本校動物実験委員会の委員である鳥取大学の大林徹也先生を講師にお迎えし、動物実験の研修会を実施しました。本校の生命科学分野の研究では生命倫理を重視しており、動物実験は研究計画段階で申請し、委員会の承認を得なければ実施できない仕組みになっています。委員会では、法令や各種指針に基づいて実験計画の審査や教育訓練を行い、適正な研究活動の推進に努めています。今回の講習会には、動物実験を計画している生徒30名が参加し、実験動物の定義や計画書作成の留意点、研究倫理・生命倫理の基本理念などについて学びました。生徒たちは「生物を単なる材料として扱わない」という姿勢を改めて心に刻みました。