• ぼうぼうどりの生物教室
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オオイタサンショウウオの繁殖池を、自宅に隣接した畑の一角に造成したのは2004年4月9日のことである。それ以降、学校で飼育し実験材料として使った後の個体を放流するようになった。
現在では、毎年自然産卵が見られ、約50個の卵嚢を確認できるまでになっている。

しかし、2023年に私が東京に単身赴任してから3年が経ち、定期的な手入れができなくなった。そのため雑草が繁茂し、乾燥の影響が出ることを心配している。
今年は、変態を終えることなく越冬しようとしていた幼生を何とか1匹だけ捕獲できたが、今後は2月末から3月にかけて定期的に帰省し、環境整備と産卵調査を実施する必要があると考えている。

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  • 投稿者 akiyama : 20:45
オオイタサンショウウオ幼生をビオトープに放流
文部科学省のSSH事業に採択されたことを受け、校内に有尾類を対象とした生徒研究拠点として「山脇有尾類研究所」を立ち上げた。ここでは、実験室内での生殖や発生に関する実験的研究に加え、野外でサンショウウオが生息可能な環境を再現する生態学的研究もスタートした。 オオイタサンショウウオでは、卵から幼生を育てて変態・上陸段階まで到達させ、2つの実験池へ放流(11月5日に8匹、11月8日に4匹)することで、本…続きを見る
同じ区内の麻布学園と両生類の研究を通して交流
11月1日、山脇学園では、学内に生徒が両生類を対象とした研究に取り組むための施設「山脇有尾類研究所」を開設しています。この日は、同じ港区内にある麻布中学・高等学校から、生徒5名と引率の教員2名が訪問されました。所長が研究所の概要を説明した後、動物飼育室での見学や、イモリやサンショウウオへの給餌体験を行いました。その後、お互いの学校の研究の取り組みについて発表し、活発な情報交換を行いました。本校の生…続きを見る
台湾・日本爬虫両棲類学会合同大会 1日目
台湾・日本爬虫両棲類学会同同大会(日本爬虫両棲類学会第64回台北大会)が、台北市の台北動物園で開催されました。9月2日は、基調講演、口頭発表、9月22日は、口頭発表、ポスター発表、夜にエクスカーションがありました。 基調講演は、①Matt Goetz(Durrell Wildlife Trust/Jersey Zoo)「マダガスカル・アカアシリクガメ(Ploughshare tortoise)の保…続きを見る
日本動物学会でイモリやサンショウウオについての研究を発表
2025年9月6日、日本動物学会第96回名古屋大会における高校生ポスター発表に参加しました。演題は「新規モデル生物イベリアトゲイモリの飼育と観察」および「飼育下におけるオオイタサンショウウオ幼生の形態特性に関する研究」で、これまでの取り組みの成果と今後の展望について発表しました。「高校生ポスター賞」をいただきました。 また、8月に本校と鳥取大学の連携で開催した環境学習交流会に参加していた他校の生徒…続きを見る
有尾研の高1・高2の生徒の研究報告
有尾類研究所で研究に取り組む生徒たちは、これまでの研究の進捗を報告し、先生方や先輩方から講評を受けながら、自分たちでディスカッションを重ねて研究を進めている。 高校1年生は「飼育下におけるオオイタサンショウウオ幼生の形態特性に関する研究」、高校2年生は「新規モデル生物イベリアトゲイモリの飼育と観察」をテーマとしている。 当面の目標は、9月に開催される動物学会における高校生ポスター発表であり、6月2…続きを見る
4ヶ月育てたオオイタサンショウウオ幼生を放流
3月から、有尾類研究所の動物飼育室で孵化後4か月育てていたオオイタサンショウウオ(絶滅危惧Ⅱ類)が変態を迎え、四肢が形成され、鰓が消失して、一斉に上陸を始めました。 現在、ビオトープにおける繁殖や発生の観察、幼生の行動、配偶行動などを研究しています。野外から成体を採取することはせず、繁殖用に設置された人工池で得られた卵嚢から孵化・飼育した個体を研究に用いています。実験・観察を終えた個体は、人工池へ…続きを見る
自宅のサンショウウオ繁殖池の調査
現在、山脇有尾類研究所では、ビオトープにおける繁殖や発生の観察、幼生の行動、配偶行動などを研究しています。野外から成体を採取することはせず、繁殖用に設置された人工池で得られた卵嚢から孵化・飼育した個体を研究に用いています。実験・観察を終えた個体は、人工池へ戻して継続的に維持しています。今年の人工池における3月23日の調査では、卵嚢57対、雄成体54匹、雌成体1匹、越冬幼生8匹、亜成体3匹を確認しま…続きを見る
Pedagogical Insights I've Gained through Rearing Salamanders at School
Due to ethical concerns, it is becoming more and more difficult to use wild animals, including wild amphibians,for scientific experiments. This situation encouraged me to develop a reliable method for…続きを見る
オオイタサンショウウオ繁殖前の自宅池
毎年、オオイタサンショウウオの卵発生の観察や繁殖実験に使った後の個体を自宅の人工池に放流していたら、いまでは毎年産卵が観測できるようになった。今年も2月末から3月には産卵されると思うので、観察しやすいように産卵前に人工池の掃除をこの時期に行うことにしている。 …続きを見る
ハマヤクサイエンス研究会の学術発表会で「サイエンス学びラボ賞」受賞
8月24日にハマヤクサイエンス研究会の第3回学術発表会が開催されました。高校生の59件のポスター発表がありました。最優秀賞1件、協力団体各賞3件、優秀賞9件が表彰されました。生徒の科学研究のためのオープン・ラボを提供している山脇有尾類研究所から、指導している広尾学園高等学校の生徒1名が参加ました。絶滅危惧Ⅱ類のオオイタサンショウウオの研究の基礎資料となる発生段階を完成させ、Developmenta…続きを見る
サンショウウオが棲めるビオトープ計画チームが幼生飼育を開始
トウキョウサンショウウオの卵嚢を採取して飼育し、6月に生徒が現地を訪問して放流しましたが。現在、学校内にサンショウウオが生息し、繁殖できるビオトープの造成を目指して、全体の構想を考えている段階です。まず、室内で幼生を成熟個体まで無事に継続して飼育できるようになることを目指して、実験を始めました。一人5匹ずつ担当して、育てています。完全に飼育下で繁殖できる技術を確立することで、繁殖生態の解明が進める…続きを見る
Pedagogical Insights Gained through Rearing Salamanders at School
Due to ethical concerns, it is becoming more and more difficult to use wild animals, including wild amphibians, for scientific experiments. This situation encouraged me to develop a reliable method …続きを見る
日常的な有尾類の飼育を学校教育に取り入れることで見えてきたもの
はじめに  有尾類の研究は、1989 年3 月に勤務していたノートルダム清心学園清心女子高等学校の生物教室に持ち込まれたカスミサンショウウオ(現在のセトウチサンショウウオ)の卵の飼育をきっかけに始まった。それ以降、30 年経過した今でも続いている。  有尾類の飼育は、最初は生物部の活動であったが、今では、科目「科学課題研究」の一部に組み込まれている。それは、2006 年に文部科学省スーパーサイエ…続きを見る
岡山市で「オオきいサンショウオと小さいサンショウウオ」展が開催中
岡山市の人と科学の未来館・サンピアで、春季企画展として「オオきいサンショウオと小さいサンショウウオ」展が4月27日~6月16日の期間、開催されています。 オオサンショウウオの展示 日本の在来種は天然記念物ですが、中国との交雑種は今夏から特定外来生物に指定される「オオサンショウウオ」。サイピアで飼育展示しているのは、中国との交雑種です。 日本の小型サンショウウオの紹介 オオサンショウウオの実物は見た…続きを見る
自宅池で確認したオオイタサンショウウオの卵嚢は57.5対
◆2月23日調査 ・ビオトープ内  卵のう---------19対          オス成体-------13匹 ◆2月29日調査 ・ビオトープ内  卵のう-------7.5対              成体---------53個体           亜成体--------2個体            越冬幼生------6個体   ・外周部(側溝内) 卵のう-----…続きを見る
オオイタサンショウウオが繁殖している自宅池の改修
約20年前の2004年4月9日に畑の一角に、観察実験に使ったサンショウウオを放流する池を造成した。 その後、2012年7月20日に畑の外に成体が逃げるかもしれないと考えて、ブロックで囲う工事を行った。 全部で、サンショウウオが産卵する池7つを設置している。 シートを使った池が20年経過して、水が漏っているので、防水シートを交換した。 …続きを見る
自宅池のサンショウウオ繁殖池が乾燥化
飼育繁殖実験をしたサンショウウオを自宅の人工池に放流して、いつのまにか自然繁殖するようになりました。しかしながら、私が東京に異動して昨年心臓の病気で、1年以上人工池の整備、周辺への水やりができず、乾燥化が進んでしまいました。少しだけ草刈りと水撒きをやってきました。写真(1月30日)は今の現状です。 …続きを見る
オープン・キャンパスで有尾類の研究を紹介
山脇学園中学校高等学校のオープンキャンパスで、有尾類の研究を小学生や保護者に紹介させていただくとともに、餌やり体験をしていただきました。展示したのはオオイタサンショウウオ、アマミシリケンイモリ、オキナワシリケンモリ、アカハライモリの成体。オオイタサンショウウオとイベリアトゲイモリの幼体です。来客に有尾類を身近に感じていただき、その保護に向けての理解が進むことを期待しています。 …続きを見る
自宅で今年もオオイタサンショウウオが産卵 30対
自宅の人工池と側溝にオオイタサンショウウオの卵嚢を30対確認しました。成体も3匹いました。 卵の発生段階は神経胚まで達していなかったので、2月に入って産卵したようです。 …続きを見る
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