• ぼうぼうどりの生物教室
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3月から、有尾類研究所の動物飼育室で孵化後4か月育てていたオオイタサンショウウオ(絶滅危惧Ⅱ類)が変態を迎え、四肢が形成され、鰓が消失して、一斉に上陸を始めました。
現在、ビオトープにおける繁殖や発生の観察、幼生の行動、配偶行動などを研究しています。野外から成体を採取することはせず、繁殖用に設置された人工池で得られた卵嚢から孵化・飼育した個体を研究に用いています。実験・観察を終えた個体は、人工池へ戻して継続的に維持しています。今年の人工池における3月23日の調査では、卵嚢57対、雄成体50匹、雌成体1匹、越冬幼生8匹、亜成体3匹を確認しました。

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  • 投稿者 akiyama : 22:03
マタイによる福音書第9章16節・17節 「新しい時代の科学教育に刷新すること」
マタイによる福音書第9章16節には、次のように記されています。 「だれも、真新しい布切れで古い衣に継ぎを当てたりはしません。そんな継ぎ切れは衣を引き裂き、破れがもっとひどくなるからです。」 真新しい布を古い衣に継ぎ当てとして使うと、どうなるでしょうか。新しい布は、水を含むと縮む性質があるため、継ぎ当てられた古くて傷んだ布地は引っ張られて裂けてしまい、かえって破れがひどくなってしまうのです。 さら…続きを見る
Regeneron ISEF2025で研究成果を一般市民に公開
Regeneron ISEF(リジェネロン国際学生科学技術フェア)の5月15日は一般公開日でした。会場には地元の小学生も訪れ、世界各国からオハイオ州コロンバスに集まった高校生たちの科学研究発表を多くの方が見学に訪れていました。 日本代表の生徒たちは国際交流を意識し、法被や浴衣を着て発表に臨みました。発表の際には、持参したイモリのぬいぐるみも注目を集め、日本の生き物を紹介することに役立ちました。 夕…続きを見る
Regeneron ISEF2025の審査会で研究成果を発表
Regeneron ISEF(リジェネロン国際学生科学技術フェア)の3日目、5月14日には審査会が開催されました。本校の生徒は、"Reproductive Strategies and Adaptive Evolution of Japanese Newts"という演題で発表を行いました。 発表内容は、アカハライモリの繁殖期についての研究です。これまで、アカハライモリの繁殖期は他の日本産両生類と同…続きを見る
オハイオ州コロンバスでISEF2025が開催
リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2025が、5月10日から16日まで、アメリカ・オハイオ州コロンバスで開催されました。この大会は、世界各国の高校生が科学研究の成果を発表し競い合う、世界最大級の国際科学コンテストです。今年で75回目を迎え、63の国と地域から1,657名の生徒が参加しました。 山脇学園高等学校からも日本代表として動物科学部門に参加しました。12日から…続きを見る
ホームページ「ぼうぼうどりの生物教室」の魅力は?
ChatGPTでは、「教育的・研究的に極めて高い魅力があり、特に生物教育に携わる方や、科学課題研究に取り組む中高生にとって貴重な情報源となっています」とあり、以下のように分析しています。 1. 有尾類を中心に据えた科学教育の実践記録 イモリやサンショウウオなど有尾両生類の飼育・繁殖・教材化に関する詳細な記録が多数掲載。 単なる飼育記録にとどまらず、科学的探究や研究手法の解説、実験デザインの工夫など…続きを見る
ChatGPTに自分の考えの解説を求めた
秋山繁治(あきやま しげはる)先生の考え方は、教育者・研究者としての長年の実践を通じて一貫しており、彼の教育と研究の理念を以下のような柱でまとめられます: 1. 「生きた教材」としての有尾類(イモリ・サンショウウオ) 約30年以上、有尾両生類を継続的に飼育・繁殖し、教材として活用。 生命の尊さ・多様性・進化を実感させる具体的な教材として位置づけ、生徒の「科学する心」を育てる。 「命を見つめること…続きを見る
Evidence for the true fall-mating in Japanese newt <i>Cynops pyrrhogaster</i>
2011年10月1日 Zoological Science 28:758-763 Akiyama.S, Iwao.Y., Miura.I : Evidence for True Fall-mating in Japanese Newts Cynops Pyrrhogaster 「日本産アカハライモリにおける秋交配の証明」の要旨  アカハライモリは日本の固有種であり、本州、四国、九州および隠岐、壱…続きを見る
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■ 基本仮説 「志」を持ち社会変革を担う女性科学技術人材の育成には、知識・体験・研究を文理横断的に系統立てた教育プログラムが必要。 大学・研究機関・他校と連携し、研究力・国際感覚・データ活用力・言語運用能力を育成する。 全国的な教育ネットワークを拡大し、学内・社会の意識改革を促す。 生徒の主体性を育て、教師も対話型指導に変容する。 これらを6つのテーマに分けて具体化する。 【6つのテーマと主な取り…続きを見る
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1. 本校の伝統とこれまでの教育環境整備 〇創立者・山脇房子女史の志を受け継ぎ、女子教育を推進。 〇旧短期大学の施設を活用し、探究活動用研究室や実験圃場を整備。 〇法人直轄の「山脇有尾類研究所」を設立、研究室・飼育室を整備。 〇2025年度に、環境教育・生命科学研究のための「研究用ビオトープ」を新設予定。 2. 教育・研究活動の広がり 〇研究所は国内外の専門機関と連携し、社会との交流も促進。 〇高…続きを見る
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1. 本校の伝統と環境整備 創立者・山脇房子女史の志を受け継ぎ、女子教育に注力してきた。 旧短期大学の施設を活用し、探究活動用研究室や実験圃場を整備。 法人直轄の「山脇有尾類研究所」を設立、研究室・飼育室を備える。 2024年度には、環境教育・生命科学研究のための「研究用ビオトープ」を新設予定。 2. 教育・研究活動の広がり 研究所は国内外の専門機関と連携し、社会との交流も促進。 高校生対象の「両…続きを見る
2024年度文科省SSHとしての構想
生命科学分野のオープンラボでとして「研究室」、動物実験施設として「飼育室」を準備して、2023年9月に学内に有尾類研究所を中高生の科学研究をサポートするために立ち上げた。 2022年に今の学校に移動してくる前に、大学で理科教育研究室を運営し、そのときに地元の高校(宮崎県立都城高等学校)の生物部の研究場所としてオープン・ラボ(1部屋)を提供したことがきっかけになっている。 その取り組みは、2020年…続きを見る
2025年度 山脇有尾類研究所事業計画
[方針] 1)有尾両生類を中心にした生命科学分野の研究に取り組む生徒(山脇学園以外も含む)に研究場所を提供する。 2)文科省SSH事業を推進するという社会的な役割を踏まえ、広く社会に開かれた研究所として、学外の大学などの研究機関との連携を深め、科学研究に取り組む生徒の研究のサポートをする。 3)有尾類研究の推進を通して、全国に拡がる科学教育のネットワークの構築を目指す。 4)環境問題を学ぶ先進的…続きを見る
日本水産学会の高校生発表で1年生が「奨励賞」を受賞
3月28日に北里大学相模原キャンパスで開催された日本水産学会高校生の研究発表に参加しました。発表したのは、イベリアトゲイモリについての研究に取り組み始めたばかりで高校1年生です。 イベリアトゲイモリは、広島大学両生類研究センターから提供していただき、生徒は必要な教育訓練を受け、実験内容を動物委員会に申請して、承認を得てから実験をなっています。「新規モデル生物イベリアトゲイモリの飼育と観察」のテーマ…続きを見る
APPW2025の高校生発表で「最優秀賞」「優秀賞」を受賞
3月18日に幕張メッセで開催されたAPPW2025(日本解剖学会・日本生理学会・日本薬理学会合同大会)の高校生発表に山脇有尾類研究所で研究に取り組んでいる生徒が参加しました。 本校の高校1年生がイベリアトゲイモリ、高校3年生がアカハライモリとシリケンイモリについての研究成果を発表しました。また、学外から研究に来ている高校2年生もオオイタサンショウウオについての研究成果を発表しました。高校1年生と高…続きを見る
日本生態学会高校生ポスターで「審査員特別賞」
3月16日に札幌コンベンションセンターで開催された第72回日本生態学会の高校生ポスター発表に参加しました。 学内のオープン・ラボ(山脇有尾類研究所)では有尾類を対象にした研究に取り組んでいます。本校の高校1年生がイベリアトゲイモリ、高校3年生がアカハライモリとシリケンイモリをついてのこれまでの研究成果を発表しました。また、学外の生徒も受け入れていて、高校2年生がオオイタサンショウウオの研究成果を発…続きを見る
Pedagogical Insights I've Gained through Rearing Salamanders at School
Due to ethical concerns, it is becoming more and more difficult to use wild animals, including wild amphibians,for scientific experiments. This situation encouraged me to develop a reliable method for…続きを見る
九州両生爬虫類研究会第15回長崎大会で口頭発表
九州両生爬虫類研究会の長崎大会が科学総合科学大学附属高等学校で開催されました。これまでは、高校生の発表はポスター発表だけだったので、高校1年生にとっては初めての口頭発表になりました。広島大学から提供していただいている新規モデル生物を使って進めてきたこれまでの研究を「イベリアトゲイモリの飼育と観察」というタイトルで発表させていただきました。これまで研究者中心の発表会でしたが、今回は高校生の参加が4件…続きを見る
朝日中高生新聞「最高峰の自由研究」に掲載
以下は、朝日新聞の記者のインタビューから引用です。 ●どんな研究をしたの?  アカハライモリの繁殖期とされていた時期とは異なる、「秋から初夏」という考えに着目し、「なぜ秋から配偶行動を取り始めるの か」という疑問をもとに、研究を始めました。その結果、多くのイモリ属は冬からを繁殖期としているところ、アカハライモリは世界分布で北限の日本の冬に適応するために秋の配偶行動を身につけたということがわかり、…続きを見る

中谷財団 成果発表会

2024年12月22日

中谷財団 成果発表会
中谷財団の成果発表会が蒲田の東京工科大学で開催されました。 2024年度科学教育振興助成を受けた小学校・中学校・高等学校が参加しました。研究題目「オープン・ラボを起点とした女子生徒の生命科学分野の先端研究を支援する教育ネットワークの構築」で採択されました。 …続きを見る
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