用いています。実験・観察を終えた個体は、人工池へ戻して継続的に維持しています。今年の人工池における3月23日の調査では、卵嚢57対、雄成体50匹、雌成体1匹、越冬幼生8匹、亜成体3匹を確認しました。

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  • 投稿者 akiyama : 22:03
岡山県最大の山火事、2か月後のセトウチサンショウウオ生息調査
岡山県で発生した最大の山火事は、2025年3月23日に岡山市南区飽浦(あくら)地区で発生し、同年4月11日に鎮火が宣言されました。この火災は、岡山県内で記録に残る中で最大規模となる約565ヘクタールの山林を焼失しました。復旧作業を進めるため、多くの場所が立ち入り禁止となっています。 この山火事による生態系への影響が懸念されているため、立ち入り禁止区域外にあるセトウチサンショウウオの生息地において、…続きを見る
Regeneron ISEF2025で研究成果を一般市民に公開
Regeneron ISEF(リジェネロン国際学生科学技術フェア)の5月15日は一般公開日でした。会場には地元の小学生も訪れ、世界各国からオハイオ州コロンバスに集まった高校生たちの科学研究発表を多くの方が見学に訪れていました。 日本代表の生徒たちは国際交流を意識し、法被や浴衣を着て発表に臨みました。発表の際には、持参したイモリのぬいぐるみも注目を集め、日本の生き物を紹介することに役立ちました。 夕…続きを見る
Regeneron ISEF2025の審査会で研究成果を発表
Regeneron ISEF(リジェネロン国際学生科学技術フェア)の3日目、5月14日には審査会が開催されました。本校の生徒は、"Reproductive Strategies and Adaptive Evolution of Japanese Newts"という演題で発表を行いました。 発表内容は、アカハライモリの繁殖期についての研究です。これまで、アカハライモリの繁殖期は他の日本産両生類と同…続きを見る
オハイオ州コロンバスでISEF2025が開催
リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2025が、5月10日から16日まで、アメリカ・オハイオ州コロンバスで開催されました。この大会は、世界各国の高校生が科学研究の成果を発表し競い合う、世界最大級の国際科学コンテストです。今年で75回目を迎え、63の国と地域から1,657名の生徒が参加しました。 山脇学園高等学校からも日本代表として動物科学部門に参加しました。12日から…続きを見る
山脇有尾類研究所の研究環境
2022年の4月に移動して、ちょうど3年。大学の研究室を引き上げて持参した荷物が無造作に置かれた部屋から始まりました。ただし、たった3ヶ月で、東京の生活のストレスで6月には心不全で倒れました。少しずつ体調が回復して、生徒の科学研究のサポートができるようになりました。 …続きを見る
山脇有尾類研究所で科学研究活動が開始
校内にあるオープン・ラボ「山脇有尾類研究所」での生徒の科学研究がスタートしました。研究室では繁殖実験、動物飼育室ではビオトープ造成の準備をしているグループが幼生の飼育を始めました。 研究所の役割は、「有尾両生類を中心にした生命科学分野の研究に取り組む生徒(山脇学園以外も含む)に研究場所を提供する」、「科学教育を推進するという社会的な役割を踏まえ、広く社会に開かれた研究所として、学外の大学などの研究…続きを見る
2025年度 山脇有尾類研究所事業計画
[方針] 1)有尾両生類を中心にした生命科学分野の研究に取り組む生徒(山脇学園以外も含む)に研究場所を提供する。 2)文科省SSH事業を推進するという社会的な役割を踏まえ、広く社会に開かれた研究所として、学外の大学などの研究機関との連携を深め、科学研究に取り組む生徒の研究のサポートをする。 3)有尾類研究の推進を通して、全国に拡がる科学教育のネットワークの構築を目指す。 4)環境問題を学ぶ先進的…続きを見る
生物学 実験機器の使い方
イベリアトゲイモリを材料に発生実験に取り組んでいます。2月に広島大学両生類研究センターで3日間、産卵の方法や飼育管理の方法を学びましたが、今回は、機器の使い方について、製造メーカーのナリシゲを訪問して、指導していただきました。有尾研には、ナリシゲの製品は、プーラー2種(PC-10、PN-30)、インジェクター、マイクロフォージ(MF-900)があります。 …続きを見る
日本水産学会の高校生発表で1年生が「奨励賞」を受賞
3月28日に北里大学相模原キャンパスで開催された日本水産学会高校生の研究発表に参加しました。発表したのは、イベリアトゲイモリについての研究に取り組み始めたばかりで高校1年生です。 イベリアトゲイモリは、広島大学両生類研究センターから提供していただき、生徒は必要な教育訓練を受け、実験内容を動物委員会に申請して、承認を得てから実験をなっています。「新規モデル生物イベリアトゲイモリの飼育と観察」のテーマ…続きを見る
基礎生物学研究所の阿形清和所長の退職記念式典
基礎生物学研究所の阿形清和所長が任期に迎え、これまでのご功績に対して退職記念式典が行われました。阿形先生は、私が高等学校では研究ができないと悩んでいた時に、文部科学SSH事業に採択されれば高校の教育現場で科学研究ができる環境を整備できるというアドバイスをいただき、2006年から度岡山県のノートルダムj清心女子高校で10年間「生命科学コース」での科学課題研究に取り組ませていただきました。 また、大学…続きを見る
APPW2025の高校生発表で「最優秀賞」「優秀賞」を受賞
3月18日に幕張メッセで開催されたAPPW2025(日本解剖学会・日本生理学会・日本薬理学会合同大会)の高校生発表に山脇有尾類研究所で研究に取り組んでいる生徒が参加しました。 本校の高校1年生がイベリアトゲイモリ、高校3年生がアカハライモリとシリケンイモリについての研究成果を発表しました。また、学外から研究に来ている高校2年生もオオイタサンショウウオについての研究成果を発表しました。高校1年生と高…続きを見る
日本生態学会高校生ポスターで「審査員特別賞」
3月16日に札幌コンベンションセンターで開催された第72回日本生態学会の高校生ポスター発表に参加しました。 学内のオープン・ラボ(山脇有尾類研究所)では有尾類を対象にした研究に取り組んでいます。本校の高校1年生がイベリアトゲイモリ、高校3年生がアカハライモリとシリケンイモリをついてのこれまでの研究成果を発表しました。また、学外の生徒も受け入れていて、高校2年生がオオイタサンショウウオの研究成果を発…続きを見る
Pedagogical Insights I've Gained through Rearing Salamanders at School
Due to ethical concerns, it is becoming more and more difficult to use wild animals, including wild amphibians,for scientific experiments. This situation encouraged me to develop a reliable method for…続きを見る
九州両生爬虫類研究会第15回長崎大会で口頭発表
九州両生爬虫類研究会の長崎大会が科学総合科学大学附属高等学校で開催されました。これまでは、高校生の発表はポスター発表だけだったので、高校1年生にとっては初めての口頭発表になりました。広島大学から提供していただいている新規モデル生物を使って進めてきたこれまでの研究を「イベリアトゲイモリの飼育と観察」というタイトルで発表させていただきました。これまで研究者中心の発表会でしたが、今回は高校生の参加が4件…続きを見る
朝日中高生新聞「最高峰の自由研究」に掲載
以下は、朝日新聞の記者のインタビューから引用です。 ●どんな研究をしたの?  アカハライモリの繁殖期とされていた時期とは異なる、「秋から初夏」という考えに着目し、「なぜ秋から配偶行動を取り始めるの か」という疑問をもとに、研究を始めました。その結果、多くのイモリ属は冬からを繁殖期としているところ、アカハライモリは世界分布で北限の日本の冬に適応するために秋の配偶行動を身につけたということがわかり、…続きを見る
両生類研究センターでイベリアトゲイモリの実験実習
2月2日から4日までの3日間、広島大学両生類研究センターで、山脇有尾類研究所でイベリアトゲイモリを対象にした研究に取り組んでいる高校が大学院生の指導で実習に取り組みました。1日目は研究飼育施設の見学、ホルモン注射、2日目は採卵、人工授精、受精卵からの発生の観察、3日目は、卵へのマイクロピペットを使ってのインジェクション等を体験しました。研究に必要な知識と技術を学ぶことができました。本校では、現在飼…続きを見る
環境大臣賞受賞の岐阜県立大垣北高校生物部が訪問
11月4日に山脇有尾類研究所が主催した高校生両生類サミットで、岐阜県立大垣北高校にはオオサンショウウオの保護活動とマホロバサンショウウオの分布の拡大について発表していただきました。 その研究成果が認められて、全国野生生物保護活動発表大会の環境大臣賞を受賞され、11月27日の表彰式に来られ、東京にせっかく機会を生かして、山脇学園高校の生徒と交流しました。 山脇有尾類研究所では、現在飼育しているイベリ…続きを見る
第5回 高校生両生類サミットWeb交流会(文科省SSH事業)
目的: ①両生類をテーマにした高校生の科学研究を支援し、特に女性研究者の養成に貢献する。 ②ZOOMを使った高校生の科学研究の成果発表を通して、地域を超えた研究交流を行い、生徒間の友好・仲間意識を深め、全国の両生類研究のネットワークの拡充を図る。 ③講義とアドバイスを通して、大学や研究所の研究者に将来のロールモデルとしての役割を果たしていただく。 ④研究テーマを両生類に絞ることで、深い内容まで踏み…続きを見る
清真学園高等学校の1年生が山脇有尾類研究所で研修
 10月4日に清真学園高等学校1年生が山脇有尾類研究所に研修に来られました。茨城県で最も長く文科省SSH事業(4期3年目)に取り組んでいる学校です。  秋山繁治所長による「イモリの研究」の講義と清真学園の生徒さんとの研究に関する質疑応答換、本校3年生による研究の発表、イモリ・サンショウウオを使用した実験体験と生徒同士の研究の意見交換などが行われました。本校の生徒にとっても他校の皆さんと十分な時間を…続きを見る
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